1dayタイムトリップ!世界遺産「アユタヤ」必訪の観光スポット5選

1dayタイムトリップ!世界遺産「アユタヤ」必訪の観光スポット5選

更新日:2020/05/26 17:01

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター、台湾愛好ライター
かつて王朝が置かれ、国際都市として栄華を誇った古都「アユタヤ」。
遺跡群が残る地域一帯が世界遺産に登録されており、現地のタイ人のみならず外国人観光客も多く訪れる人気の観光地となっています。首都バンコクからバス・電車で2時間もあれば行くことができ、日帰り観光におすすめのスポットですよ。
そこで今回は、アユタヤ観光で絶対に訪れたい“必訪の観光スポット”を5つご紹介します。

アユタヤのシンボル的存在がある! 「ワット・プラ・マハタート」

アユタヤのシンボル的存在がある! 「ワット・プラ・マハタート」

写真:大宮 つる

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1つ目の必訪スポットは、14世紀を代表する重要な仏教寺院の遺跡「ワット・プラ・マハタート(Wat Phra Mahthat)」。

この遺跡の最も人気のある場所……見る者を不思議な感覚へといざなう、菩提樹に取り込まれた仏の頭です。長い年月をかけてこのような状態へとなったとのこと。アユタヤのシンボル的存在で、多くの観光客を魅了し続けています。

写真を撮る際は、仏の頭より自分の頭を低くしてしゃがんで撮るのがマナーとなっていますので、ご注意くださいね。

アユタヤのシンボル的存在がある! 「ワット・プラ・マハタート」

写真:大宮 つる

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菩提樹に取り込まれた仏頭以外にも見どころはたくさん。仏頭のすぐそばに、あるのがこちら。

真ん中に、目を閉じ座禅を組む仏さまがご鎮座しています。そのサイドには頭がなかったり、体の一部が欠損していたりする仏さまたちが痛々しくもそのままご鎮座。というのも、アユタヤはビルマ軍の侵攻によって破壊され、18世紀に滅亡するという悲しい歴史を持っている地なのです。こちらは、それを物語っている遺跡の一つ。

アユタヤのシンボル的存在がある! 「ワット・プラ・マハタート」

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建設当時は、敷地の中央に44メートルの高さの黄金の仏塔がそびえていたと伝えられています。現在は、破壊された壁、仏塔などが残るのみですが、広大な敷地にこれだけのものを建設できたと思うと、アユタヤ王朝の栄華、強い影響力が伺い知れますね。

立ち並ぶ3基の仏塔が有名! 「ワット・プラシーサンペット」

立ち並ぶ3基の仏塔が有名! 「ワット・プラシーサンペット」

写真:大宮 つる

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2つ目の必訪スポットは、「ワット・プラシーサンペット(Wat Phra Sri Sanphet)」です。ワット・プラ・マハタートから車で5分の距離にあります。アユタヤ王朝の初代ウートーン王が、最初の王宮を建設した地として知られています。

アユタヤ王朝の王3名の遺骨が納められた“3基の仏塔”がとくに有名。青い空、立ち並ぶ3基の塔……の景観を写真に収めてみてください。

立ち並ぶ3基の仏塔が有名! 「ワット・プラシーサンペット」

写真:大宮 つる

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こちらの遺跡もまた、18世紀にビルマ軍に侵攻されました。そのため、仏塔以外はこのような建物の瓦礫が残っている状況です。

立ち並ぶ3基の仏塔が有名! 「ワット・プラシーサンペット」

写真:大宮 つる

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1991年にアユタヤの遺跡を含む地域が世界遺産(文化遺産)登録されました。ワット・プラシーサンペットもそのうちの一つです。

なんといっても、その“世界遺産”に気軽に登れ、思い出の写真を撮れるのも大きな魅力といえるでしょう。こちらは3基の仏塔の一つですが、保護されるべき存在の仏塔に登れ、写真も撮れてしまうなんて、ある意味すごいですよね? タイならではの寛容さ、なのでしょうか。

ワット・プラシーサンペットから徒歩数分の距離にある「アユタヤ・エレファント・キャンプ」

ワット・プラシーサンペットから徒歩数分の距離にある「アユタヤ・エレファント・キャンプ」

写真:大宮 つる

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ワット・プラシーサンペットを見学したら、次に訪れたいのは、「アユタヤ・エレファント・キャンプ(Wangchang Lae Phanait)」。徒歩6分で行けます。

