東洋のアマルフィ!?神奈川県真鶴町「真鶴半島」は必訪の景勝

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東洋のアマルフィ!?神奈川県真鶴町「真鶴半島」は必訪の景勝

東洋のアマルフィ!?神奈川県真鶴町「真鶴半島」は必訪の景勝

更新日:2017/01/20 18:31

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨 散策記サイト制作者

神奈川県の南西端近くに位置する真鶴町。その南東側を占めるのが「真鶴半島」です。半島突端の真鶴岬からは大海原の景観を望むことができます。岬の先には「三ツ石」と呼ばれる岩礁が浮かび、景勝地として広く知られています。真鶴漁港の様子も風情に富み、丘の斜面に建ち並ぶ家々の景観も印象的です。「東洋のアマルフィ」との形容もある真鶴の風景をご紹介しましょう。

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真鶴岬から見る絶景の大海原

真鶴岬から見る絶景の大海原

写真:沢原 馨

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真鶴半島の突端は真鶴岬。「ケープ真鶴」という休憩施設が建ち、その周辺は展望所として整備されています。展望所は標高約50メートル、眼前に大海原が広がり、爽快な眺望が楽しめます。水平線には大島や初島、式根島などの島影が浮かび、空気が澄んでいれば三浦半島や、遠く房総半島のシルエットも見ることができるのです。まさに絶景です。

展望所の隅には幕末に築かれた「台場跡」が残されています。幕府の異国船打払令に応じて小田原藩が築いた砲台の跡なのです。こうした遺構から遠い歴史に思いを馳せるのも一興です。

真鶴岬から見る絶景の大海原

写真:沢原 馨

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ところで、この真鶴岬と三浦半島突端に浮かぶ城ヶ島とを結んだラインが「相模湾」と「相模灘」との境界線であることをご存じでしょうか。このラインから北側を「相模湾」、南側を「相模灘」と呼ぶのです。展望所に立てば、左手は相模湾、右手は相模灘。覚えておいて、一緒に行った人に教えてあげましょう。

岬の先に浮かぶ景勝「三ツ石」は必見!

岬の先に浮かぶ景勝「三ツ石」は必見!

写真:沢原 馨

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真鶴岬の磯辺の先には「三ツ石」と呼ばれる島が浮かんでいます。正式には「笠島」というのですが、三つの岩礁が連なる姿から「三ツ石」の名で知られています。よく見ると、岩礁の上に小さな鳥居が見えます。昔から「霊域」として信仰の対象だったのでしょう。

岬の先に浮かぶ景勝「三ツ石」は必見!

写真:沢原 馨

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「三ツ石」は、朝方にはシルエットになって海に浮かび、午後には陽光を照り返して輝きます。美しい景観です。展望所から眺める姿も美しいのですが、磯辺に降りて眺めてみるとまた表情が変わって違った味わいです。「三ツ石」の見せる景観を存分に堪能しておきましょう。

この「三ツ石」、普段は岬の沖に浮かぶ島の様相ですが、大きく潮が退くと「三ツ石」へ続く磯辺が波の上に現れ、地続きとなって歩いて渡ることもできるのです。大潮の頃、引き潮の時刻を狙って訪れれば、「三ツ石」へ歩いて渡る体験ができますよ。

磯辺の遊歩道を辿って番場浦海岸へ

磯辺の遊歩道を辿って番場浦海岸へ

写真:沢原 馨

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展望所の下の磯辺から、海岸に設けられた遊歩道を辿って岬の南側へと回り込んで行くことができます。遊歩道から磯辺に降りて、潮溜まりの中を覗いてみるのも楽しいですよ。この辺りは釣りやシュノーケリングを楽しむ人たちも多く訪れます。その姿も行楽地の風情を感じさせてくれますね。

磯辺の遊歩道を辿って番場浦海岸へ

写真:沢原 馨

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遊歩道を辿って行くと、浜辺を抱えた小さな入り江に行き着きます。「番場浦海岸」と呼ばれる海岸です。小さな礫浜と樹林の茂った半島の丘とが風趣に富んだ風景を織り成しています。南へ延びる伊豆半島の海岸線も見えています。美しい景観の浜辺です。のんびりと海を眺めて過ごすのもいいものですよ。

真鶴漁港の風情と海の幸を味わおう!

真鶴漁港の風情と海の幸を味わおう!

写真:沢原 馨

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真鶴岬を堪能したら、真鶴漁港へと場所を移して散策を楽しみましょう。真鶴漁港は昭和9年に築港工事が行われ、ほぼ現在の形になったようです。漁業の拠点としても「小松石」の積み出し港としても真鶴の町を支えてきた港です。

真鶴漁港の風情と海の幸を味わおう!

写真:沢原 馨

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岸壁に繋がれた漁船の姿や、漁具の手入れをする人たちの様子、漁港沿いの古びた建物、ときおり漁港を出入りする漁船の姿などが味わい深い景観を織り成しています。活気がありつつ少し鄙びた印象の、港町の風情が旅情を誘います。潮の匂いを感じながら、ゆったりとした気分で散策を楽しみたいものです。

漁港沿いには新鮮な海の幸を楽しめるお店が点在しています。散策の後はゆっくりと食事を楽しむのがお勧めです。ただ、行楽シーズンの休日などには、どのお店もとても混み合います。時間に余裕を持って予定を立てることをお勧めします。

斜面に家々が建ち並ぶ景観はどこかに似てる?

斜面に家々が建ち並ぶ景観はどこかに似てる?

写真:沢原 馨

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漁港周辺を歩きながら陸側を振り返れば、丘から海岸へと降りる斜面にひしめくように建ち並ぶ家々の景観を見ることができます。何となく地中海沿岸の港町の、斜面に家々が建ち並ぶ風景に似ている気がしないでもありません。

実は、真鶴は「東洋のアマルフィ」と形容されることがあるのです。地形や気候、風土、町の構造などの点で、イタリアのアマルフィとの共通点が少なくないのだそうですが、真鶴の風景がアマルフィを彷彿とさせるものかどうかは、実際に訪ねてみて確かめて欲しいと思います。

斜面に家々が建ち並ぶ景観はどこかに似てる?

写真:沢原 馨

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真鶴の町、漁港から眺めるだけでなく、家々の間を抜ける道を辿って散策してみると、より楽しめます。斜面に築かれた町ならではの景観が興味深く、町歩きの好きな人にはとても魅力的です。気の向くままに路地を抜け、旅先の町の風情を存分に楽しみましょう。

宿泊してのんびりと楽しみたい、風光明媚な真鶴町

海と山と町並みとが美しい景色を織り成す真鶴半島。岬から眺める大海原の景観、海岸での磯遊び、港町と漁港の風情など、海辺の町ならではの魅力に溢れています。ここで紹介できなかった美しい景色が他にもたくさんあるのですが、それはご自分で訪ねて見つけてくださいね。

東京から日帰りできる距離ですが、宿泊してのんびりと楽しむのもお勧めです。宿泊して、夕闇の迫る港町の風景や、朝日の昇る「三ツ石」の景観を楽しむのも素敵ですね。真鶴町、風雅な名に恥じない美しいところです。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/09/21 訪問

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