全部無料観光?八丈島一周ドライブのよくばりモデルコース

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全部無料観光?八丈島一周ドライブのよくばりモデルコース

全部無料観光?八丈島一周ドライブのよくばりモデルコース

更新日:2017/03/10 15:56

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 子連れ温泉ガイド、キッザニア×キッザニア管理者

伊豆諸島の八丈島は山手線の内側と同じくらいの面積を持ち、レンタカーで1時間半もあれば一周できてしまいます。でもそれはわき目もふらずに走った場合のこと。ゆっくり景色の良い展望台や観光名所に寄りながらドライブするなら半日から1日コース。こちらでは八丈島観光に便利な無料スポット満載のモデルコースをご紹介!渡島予定が無くても写真を見て行きたくなって下さい!

ドライブ最初の目的は八丈島のきょん!

写真:泉 よしか

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八丈島をざっくり紹介しますと、この島は黒潮の海に囲まれた亜熱帯植物の生い茂る東京の離島で、八丈富士と三原山という二つの山が作り上げた瓢箪型をしています。ここではその瓢箪型の島を8の字を描くようにドライブしながら、絶景ポイントや外せない観光名所などを順番にご案内します。最後にコースと所要時間をまとめておきますので、八丈島観光にぜひお役立てください。

ドライブに出発してまず目につくのは空港周辺の椰子の街路樹。ビローロードと名付けられたこの道は南国ムード満点です。空港から近い八形山には3月後半から4月初めにかけてフリージアも満開に!

写真:泉 よしか

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八丈島で最初に行きたい観光スポットはこちら、都立八丈植物公園。珍しい植物・野鳥に会える森や温室を備え、22ヘクタールの広さがありながら、入場料は無料、ビジターセンターはこれから出発する八丈島観光の情報収集にもお役立ち。夏期には光るキノコの展示も。

今回は最初の目的地に設定しましたが、覚えておきたいポイントとして、ここは空港からも近いので実は帰りがけに時間調整を兼ねて立ち寄るにも便利。
そしてこの八丈植物公園で絶対に見逃してはならないもの、それは「きょん」です!

写真:泉 よしか

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「がきデカ」というマンガを知っている人なら「八丈島のきょん」は忘れられないフレーズ。きょんは小型のシカの仲間。実は八丈島にはもともと野生のきょんはいないのですが、こちらの八丈植物公園で飼育されています。

写真では判らないと思いますが、実物はそのちっちゃさがめちゃくちゃ可愛い!鹿なのに大型の猫ぐらいのサイズに見えちゃいます!

快適な八丈富士の山麓一周ドライブ

写真:泉 よしか

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八丈植物公園を出たら島の北西にそびえる八丈富士の外周をドライブしましょう。八丈富士はその名の通り富士山型をした火山。この八丈富士の外周道路は片側に海を臨む快適な道ですが、三原山側と比べるとあっという間に通り過ぎてしまうかもしれません。

もし時間があれば、八丈富士の中腹を一周する鉢巻道路も回ってみてください。一周5.6キロで沖合に浮かぶ八丈小島(写真)が見えるポイントも。

八丈富士は1時間程度で登ることもできます。八丈富士登山に関しては、文末の関連MEMOを参考にしてください。

写真:泉 よしか

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八丈富士山麓の北端には永郷展望台があります。ここからは八丈小島と大越鼻灯台を見ることができますが、うっかりすると通り過ぎてしまうので注意してください。大賀郷と三根の境を示す道路標識が目印です。大越園地休憩舎と書かれた建物のある駐車場をご利用下さい。

写真:泉 よしか

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永郷展望台の向かいにあるアロエ園(大越園地)も八丈島の見所の一つです。キダチアロエの花期は12月から2月にかけて。展望台の眺めとセットでどうぞ。

八丈富士外周道路の東側はずっと八丈小島が見え隠れしています。道が海から離れてきたあたりに、グリーンポスト、空間舎といった八丈島らしい雰囲気のカフェがあります。一休みするにもいいですね。

絶景展望台から滝の裏を歩くネイチャースポットまで

写真:泉 よしか

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八丈富士を一周して中央の坂下に戻ってきました。今度は時計回りに三原山の山麓を回ってみましょう。こちらの方が地形も複雑で時間が掛かります。この先はしばらくお店なども無いので、腹ごしらえは坂下で済ませておいた方がいいかもしれません。

三原山の北西麓の登龍(のぼりょう)峠前後の道は登龍道路と呼ばれ急坂、急カーブ多し!注意して走ってください。民家はありません。携帯・スマホの電波も届きません。ただ、その道の途中に八丈島でも1、2を争う景観の「登龍峠展望台」があります。

この展望台からは奥に八丈小島、中央に八丈富士、そして八丈富士の手前に底土港が見えます。快晴時には遠く三宅島や御蔵島も見えることも!

