無料で東京を一望!「文京シビックセンター」は富士山×新宿副都心が美しい

無料で東京を一望!「文京シビックセンター」は富士山×新宿副都心が美しい

更新日:2017/01/24 17:59

手塚 大貴のプロフィール写真 手塚 大貴 バックパッカー旅の提案人、スポーツ観戦トラベラー
東京に展望スポットは数あれど、どこも有料だから気軽に訪れにくい・・・という人は多いのでは?そんな人にオススメなのが、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』にも掲載されている「文京シビックセンター」。その25階にある展望ラウンジは、なんと無料公開されているのです!
新宿副都心の向こうに富士山が見える風景は、まさに日本を象徴する美しさ。夕暮れから夜、輝きを増していく東京の街並みも一見の価値ありです。

東京ドームの近くに聳え立つ「文京シビックセンター」

東京ドームの近くに聳え立つ「文京シビックセンター」

写真:手塚 大貴

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東京ドームの目と鼻の先に聳え立つ「文京シビックセンター」は、地下4階、地上27階建てのビル。1999年、文京公会堂の跡地に完成しました。
東京ドームを訪れたことがある人なら、このビルの特徴的な構造に見覚えがある人も多いのではないでしょうか。設計を担当したのは、銀座三愛ビルや竹橋のパレスサイドビルでも知られる林昌二氏が所属していた日建設計。思わず立ち止まって見上げてしまうような、独創性溢れるデザインのビルとなっています。

「文京シビックセンター」には文京区役所本庁舎が入居しているほか、音響の良さに定評のある文京シビックホールも。そしてビル上部、半円形に張り出した空間にあるのが展望ラウンジ。地下鉄と直結している地下2階や、ビル1階から高速エレベーターに乗って行くことができます!

ミシュランにも掲載!“無料”で楽しめる展望ラウンジ

ミシュランにも掲載!“無料”で楽しめる展望ラウンジ

写真:手塚 大貴

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「文京シビックセンター」の25階、地上約105mの高さにある展望ラウンジ。その魅力はなんといっても、東京を一望する絶景を“無料”で楽しめるところ。都内の有名展望スポットの多くが有料の中、この展望ラウンジは無料で公開されているのです!

実はここ、外国人観光客に人気のガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』にも掲載。しかし他の展望スポットに比べると穴場のため、比較的ゆったりと展望を楽しむことができます。

ミシュランにも掲載!“無料”で楽しめる展望ラウンジ

写真:手塚 大貴

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展望ラウンジを訪れて気付くのが、窓に傾斜があること。これは夜景をより美しく見せるため、室内光が反射しないように配慮したもの。また眼下の風景も見やすく、交差点を車や人が行き交う様子を真上から俯瞰することもできます。

まさに大パノラマ!変化し続ける都市・東京を一望

まさに大パノラマ!変化し続ける都市・東京を一望

写真:手塚 大貴

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展望ラウンジからは、西・北・東側の風景を一望。新宿副都心や池袋、上野、秋葉原など、東京のど真ん中にいることを実感する大パノラマを満喫できます!

西側の窓の眼下に見えるのは、小石川後楽園とわずかに東京ドームの白い屋根。小石川後楽園は、夏は鮮やかな緑、秋は色付いた紅葉と、四季折々の彩りで目を楽しませてくれます。

まさに大パノラマ!変化し続ける都市・東京を一望

写真:手塚 大貴

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東側の窓の眼下には、東京ドームシティアトラクションズ。ゆっくりと回る観覧車やその中心を高速でくぐり抜けるジェットコースターのほか、すぐ近くの地上を東京メトロ丸ノ内線の列車が走っていて、常に動き続ける都市・東京を象徴するような見応えある風景が広がります。

まさに大パノラマ!変化し続ける都市・東京を一望

写真:手塚 大貴

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そして忘れてはならないのが、東側の窓から眺める東京スカイツリーの雄姿!見渡す限り建ち並ぶどのビルよりも遥かに高く聳えるその姿は、近未来の世界を彷彿とさせるような魅力的な風景です。

これぞ日本の美!富士山×新宿副都心のコントラスト

これぞ日本の美!富士山×新宿副都心のコントラスト

写真:手塚 大貴

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展望ラウンジからの眺望の中でも最も感嘆させられるのが、西側の窓から眺める新宿副都心と富士山の光景。東京都庁をはじめとする新宿のビル群とその横に顔を出す富士山は見事なコントラストを見せ、まさに日本を象徴するような美しさです!

「文京シビックセンター」の展望ラウンジは、“関東の富士見百景”にも選定された、お墨付きの富士山展望スポット。とくに冬の晴天の日は、くっきりと美しい富士山の姿を見ることができます。

これぞ日本の美!富士山×新宿副都心のコントラスト

写真:手塚 大貴

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新宿副都心と富士山の風景は、夕暮れ時にひときわ美しさが際立ちます。灯りの入り始めるビル群、シルエットが浮かび上がる富士山、そして茜色に染まる夕焼け空・・・。
また年に2回、富士山頂に夕日が沈む“ダイヤモンド富士”を見るチャンスもあります。

「文京シビックセンター」は夕暮れ時から夜がオススメ!

「文京シビックセンター」は夕暮れ時から夜がオススメ!

写真:手塚 大貴

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展望ラウンジを訪れる時間帯としてオススメなのが、夕暮れ時から夜にかけて。とくに日没後のマジックアワーの時間には、暮れゆく空とは対照的に街は輝きを増していき、幻想的な光景が目の前に広がります。
そして夜、そこに現れるのは本物の東京の夜景。建ち並ぶビルや走りゆく車の灯りが都会の夜を煌めかせます。

「文京シビックセンター」は夕暮れ時から夜がオススメ!

写真:手塚 大貴

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東側の窓からはライトアップされた東京スカイツリーの姿も!ビル群の向こうに輝きながら聳える光景は、まるで街の真ん中に立つ上品なキャンドルのよう。

デートスポットとしても最適な「文京シビックセンター」の展望ラウンジ。落ち着いた静かな空間で上質な夜を満喫できる、東京の秘かな夜景スポットです。

東京を眺め渡したくなったら「文京シビックセンター」へ

交通アクセスは、東京メトロ・後楽園駅および都営地下鉄・春日駅より徒歩1分、JR水道橋駅より徒歩8分です。

「文京シビックセンター」の展望ラウンジは、無料で気軽に訪れることができるのが魅力。東京ドームシティへ行ったついでに立ち寄るだけでなく、ふと東京の風景を眺め渡してみたくなったときに足を運んでみるのもいいのでは。そこには、無料とは思えないほどの東京の大パノラマが広がっています!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/03 訪問

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