サンライズもサンセットも!エアーズロックはレンタカーがお勧め

サンライズもサンセットも!エアーズロックはレンタカーがお勧め

更新日:2019/11/02 11:04

やま かづのプロフィール写真 やま かづ 機内食&マンゴーにはうるさいトラベルライター
オーストラリアのシンボルで世界最大級の一枚岩エアーズロック、そして36個の奇岩が集まったオルガ岩群、これらはウルル・カタジュタ国立公園に指定されています。また、先住民族アボリジニの文化と伝統が色濃く残ることから、ユネスコに自然・文化の複合遺産としても登録されました。
そんな国立公園を楽しむならレンタカーが一番!あのエアーズロックのサンライズもサンセットも、ベストタイミングで臨むことができます。

早朝から日没まで!エアーズロックは行動範囲が広がるレンタカーで

早朝から日没まで!エアーズロックは行動範囲が広がるレンタカーで

提供元:オーストラリア政府観光局

http://www.australia.com/ja-jp

世界で2番目に大きな一枚岩のエアーズロック(ウルル)、そして36個の奇岩が集まったオルガ岩群(カタジュタ)、これらはウルル・カタジュタ国立公園内にあり、オーストラリア政府によって大切に管理されています。

観光のベースとなるのが隣接する「エアーズロック・リゾート」ですが、エアーズロックへは約20キロ、オルガ岩群へはは約50キロと離れているため、一般的にはツアーに参加することになります。
しかし、ツアーは便利である反面、時間に制約があるため、思いどおりに公園内を移動できないのが最大の難点です。

早朝から日没まで!エアーズロックは行動範囲が広がるレンタカーで

写真:やま かづ

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そのため、頼りになるのがレンタカーで、エアーズロック空港での貸し出し・返却が可能です。
海外でレンタカーを運転するのが初めての方なら、ちょっと不安になるかもしれません。しかし、ウルル・カタジュタ国立公園内の道路はきれいに舗装され、交通量も少ないので心配ありません。また、日本と同じ右ハンドル左側通行、さらにレンタカーの大半が日本車ということもあり、まさしく日本人にとってはレンタカー天国なんです。

サンライズもサンセットも!いろいろな顔を見せるエアーズロック

サンライズもサンセットも!いろいろな顔を見せるエアーズロック

提供元:オーストラリア政府観光局

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赤土の荒野になべをかぶせたような形のエアーズロック、周囲は約9.5キロ、地上からの高さは約530メートル、オーストラリアのシンボルであると同時に、原住民アボリジニにとっては非常に重要な聖地とされています。そのため、現在ではその名称も正式に「ウルル」に変更されています。

そんなエアーズロックは、1日のうち何度でも、時間や天候によって岩肌を変化させます。その様子がとりわけ顕著になるサンライズとサンセットのタイミングを見逃したくないなら、レンタカーの出番です。

日の出においては、大きな岩肌が、暗闇から太陽の光を浴びて徐々に姿をあらわします。分刻みに赤みを帯びていくその姿はドラマチックです。
また、日の入りでは、太陽が西に傾き始めるころから、岩肌もそれに呼応するように赤みを帯び始めます。そして、日の光が届かなくなるその瞬間、大きな岩が燃え上がるように浮かび上がり、その後は徐々に闇の中に消えていきます。ただし、本当に燃え上がるように赤くなるのは、微妙な気象条件が整ったときだけですから、念のため。

エアーズロック、あなたはそれでも登りますか?

エアーズロック、あなたはそれでも登りますか?

写真:やま かづ

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せっかくエアーズロックに行くんだから、ぜひとも登りたい!そんな観光客が世界各国からやってきます。
しかし、エアーズロックは先住民族アボリジニの聖地で、古代から大切にしてきた場所です。オーストラリア政府としても「登れるけれども、登ってほしくない」、そんなスタンスで観光客を迎え入れています。だから、いざエアーズロックに登ろうと思っても、なかなかすんなりとは登ることができません。

エアーズロック、あなたはそれでも登りますか?

写真:やま かづ

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エアーズロック登山には、さまざまな制約があります。
12月から1月の夏季、日中の気温が高くなると予想されるとき、山頂の風が強くなると予想されるとき、そしてアボリジニの文化的儀式があるときなどは終日登山が禁止されます。
したがって、やる気満々で登山口に到着した旅行者が、登山禁止の立て看板を見て肩を落としている姿を見かけます。

(注)2019年10月26日以降、エアーズロックへの登山は永遠に禁止されました。

エアーズロック、あなたはそれでも登りますか?

提供元:オーストラリア政府観光局

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しかし、登山するだけがエアーズロックを楽しむ方法ではありません。エアーズロック周辺にはさまざまなウォーキングトレイルが整備されており、30分程度のショートウォークから、5時間程度かけて1周するベースウォークまであります。
わざわざ登らなくても、歩くことでエアーズロックを十分に感じることができるんです。

アボリジニ文化を知ると、エアーズロックがさらに楽しめる!

アボリジニ文化を知ると、エアーズロックがさらに楽しめる!

写真:やま かづ

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エアーズロックを楽しむ前にぜひ訪れていただきたいのが「ウルル・カタジュタ カルチュラルセンター(Ululu Kata Tjuta Cultural Centre)」です。ここでは、この地域に昔から住んでいるアボリジニの文化や生活様式をパネルやビデオを使って紹介しています。

この施設を訪れると、ただ単なるオーストラリアのシンボルとしてしか捉えていなかったエアーズロックの存在が、あなたの中できっと変わるはずです。そういう意味でも、エアーズロック観光の前にぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

レンタカーならオルガ岩群にも思いのまま!

レンタカーならオルガ岩群にも思いのまま!

提供元:オーストラリア政府観光局

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レンタカーを借りたなら、当然オルガ岩群(カタジュタ)にも足を延ばしたいところです。エアーズロックからは、約50キロ、45分のドライブです。

マウントオルガを初めとする36個の奇岩からなるオルガ岩群は、アボリジニ名ではカタジュタと呼ばれています。何とこのオルガ岩群、地中ではエアーズロックとつながっていると言われていますので、この岩の全体像を想像することができません。

また、オルガ岩群には、渓谷内を歩くことができるトレイルがあります。1つは片道約2キロのワルパ渓谷、もう一つは1周約7キロの風の谷です。トレイルによって駐車場が違うのでご注意ください。

さあ、レンタカーでウルル・カタジュタ公園を楽しもう!

エアーズロックの空港には幾つかのレンタカー会社があります。事前にウェブサイトで車種や予算を確認して、予約しておくほうが手続上スムーズです。

また、エアーズロック・リゾート及びウルル・カタジュタ公園をレンタカーで走行することについて制約はありませんが、事故防止のため、夜間にアリススプリングスなどへ遠出することを許可していないレンタカー会社もあります。エアーズロックならではのレンタル規約が定められている場合がありますので、借りる際に確認が必要です。

では、レンタカーを使ったエアーズロック観光、安全に気をつけて存分に楽しんでください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/01/03−2017/01/05 訪問

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