写真:泉 よしか

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峠の九十九折も過ぎると末吉地区に入ります。ここにはみはらしの湯という絶景露天風呂がありますので良かったら寄ってみてください(みはらしの湯は有料)。八丈島の温泉に関しては、文末の関連MEMOを参考にしてください。

また末吉には名月鑑賞で知られる「名古の展望台」もあります。月夜でなくともその眺めは絶品。紺碧の海と蒲鉾型の小岩戸ヶ鼻、眼下に洞輪沢の小さな漁港、そして遠く白い八丈島灯台の姿も。

写真:泉 よしか

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海ばかりでなく、森の景色もいかがですか?三原山の南麓には裏見ヶ滝という景勝地があります。小さな滝ですが、裏側を歩けます。駐車場から徒歩5〜6分。ただし階段や滑りやすい道が続くので歩きやすい靴で行ってくださいね。
近くの裏見ヶ滝温泉という水着で入る無料混浴露天風呂もお勧めです。

ドライブ途中で八丈島の地熱発電や伝統的建築物を学ぶ

写真:泉 よしか

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三原山南麓は温泉が豊富、地熱を利用した発電所もあります。地熱発電所に隣接するえこ・あぐりまーとでは温室を見学したりカフェでパッションフルーツジュースを飲んだりできますよ。ここは地熱利用農産物直売所で、隣には無料で体験しながら学べる八丈地熱館もあります。

写真:泉 よしか

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三原山南麓の中之郷から樫立を行く間にも、藍ヶ江の足湯きらめきや乙千代ヶ浜展望台など景色の良い場所が沢山ありますが、忘れてはならないのは大坂(おおざか)トンネルを抜けてすぐの大坂展望台。ここからは八丈小島、八丈富士、八重根港などが臨め、絶景地としては登龍展望台と双璧です。

特に夏は八丈小島に夕日が沈むこともあり、夕日スポットとしてもお勧め。ただし残念なことに冬はトンネル側の山に早々に日が落ちてしまいます。

写真:泉 よしか

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三原山の外周も回り終えて坂下に戻ってきました。ここでは「ふるさと村」に寄ってみましょう。ふるさと村では八丈島の伝統的な住居を移築保存して公開しています。球形の石を積み上げた玉石垣や茅葺で高床式の建物を見学することができ、こちらも入場無料。閑所と呼ばれた昔のトイレも必見です。

火山の痕跡を残す八丈島の海岸と夕日スポット

写真:泉 よしか

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ドライブの最後にご紹介するのは坂下南部の海沿いに伸びるはまゆうロード沿いの展望スポットです。まずはヤケンヶ浜。見えるのは八丈小島や八重根港、晴れた日には青ヶ島まで。また風のある日なら黒々とした溶岩にざんぶざんぶと白波が砕け散る迫力の景観が楽しめるでしょう!

写真:泉 よしか

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そして八重根からさらに西へ車を進めると、南原千畳敷のある南原千畳岩海岸に着きます。八丈島一周ドライブのラストにご紹介したいのが、ここからの夕日です。

南原千畳敷は八丈富士が噴火した際に流れ出た溶岩が、層をなして凝固し千畳溶岸となったもので、明るいうちに散策すれば、どろどろとした溶岩がそのまま固まった奇観を楽しむことも。

大坂展望台と異なり、ここではオールシーズン、夕日が堪能できます。夏は八丈小島に、冬は水平線に落ちる太陽は、こんなにも鮮やかで大きかったのかときっと驚かされることでしょう。

八丈島レンタカードライブのススメと島内観光所要時間まとめ

八丈島観光にはなんといってもレンタカーが便利です。レンタカー業者はほとんどが八丈島内(あるいは伊豆諸島内)で展開する地元の業者でレンタル料金も都市部と比較して安価です。

また、本文でご紹介した各スポットの車での移動時間・体験時間の目安についてもまとめておきますので参考にしてください。なお、みはらしの湯入浴料及び飲食に要する料金を除いて全て無料スポットとなっております。

八丈島空港 ―5分― 八丈植物公園(20〜60分) ―20分― (八丈富士登山をするなら(120〜180分)) 永郷展望台/アロエ園(5〜10分) ―40分― 登龍峠展望台 ―25分― みはらしの湯(30分) ―10分― 名古の展望台 ―20分― 裏見ヶ滝(15〜20分)/裏見ヶ滝温泉(30分) ―10分― えこ・あぐりまーと/八丈地熱館(両方で30分) ―25分― 大坂展望台 ―10分― ふるさと村(5〜10分) ―10分― ヤケンヶ浜 ―5分― 南原千畳敷

どうぞ思い出に残る八丈島の旅を!

掲載内容は執筆時点のものです。

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