パタヤでタイと中国が楽しめる!ビッグブッダと三聖山

パタヤでタイと中国が楽しめる!ビッグブッダと三聖山

更新日:2018/10/10 17:08

その美しさと賑わいで有名なタイ「パタヤビーチ」ですが少し足をのばせば、タイらしさと、タイ国内の中華系の影響が感じられるとてもユニークな場所「三聖山」があります。

タイで孔子?そこは黄金のビッグ・ブッダがあるタイ寺院に隣接しているので、移動の手間がありません。その出来栄えは中国国内を旅している程しっかりしており、ある意味、タイと中国を同時に観光したお得な気分になれるかも!

南パタヤのビッグ・ブッダ

南パタヤのビッグ・ブッダ
地図を見る

南パタヤのビッグ・ブッダは輝くばかりの黄金。パタヤビーチから近く、その一帯はラマ9世公園となっていますが、ここは「ワット・プラ・ヤイ(Wat Phra Yai)」や「ワット・カオ・プラヤイ(Wat Khao Pra Yai)」と呼ばれるタイ式の寺院となります。無料の駐車場から長い石段をのぼり巨大な仏陀へ。

石段の手前にはナーガと呼ばれる蛇。これはインドの蛇神で、タイの寺院の多くの場所で見ることが出来ます。蛇なのですが見方によっては龍に見えることも。これはインドのコブラのイメージなのですが、コブラがいない中国において、龍と翻訳された影響があるのではという指摘もあります。石段の上まで続く胴体は大迫力!

南パタヤのビッグ・ブッダ
地図を見る

ビッグブッダの名の通り、大きな仏陀の座像が正面にあり、手を合わせる人が続々と訪れてきます。仏陀の背後には仏足跡もあり足の大きさを示していますので、背後にも回ってみましょう。また、高台であることから見晴らしも良いのです。

様々な仏像

様々な仏像
地図を見る

ビッグ・ブッダ近くには様々な像がありますが、その一つが日本の七福神「布袋尊」に見える像。布袋はもともと中国に実在した仏僧で、もとの名は「釈契此(しゃくかいし)」ですが、七福神では笑門来福、夫婦円満、子宝の神となっています。その大きなお腹に触れて御利益を頂こうという人が次々と訪れます。ここはタイのパワースポットと言えます。

様々な仏像
地図を見る

また、悟りを開く前の「ゴーダマ・シッダールタ」の苦行する姿を見ることも出来ます。

孔子杏壇で孔子と関羽

孔子杏壇で孔子と関羽
地図を見る

ビッグ・ブッダに隣接してあるのが「三聖山」です。寺院の手前の駐車場付近で入場は無料。三聖山の目印を左に進むとすぐに「孔子杏壇」と書かれた場所となります。

杏壇の意味は「学問所」ということになりますが、この敷地では孔子だけではなく様々なことが紹介されていて、ある意味、中国の代表的な歴史の紹介所とも言える場所。

孔子杏壇で孔子と関羽
地図を見る

敷地内は歩いて一周する作りになっていますが、道教の神々を祀る廟の中で目に着く三国志「三顧の礼」の場面。諸葛亮孔明を三顧の礼で迎えようとする劉備玄徳ですが、「名も知らぬ若造が」と納得していない張飛翼徳の場面が見事に描かれています。

孔子杏壇で孔子と関羽
地図を見る

そのまま進むと三仙宮へ。ここは福禄寿です。福禄寿は日本でも七福神としてお馴染ですが、もともとは道教の神で、福星、禄星、寿星の三仙からなる三体の神として祀られていることもあります。

孔子と関羽

孔子と関羽

七福神の原型とされる八仙や西遊記の像を同じように右手に見ながら進むと、一番奥に孔子の像があります。孔子はタイでの認知度は高くありませんが、このような場所があることそのものが中国大陸を旅しているような錯覚に陥るかも。ここでは孔子の功績が書かれ、いかに重要な功績を残したことが分かるようになっています。

孔子と関羽
地図を見る

そのまま左に円を描くように進んで行くと関帝廟へ。

孔子と関羽
地図を見る

三国志で有名な関羽雲長ですが、その忠義の姿、清廉潔白さで、やがては神として崇められるようになります。横浜の中華街にある関帝廟は有名ですが、華僑の人たちが商売繁盛のため、関羽のように真面目に、正直に商売をしていればやがて繁栄が訪れるとして関羽を神とし、関帝廟を様々な場所に作って行ったのです。

銃まで撃てるパタヤは周辺観光も面白い

タイ観光は寺院が多くなりますが、他にも楽しみ方がたくさんあります。ここパタヤはビーチが有名ですので、その美しさは外せません。他にもタイ観光で外せないナイトマーケット、大迫力のワニショー、更にユニークなところでは、銃で実弾を試してみることも!

詳細は下記の関連MEMOにリンクがありますので、ぜひご覧ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/30−2017/01/01 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -