春がき〜たテキサスに来た!米ヒューストン花の観光名所7選

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春がき〜たテキサスに来た!米ヒューストン花の観光名所7選

春がき〜たテキサスに来た!米ヒューストン花の観光名所7選

更新日:2017/01/25 17:59

ザーカー 久美子のプロフィール写真 ザーカー 久美子 ライター、歌人

日本の春を象徴する花といえば桜ですが、アメリカ南部テキサス州の春のシンボルといえば「ブルーボネット」。ロイヤルブルーの群生が見られるようになると春の訪れを感じます。

今回は、テキサス州最大都市・ヒューストンの花の観光名所を7ヶ所ご紹介します。ブルーボネットの群生地や空港近くの美しい植物園、ダウンタウン地区の花園まで余すところなくご案内。花とワインの芳香に酔いしれつつ春を身体全体で味わいましょう!

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テキサスに春を告げる州花「ブルーボネット」

テキサスに春を告げる州花「ブルーボネット」

写真:ザーカー 久美子

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藤の花が逆立ちしたような外見から「昇り藤」とも呼ばれるルピナス。テキサスの春を象徴する青いルピナス「ブルーボネット (Bluebonnet) 」は、今から100年以上前に州花に指定されました。珍しいことに、テキサスに咲く5種類すべてが「州花」として認められています。

毎春、3月中旬ぐらいにヒューストン (Houston) の様々な場所に咲くブルーボネット。せっかくなら花畑が見たいですよね。中心街の北にあるバス釣りのメッカ「コンロー湖 (Lake Conroe) 」からヒューストニアン(ヒューストン市民)が愛してやまない「ブルーベル・アイスクリーム (Blue Bell Ice Cream) 」工場のあるブレナム (Brenham) 周辺の道路わきに、ロイヤルブルーの群生が見られます。緻密に編まれた青い絨毯のような花畑。忘れられない光景が目の前に広がります。

群生地とあわせてワイナリー巡りはいかがですか?コンロー湖、ブレナムを含むヒューストン北西地域には「テキサス・ブルーボネット・ワイントレイル (Texas Bluebonnet Wine Trail) 」と称されるルートがあり、家族経営の小さなワイナリーを巡ることができます。各ワイナリーでは、試飲はもちろん、見学ツアーやライブ演奏、季節ごとのイベントなど盛りだくさん。レストランが併設されたワイナリーでは、美味しい食事とともに香り高いワインを味わうことも◎。花も団子も楽しみたい方はぜひどうぞ。とはいえ、飲酒運転は禁止ですよ。

空港近くの花の楽園「マーサ―森林公園&植物園」

空港近くの花の楽園「マーサ―森林公園&植物園」

写真:ザーカー 久美子

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ヒューストンの国際空港「ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港 (George Bush Intercontinental Airport) 」の北側に位置する「マーサ―森林公園&植物園 (Mercer Arboretum & Botanic Gardens) 」は、季節の花に彩られた美しい植物園とトレイルコースの充実した森林公園です。

川沿いにあるこちらの植物園は、1949年からこの地に暮らし始めたマーサー (Mercer) 夫妻の家でした。熱心な園芸家であった妻テルマ (Thelma) は、およそ東京ドーム半分の土地を“楽園”にするため、自生していたハナミズキやサンザシに加え、椿やイチョウ、アザレアや蘭などを植えました。洪水や干ばつに見舞われながらも約24年間かけて素晴らしい庭園を作りあげました。

夫の定年を機にこの地を離れることになった彼女は、庭園が宅地開発で無くなることを残念に思い、郡の行政機関に公共の庭園として利用するよう提案しました。郡が管理するようになってから植物園は拡張され倍の広さに。現在では、トロピカルガーデン (Tropical Garden) やロックガーデン (Rock Garden) 」、24種類の貴重な植物のある「絶滅危惧種&固有種ガーデン (Endangered Species and Native Plant Gardens) 」など多種多様で色鮮やかな13の庭園を鑑賞できます。もちろん、彼女の“楽園”は「メモリアルガーデン (Memorial Garden) 」として保存されていますよ。

川沿いの森は森林公園として整備され、紅葉のトンネルやお地蔵さんのような根がポコポコ生えるヌマスギの湿地などトレッキングが楽しめる場所として、年間25万人が訪れます。お花好きには必ず訪れていただきたい楽園です。

※入園無料

「ローレン庭園」で9・11を忘れない

「ローレン庭園」で9・11を忘れない

写真:ザーカー 久美子

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ヒューストンの中心街「ダウンタウン地区 (Downtown) 」の北、19世紀の面影を残す「マーケットスクエア公園 (Market Square Park) 」内にある「ローレン庭園 (Lauren’s Garden) 」は、ビル街に季節を知らせる美しい花園です。

この庭園は、2001年にアメリカで起きた同時多発テロ事件においてユナイテッド航空93便に搭乗していたヒューストン出身のローレン・キャットゥジー・グランドコラス (Lauren Catuzzi Grandcolas) を追悼して作られました。季節を通して庭園を彩る黄色のバラ「四十英雄 (Forty Heroes) 」は、彼女と同乗し犠牲となった40名を偲んで名づけられたバラで、訪れる人々にフルーティーな香りを届けています。

園内には3つの壁で囲まれた噴水があります。これらの壁は、飛行機の墜落したワシントンDC、ニューヨーク、ペンシルベニアを表現しており、命を落とした人の数の石が壁に埋められています。 

※入園無料

「マクガヴァン・センテニアル庭園」はビル街の美オアシス!