こちらのエレファントキャンプは、遺跡を観賞しながらゾウ乗り体験できるのが特徴。大人気のスポットです。コースがいくつかあり、それにより値段が変わってきます。1人15分400バーツ(=1200円)〜。なお、ゾウ使いの方に写真撮影を頼むのはNGです。

ワット・プラシーサンペットから徒歩数分の距離にある「アユタヤ・エレファント・キャンプ」

写真:大宮 つる

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気温の高いなか、歩き回っていると喉も乾いてくることでしょう。アユタヤ・エレファント・キャンプの近くに、「ホワイト・エレファント・コーヒー(White Elephant Coffee)」があります。飲み物片手に、ゾウを眺めたり、公園を歩いてみたりされてみてはいかがですか?

※タイにおいて、“白象”は神聖視されている存在です。

金箔をはって徳を積もう! 「ワット・ローカヤスター」

金箔をはって徳を積もう! 「ワット・ローカヤスター」

写真:大宮 つる

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4つ目の必訪スポットは、「ワット・ローカヤスター(Wat Lokayasytharam)」。アユタヤ・エレファント・キャンプから車で7分の距離にあります。

こちらのスポットは、ご覧のとおり、巨大な涅槃仏がご鎮座。全長28メートル、高さは5メートルもの巨大さ加減です。微笑んでいるように見えると言われていますので、まずは仏さまのお顔をじっくりご覧になってみてください。

なお、この涅槃仏は1956年に復元されたものとなります。

金箔をはって徳を積もう! 「ワット・ローカヤスター」

写真:大宮 つる

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巨大な涅槃仏の手前に、金箔を貼られた小さな涅槃仏が。タイでは“金箔を貼ることで徳を積める”という信仰があります。

敷地内でお供え物セット(お花、ロウソク、線香、金箔)が販売されています。お供え物セットを購入し、仏さまに金箔を貼ってみてはいかがですか。自分が“良くなりたい”ところを、仏さまに金箔を貼るとご利益がいただけるそうです(例、頭が良くなりたかったら、頭。金運を上げたかったら、手など)。

金箔をはって徳を積もう! 「ワット・ローカヤスター」

写真:大宮 つる

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涅槃仏の足の裏には宇宙観を示す文様などが描かれていると言われますが、「この仏さまの足裏はどうかな?」と見てみると……。自然に描かれたような? イメージで宇宙観を感じ取ってみてください。

アユタヤを象徴する仏教寺院の遺跡! 「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」

アユタヤを象徴する仏教寺院の遺跡! 「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」

写真:大宮 つる

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5つ目の必訪スポットは、「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」です。ワット・ローカヤスターから車で12分の距離にあります。ワット・ヤイ・チャイ・モンコンはアユタヤを象徴する仏教寺院として知られ、外国人観光客も多い人気のスポットとなっています。

こちらは、“戦勝記念の塔”と親しまれている塔。ビルマの支配からの解放を祝って建設されたものだとか。こちらの塔もまた、登ることができます。

アユタヤを象徴する仏教寺院の遺跡! 「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」

写真:大宮 つる

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戦勝記念の塔の正面を眺めたり、登ったりしたら、次は裏側に行ってみてください。裏側には、白い色がまぶしい仏さま、仏さまに拝んでいる人々の像があります。現地のタイ人が熱心に拝んでいる姿を見ると、ご利益が篤い仏さまなのではないかと思われます。

アユタヤを象徴する仏教寺院の遺跡! 「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」

写真:大宮 つる

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ワット・ヤイ・チャイ・モンコンには、白色の涅槃仏もご鎮座しています。こちらの涅槃仏の特徴としては、仏さまの足の裏にコインを貼りつけようと奮闘している人がたくさんいるということ。貼りつけられると、願い事が叶うと言われているパワースポットです。機会があれば、チャレンジしてみて!

古都&世界遺産のアユタヤで、1dayタイムトリップ!

以上、アユタヤ必訪の観光スポットを5つご紹介しましたが、いかがでしたか?

アユタヤには本文中で紹介したもののほかにも数多くの遺跡があります。時間の許す限り、色々なスポットを巡ってみてくださいね。アユタヤではレンタサイクルを借りることができます。なお、タイ観光が初めての方は、アユタヤ行きのツアーを利用するのもおすすめです。

古都&世界遺産のアユタヤで、1dayタイムトリップを満喫してくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/01/02 訪問

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