写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るカザンラクの中心地にあるバラ博物館は2016年にリニューアルオープンしたばかりの新しい施設。日差しがたっぷり入るように設計された館内は大きな窓ガラスに覆われ、開放感たっぷり。
建物の中心部分はバラの庭になっており、1年を通してさまざまな品種のバラが咲き誇っています。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るピンクや赤、白など色鮮やかなバラが咲き誇っていますが、博物館内にあるのは主に観賞用のバラです。バラは観賞用と香油用の2種類があり、観賞用はさまざまな色があり、花びらが大きく見応えがあるのに対して、香油用は薄いピンク色で一つずつが小ぶり。
5〜6月頃は香油用も咲いている場合があるので、バラ博物館の庭でバラの芳醇な香りを堪能してみてください。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るバラ博物館内には、バラの花びらからローズオイルを抽出する製造過程や実際に使用された農機具、また、ブルガリアのローズオイルの歴史がわかるパネルも展示されています。
バラの原産国といえば中国が有名ですが、実際にブルガリアにバラの種を運んできたのはトルコ人。1600年代には、ブルガリアはすでに世界でも屈指のローズオイル生産国になっていた記録などもあり、見応えある内容となっています。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るバラ博物館の人気展示物は1947年以来使用されていないにも関わらず、ダマスクローズの芳醇な香りを現在も嗅ぐことができるローズオイルの桶。
実際に樽に近づいてみると、ダマスクローズの香りがふんわり。あまりのよい香りに樽から離れられなくなるほどです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る200年前に製造されたローズオイルも展示されています。昔、ローズオイル1kgは金1kgよりも高価なものだったと言われ、金のオイルとも呼ばれたローズオイル。
その輝きは何百年たっても変わりません。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るバラ博物館入り口の売店では、パンフレットやバラを使用した化粧品、リキュール、もちろん天然のローズオイルも販売しています。
お試しで飲んでもらいたいのが、ローズウォーター。味自体は普通のミネラルウォーターよりちょっと甘い感じがするくらいですが、ボトルキャップを開けたときの香りはローズそのもの。香りを楽しむローズウォーターは旅の疲れを癒してくれますよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るカザンラクから車で30分ほどいった山間にある小さな村「スコべレヴォ」にはバラの蒸留所があります。
大きな樽がずらりと並ぶ蒸留所は圧巻!ほんのりと香るローズの香りに癒されます。4トン樽の中には500kgものバラの花びら、そして2トンの水を入れ174度のスチームをかけます。ブルガリアは上質なダマスクローズを育てるのに適した土壌と山からの豊富な天然水があることで、上質なローズオイルを作りだしています。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るそして、ブルガリア人は無類の酒好き。ワインをおいしく作る蒸留技術があったことで、その技術をローズオイルの抽出にも生かし、上質なローズオイルを作り出すことに成功しました。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る広大な敷地の奥にはバラの化粧品やお茶、ハチミツなどといったバラのお土産が買える売店もあります。
ローズジャムやローズハニーの濃厚さはバラ蒸留所の売店が一押し!ちょっと重たくなりますが、ぜひお土産に買って帰ってください。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るバラの蒸留所で絶対に外せないお土産が「ローズオイル」。高級フレグランスにも使われているローズオイルを試せるチャンスです!
ほんのちょっとの量でも1000円以上しますが、一滴こめかみに垂らして、目の疲れをとったり、腕の付け根に垂らしてリラックスしたり、精製水に入れて手作りローズ化粧水を作ったりとさまざまな用途に使えてとっても便利!
ブルガリアではダマスクローズは外せません!カザンラクに行ったら、ぜひともバラ博物館とバラ蒸留所に足を運んでみてください。歴史に興味がなくても、お土産を買いに行ったり、開放的な空間でちょっとお茶をしたりするのにも最適です。
バラの効能や化粧品の種類などは下記リンクの「世界一の香りと品質!ブルガリア・ダマスクローズコスメはお土産に最適!」に詳しく解説してあります。
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(2024/3/19更新)
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