写真:木村 優光
地図を見るまずは京急日ノ出町駅から徒歩すぐのビューポイントの紹介です。駅前から横断歩道を渡ると大岡川を跨ぐ「長者橋」がありますので、そこから南側を見てみましょう。すると視界がひらけた川上の様子と、川沿いにびっしり植えられた桜の木!誰もが立ち止まって見てしまうほど、美しい光景が広がっています。
夜間になれば、これら桜の木が提灯により適度な光量でライトアップされるため、春の妖精が川沿いに並んでいるかのよう!風がないときは、それらが川の水面に反射し、もう一つの世界が出来上がります。
写真:木村 優光
地図を見るお次は京急黄金町駅方面へ「大岡川」沿いを歩いてみましょう。川沿いにはたくさんの桜の木が植えられていて、提灯により適度な光量でライトアップされた姿は、なんとも怪しく艶やかで、横浜の夜空を背景にとても美しく輝きます。
黄金町駅側の「旭橋」から「大岡川」沿いに咲く桜の木のライトアップを眺めることができますので、ぜひとも足を運んでみましょう。「大岡川」沿いには京急の電車も走っているため、夜桜ライトアップに横浜の夜空を切り裂く銀河鉄道のよう!
写真を撮る場合であれば、「旭橋」の上から横浜中心部方面に向いて長時間露光で撮ってみましょう。京急の電車が通過すると写真のように左端に光跡となって現れます。そして、背後にはみなとみらいの象徴ともいえるランドマークタワーが聳えます。
写真:木村 優光
地図を見る風が一切ない夜ですと、大岡川の水面が波打ちしませんので、ミラー効果により周囲の風景が反転して見えることがあります。光量もほぼ2倍になりますので、感動度合も多くなることでしょう。
特に写真のように川面だけを映した場合、もう一つの世界が存在するかのようで、眺めていて不思議な感覚になります。横浜中心部のビル群がシンメトリーになって現れる様子は素晴らしいの一言に尽きます。
そして高層ビル群の中で一躍目立つものとしては、横浜ランドマークタワー!大岡川の水面に逆さで写る姿は非常に美しく、しばし見とれてしまうことも!しかし時折吹く風により、ランドマークタワーの残像が崩れる様子も面白いですよ。
写真:木村 優光
地図を見る「大岡川」がJR根岸線と交差する手前付近には、横浜の昭和の顔ともいえる「都橋商店街」があります。上空から見ると大岡川に沿って弧を描くかのような形をした建物が目印で、商店街と言えどもこの建物に入居している店はスナックばかり!
そんな「都橋商店街」の建物と桜のコラボレーションを楽しむことができるポイントがあります。大岡川にかかる「宮川橋」の少し東側から西を見ると手前の桜の枝と絡めて、「都橋商店街」の建物が上手いことコラボレーションできます。
夜桜ライトアップの時間帯は「都橋商店街」のスナック街にネオンが灯り、横浜でもレトロで風情溢れる風景となります。この様子は平成以前でも見ることができたため、昭和の時代のまま変わることない風景として、今後見ておくことをオススメします。
大岡川は横浜市南区を源流とし、中区の横浜港へ注ぐ河川ですが、上流側は住宅街から構成された街並み、そして南太田を過ぎると下町色の濃い街並みとなります。したがって、横浜周辺でレトロな風景を見ることができる貴重なエリアでもあります。桜観賞だけでなく、下町風の横浜観光もオススメ!
特に黄金町や井土ヶ谷の間に位置する横浜橋商店街は、今となっては珍しいにぎわいのあるアーケード型商店街で、酉の市でにぎわう金毘羅神社もお隣に位置します。見どころは満載です!
なお、「大岡川」の桜の見頃はその年の気候などにもよりますが、3月下旬〜4月上旬付近です。
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(2024/4/26更新)
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