写真:肥後 球磨門
地図を見る佐賀県嬉野温泉の温泉街は長崎自動車道 嬉野ICから5分ほどで到着します。温泉街から嬉野川を渡り、少しはなれた高台に建つのがハミルトン宇礼志野です。
建物は温泉街に多い和風の建物ではなく、明治から昭和にかけての洋風邸宅のような外観で、昔ながらの温泉宿とはとても思えない雰囲気があります。
写真:肥後 球磨門
地図を見るホテル名の「ハミルトン」は18世紀から19世紀にかけて“世紀の美女”と謳われた、英国のレディーハミルトンの名に由来し「宇礼志野」は13世紀の書物『蒙古合戦勲功記』に記された古称を使用しています。「宇礼志野」の文字を使用した背景にはホテルの原点に還るという願いが込められているそうで、それが作家の柏井壽が厳選した『日本百名宿』の一つに選ばれた理由の一つなのではないでしょうか。
重厚な観音開きの玄関ドアやネームプレートにはどこか大正浪漫を感じさせる雰囲気があって、これから始まるハミルトン宇礼志野の滞在に期待が高まります。
写真:肥後 球磨門
地図を見るホテルに一歩足を踏み入れると、洋風邸宅の応接間のように配された家具調度と暖炉の炎に目を奪われ、ほっと出来る最初のおもてなしです。
チェックインカウンターはロビーの奥にあり、一組一組カウンター前の椅子に座って宿泊手続きが行なわれます。
写真:肥後 球磨門
地図を見るホテル入館後すぐにチェックインをするのではなく、まずは応接間のようなゆったりとしたソファーに座って、イタリア産のスパークリングワインをいただきます。シックなロビー空間の雰囲気と相まって非日常の世界と引き込まれていくように感じます。
写真:肥後 球磨門
地図を見るウェルカムドリンクをいただくテーブルの向こう側には暖炉。冬期は暖かい炎が心身を癒してくれます。暖炉の両側は1000冊を超える蔵書が揃えられた作り付けの書棚になっていて、自由に持ち出して部屋で読むことができます。お気に入りの一冊を手にとってゆったりしたホテルライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見る客室はスイートルーム3室、和室10室を含む全38室があり、今回紹介するのはデラックスツインのお部屋です。
部屋は48.8平米でベッドは最上の眠りを提供してくれるシモンズ社製のものが採用されています。
写真:肥後 球磨門
地図を見る調度品は飛騨高山に特注した家具で、テーブルランプは有田の焼き物を使った珍しい一品が採用されています。洋風の部屋でありながら和のテイストをふんだんに取り入れた安らぎと居心地の良さを提供してくれます。
写真:肥後 球磨門
地図を見る広々とした落ち着きのある空間、そして座り心地のいいソファ。この癒される空間で、部屋に用意された嬉野茶をいただきながらロビーで手に取った本を片手にゆったりした時間を過ごしてはいかがでしょうか。
また客室には全室Wi-Fiが整備されていて通信速度も速くストレスなく使用できます。
写真:肥後 球磨門
地図を見る嬉野温泉は日本三大美肌の湯と謳われ女性にとっては魅力的な温泉ではないでしょうか?
ハミルトン宇礼志野でも美肌の湯を堪能できます。さらにハミルトン宇礼志野では、9種類の銘柄から選べるシャンプーバーも用意され女性に優しい宿になっています。
また浴場は、男湯は内湯のみですが女湯は内風呂と露天風呂があり、女性を優先しています。
写真:肥後 球磨門
地図を見る男女湯とは別にホテルの庭園内に露天風呂があります。内湯入り口の反対側にある扉を開け下駄に履き替えて露天風呂に向かいます。下駄に履き替えて露天風呂に向かう玉砂利が敷かれた小道も風情があります。
写真:肥後 球磨門
地図を見るこちらの露天風呂は14時から24時まで男性用、6時から12時30分までが女性用となる交代制で、早朝に露天風呂に入りたい男性にとっては少し残念ですが、そこは女性に優しいハミルトン宇礼志野なので女性に譲りましょう。
ハミルトン宇礼志野の宿泊客はホテルから徒歩2〜3分にある グループホテル「ホテル華翠苑」の9階屋上にある「空中露天風呂(男湯、女湯両方有)」が無料で利用できます。
こちらの露天風呂は見晴らしも良く広いので早朝に露天風呂を利用したい男性はこちらを利用してはいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見る温泉地の宿といえば湯上りに浴衣かけで食事するイメージですが、ここはちょっとお洒落をして本格的なイタリアンをいただいてはいかがでしょうか。
夕食は天井の高い開放的なホテル内のレストラン「トレ・コローネ」で。地元食材を使用し地産地消をこころがけた目も舌も喜ぶ美味しい本格的イタリアンです。
海の幸や山の幸を贅沢に使ったイタリアンはきっと満足すると思います。
写真:肥後 球磨門
地図を見る特に全国的に有名な佐賀牛のA5等級のヒレ肉は味わい深く、霜降りだけど余分な脂の味がしない風味豊かな美味しい肉です。佐賀を代表するおススメのお肉です。
写真:肥後 球磨門
地図を見る朝食も「トレ・コローネ」でいただきます。朝食も地産地消を心がけた料理が提供され、特に近くの「ヨコオ牧場」で作られるというヨーグルトが絶品です。一口食べれば市販のものとの違いが分かるおススメの逸品です。
朝食の食材の彩りを浮かびあがらせ料理を引き立ているのが波佐見焼の器です。ホテルから車を利用し20分ほどで波佐見焼の里に行けるので実際に波佐見焼を手にとってみてはいかがでしょうか。
温泉街から少しはなれた丘に建つ落ち着いた洋館のハミルトン宇礼志野。静かな環境で至福の時間を過ごせ、ホテルのテーマである“郷愁″になるほどと納得できるおススメのホテルです。
ライブラリーの本を部屋に持ちこんで読書。美肌の湯でのんびりと過ごす。極上の素材を使用したイタリアン。どれをとっても身も心も癒されます。
嬉野温泉「ハミルトン宇礼志野」で贅沢な時間を過ごしてみませんか?
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(2024/4/23更新)
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