写真:Yui Imai
地図を見る烏来温泉郷へのアクセスは、MRT新店駅から849のバスに乗っていく方法がわかりやすくておすすめです。新店駅のバス停に到着すると烏来へ向かう人たちで列ができています。一緒に並んでバスを待ちましょう。MRT新店駅からはバスで約30分、終点で下車すれば烏来温泉郷に到着します。
烏来に到着したらまず「烏来遊客中心(烏来ビジターセンター)」で日本語のパンフレットを入手しましょう。案内の方もフレンドリーなので、言葉の壁をおそれずいろいろ質問してみると良いでしょう。
そして実は、烏来ビジターセンターの横では無料で足湯ができます!入り口のすぐ横にある足湯エリアでは、すでに足湯を楽しんでおられる方が何人かいらっしゃいます。
着いてすぐに温泉を楽しめちゃうなんてうれしいですよね。足湯に浸かる前は、まず近くの水道で足を洗ってから入るのがマナーです。ゆったりと足湯に浸かっていると、疲れがじんわりと癒されていくのを感じます。
写真:Yui Imai
地図を見る烏来遊客中心のすぐ横からはじまる「烏来老街(古い街並み)」では、ショッピングや食べ歩き、博物館見学が楽しめます。小さな通りではありますが、烏来ならではの魅力的なお店がたくさん並んでいます。
例えば、原住民にとって冠婚葬祭に欠かせない大切なお酒である小米酒(アワ酒)や、色鮮やかな工芸品などはお土産にもぴったり。温泉卵やイノシシ肉のソーセージなど、食べ歩きにぴったりのB級グルメもたくさん販売されています。
烏来の原住民の方はとてもフレンドリーな方が多いので、気になるものを見つけたらお店の人に質問しながらどんどん試してみましょう。日本人だとわかると片言の日本語を使いながら一生懸命商品の説明をしてくれることもよくあります。こういった現地の方とのふれあいも旅行の楽しみの一つと言えるかもしれませんね。
中には台風の影響で営業が厳しくなってしまったお店もありますが、多くは台風にも負けず元気に営業中です。
写真:Yui Imai
地図を見る烏来には古くからタイヤル族の方々が生活しているため、ここではタイヤル族の文化にも触れることができます。烏来老街の途中にある「烏来タイヤル族民族博物館」は無料で見学することができるのでぜひ寄ってみましょう。
建物は三階建てでそれぞれの階ごとに展示物があり、原住民の歴史や文化、生活風習等について学ぶことができます。
写真:Yui Imai
地図を見る新北市の最南端に位置する烏来は、まわりが山に囲まれているため四季を通じて美しい景色を眺めることができます。桜の開花時期には日本に咲く桜とは少し異なる、ピンクのかわいらしい桜が花を咲かせます。
また、烏来を代表する美しい景色として滝を眺めることができます。水量の多い烏来の滝は間近で見ると大迫力ですよ!
写真:Yui Imai
地図を見る残念なのは滝まで向かうのに人気だった烏来台車(トロッコ)が台風で破壊されてしまい、現在は営業を停止してしまっているということ。そのため、滝まで行きたい場合はタクシーに乗るか歩きで行くことになります。
以前トロッコ乗り場があった場所から滝まで歩くと、約30分ほどかかります。でも、自然の中でちょっとしたハイキングだと思えば長い道のりだって楽しくなるのではないでしょうか。
台風で多くの被害を受けた烏来温泉郷ですが、台北にはない魅力的な観光スポットがたくさんあります。何よりも、地元のタイヤル族の方たちが復興に向けて頑張っている様子を見ると応援したくなります。
台北からも約1時間でアクセス可能なので、台湾に訪れる際にはぜひ烏来にも足を運んでみてくださいね。
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(2024/4/25更新)
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