「マクガヴァン・センテニアル庭園」はビル街の美オアシス!

写真:ザーカー 久美子

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ダウンタウン地区の南にある「ハーマン公園 (Hermann Park) 」は、ヒューストンで1番人気の博物館「ヒューストン自然科学博物館 (Houston Museum of Natural Science) 」や動物園、野外音楽堂、ゴルフ場を有する広大な都市のオアシスです。

2014年、100周年を迎えた公園に新しく誕生したのが「マクガヴァン・センテニアル庭園 (McGovern Centennial Gardens) 」。バラのトンネルが愛らしいローズガーデン (Rose Garden) や650ものアザレアの咲き乱れる「樹木園 (Woodland Garden) 」など8つの庭園がわたしたちに安らぎを与えてくれます。そして、庭園のシンボルといえば「ザ・マウント (The Mount) 」。高さ9mほどの“山 (Mount) ”の頂からは滝が流れ落ち、スパイラル状の山道を登れば鍵穴型の庭園を見渡すことができます。

こちらの庭園のほか、ハーマン公園には世界的な造園家・中島健がデザインし、今年2017年に25周年を迎える「日本庭園 (Japanese Garden) 」もあります。アメリカで鑑賞できる日本の風景をぜひ散策してみてくださいね。

※入園無料

南国のピラミッド!?「ムーディーガーデン」

南国のピラミッド!?「ムーディーガーデン」

写真:ザーカー 久美子

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中心街から南へ、メキシコ湾沿いの町・ガルベストン (Galveston) にある「ムーディーガーデン (Moody Gardens) 」は、ホテルとゴルフ場を併設したテーマパークです。

こちらのシンボルといえばガラスの巨大ピラミッド!8000を超える海洋生物の暮らす国内屈指の水族館「アクアリウムピラミッド (Aquarium Pyramid) 」と、リサイクルの金属で作られた原寸大の恐竜の住む「ディスカバリーピラミッド (Discovery Pyramid) 」、そして熱帯雨林の動植物園「レインフォレストピラミッド (Rainforest Pyramid) 」の3基のピラミッドがヤシの揺れる海辺にそびえ立ちます。

10階建てに相当する「レインフォレストピラミッド」。世界各地2000種を超えるエキゾチックな植物でうっそうとしたジャングルには、絶滅危惧種に指定されている白髪の猿・ワタボウシタマリンや金色のカエル・パナマゴールデンフロッグなど珍しい生物が暮らしており、身近に観察できます。大きな「バタフライテント」内には美しい蝶々も◎。

夏にはガルベストン唯一の白砂のビーチとプールが、冬にはスケート場がオープン。潮風香るテーマパークで南国の雰囲気をたっぷり味わってくださいね。

パトロンの美しい邸宅を訪ねよう!

ダウンタウン地区にあるアメリカ国内でも有数の規模を誇る「ヒューストン美術館 (The Museum of Fine Arts, Houston) 」。その2つの別館が中心街を流れるバッファロー川 (Buffalo Bayou) 沿いにあります。

「バイユーベンド・コレクション&ガーデン (Bayou Bend Collection and Gardens) 」は、慈善活動家で美術品収集家のアイマ・ホッグ (Ima Hogg) の邸宅で、彼女の収集した17世紀中頃〜19世紀後半のアメリカの絵画や彫刻など2500を超える作品が公開されています。 彼女の愛した8つの庭園は、テキサス州で初めての有機栽培の庭園です。アザレアの咲き誇る園内には、小川のように穏やかな時間が流れています。

川を挟んで南東にある「リエンツィ (Rienzi) 」は、慈善活動家で美術のパトロンだったマスターソン (Masterson) 夫妻の邸宅で、館内には17世紀〜19世紀半ばのヨーロッパの絵画や磁器が展示されています。小さいながらも美しく整備された庭園は、入園無料で散策できます。

いかがでしたか?ヒューストンの花の観光スポット7ヶ所をめぐって、素晴らしい花の色香を堪能してくださいね☆

〈一旅一首〉
マフラーに隠されていた幼子のおくれ毛が春風と戯れる


掲載内容は執筆時点のものです。

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