北海道小樽市へ観光に来たなら絶対に外せないのが小樽運河!ここで記念の一枚を撮らないことには、小樽観光へ来たとは言えません。どの季節のどの時間帯に来ても、運河が描く緩やかなカーブと運河に沿って建ち並ぶ石造りの倉庫群、そして鏡のように運河に写る倉庫群の陰は美しく、小樽の代表的なフォトスポットとなっています。
冬の季節は大きな氷柱が倉庫群にでき、夏とは違った雰囲気を味わうことができます。1月末までは「小樽ゆき物語」、2月上旬は「雪あかりの路」など、冬のイベントも目白押し!なお、これらのイベントはライトアップされた運河や小樽の街並みを楽しむものですから、夜の訪問が必須です。
もちろん、冬のイベント時以外でも小樽運河の倉庫群のライトアップは行われていて、とってもロマンチックです。特におすすめしたいのが日没後の夜7時以降の時間帯。有名観光地だけあって日中は団体客を含めた観光客でにぎわっていますが、夜は意外にも人は少なめなのが小樽の特徴。思う存分、写真撮影や風景の鑑賞に没頭することができますよ!
小樽を代表する洋菓子店と言えば全国的にも有名な「小樽洋菓子舗ルタオ」です。ルタオの本店は小樽観光の中心である堺町通・メルヘン交差点に位置し、美しい形状の塔が目印です。過去には小樽市の都市景観賞も受賞しており、ノスタルジックな街並みにマッチした洋風建築となっています。
「ルタオ」という店名を小樽を逆から読んだものと思っている方も多いと思いますが、実はそうではありません。「親愛なる小樽の塔」という意味の フランス語「La Tour Amitie Otaru」の頭文字にをとったもので、今ではルタオ本店は街のシンボル的な存在になっています。
小樽市の指定文化財にもなっている「日本銀行旧小樽支店金融資料館」は、東京駅を設計したことでも知られる辰野金吾とその弟子たちによってデザインされました。当時、北のウォール街とも呼ばれたこの通りは現在も日銀通りと呼ばれ、日本銀行旧小樽支店以外にも歴史と過去の繁栄を垣間見ることができる重厚な洋風建築が建ち並ぶビュースポットです。
日銀通りの周辺の建造物は二階建て以上の大きなものが多く、車道にも面しているため写真におさめるには工夫が必要です。全景を綺麗に撮影するなら、車道を挟んで反対側から撮影するのがポイント。ただし、日中は交通量も多く走行している自動車が写りこんでしまいます。
そこでお勧めなのが、夜の時間帯。夜になると走る車もまばらで撮影するにもストレスがありません。電線は夜の闇に溶け込むため写真の出来上がりを見ても気にならず、完成度の高い写真を撮影することができます。美しいライトアップも見ることができて写真も撮りやすい夜にぜひ最高の一枚をカメラに収めてください!
美しいライトアップを存分に楽しんだら、やっぱり食べたくなるのが地元グルメ!地元の人も多く訪れ「花銀」との愛称で親しまれているグルメスポットが「小樽花園銀座通り」です。かつては小樽の中心街として栄えていた場所で、老舗の和菓子や洋菓子店などの本店があるエリアとなっています。営業年数が長い店が多いためオシャレと言うよりは昭和レトロな空気のお店が多いですが、それも小樽の街の雰囲気にピッタリです。
古くからこの場所で営業している老舗が多い花園銀座通り。焼肉店や寿司店、喫茶店にラーメン・中華など飲食店が多く立ち並んでおり、それぞれのお店の前を通れば美味しそうな匂いに誘惑されること間違いなしです。「北とうがらし」というジンギスカンを提供するお店や小樽産の魚介類が食べられる寿司店もあり、北海道らしい地元フードを満喫することができます。
小樽に来たらやっぱり食べたくなるのがお寿司!それなら「小樽寿司屋通り」を訪問してみてはいかがでしょうか。小樽市内には数えきれないほど多くの寿司店があり一説には100店以上とか!その中でも老舗寿司店が軒を連ねる全長約200メートルの小樽寿司屋通りは、寿司店の激戦区です。
職人さんと会話を楽しみにながら握りずしを食べるのも楽しいですね。また、北海道らしくダイナミックな海鮮丼もお勧めです。小樽では海鮮丼を「生ちらし」と呼び、多くの寿司店で提供しているので、鮮度の高い小樽の魚介を豪快に食べたいという人にはお勧めですよ!
北海道小樽市へ観光に来たら、日中はもちろん夜も見所が盛り沢山です。ライトアップされた歴史的建造物はとってもロマンチックで、昼間とはまた違ったノスタルジックな雰囲気が漂います。人気観光地にも関わらず、観光客も日中よりは少な目で、ゆっくりと散策できるのも嬉しいポイント。
また、小樽花園銀座通りと寿司屋通りは老舗の寿司店や飲食店が建ち並ぶグルメスポット。二つの通りは隣接しているので、ぜひお店を梯子して食べ歩きを楽しみながら夜の小樽を満喫しましょう。一日ではまわりきれないほど魅力の詰まった北海道小樽市。一年中楽しめる日本を代表する観光地へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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