写真:岡本 大樹
地図を見る四万十川は高知県西部を流れる川で、日本の原風景を思わせる風光明媚な景色から高知県の中でも人気のある観光スポットとなっています。水の透明度も高く、夏を中心にラフティングやカヌーなどアクティビティも充実している場所。
写真:岡本 大樹
地図を見るその景色をさらに風情あるものとしているのが今回ご紹介する沈下橋。沈下橋というのは一般的な橋と違って、川面から近く、幅が狭く、柵やガードレールなどがない、とても小さな橋を指します。車で通ることが可能な橋も多くありますが、景色に見とれているととても危険なので、運転には充分ご注意くださいね。
ちなみに沈下橋という名前は雨などで川の水位が上がると沈んでしまうということからつけられており、現在では四万十川に架っている沈下橋の数は40を超えています。今回はその中からオススメの3つを厳選してご紹介します。
写真:岡本 大樹
地図を見るまず最初にご紹介するのは岩間沈下橋です。観光地としてすでにとても有名になっている橋の一つですが、四万十川が大きく曲がるポイントにかかっていて、短いながらも見応えのある橋なのです。
写真:岡本 大樹
地図を見る特に少し遠めからは、「山間を流れる雄大な川+沈下橋」という四万十を象徴する景観を見ることができます。とてもフォトジェニックで、ポスターに使われることも多いこのアングルでぜひ記念の一枚を撮ってみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見るまた岩間沈下橋は20台ほど停めることができる駐車場もしっかり整備されている上に、そばには岩間四万十茶屋という売店まであるので設備面でもオススメです。
小さな売店ではありますが、高知のお茶である土佐茶や四万十の名産である栗を使ったお菓子などがあるので、沈下橋を楽しんだ後にぜひ立ち寄ってみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見る次にオススメするのは佐田沈下橋です。四万十観光にそれほど時間をかけられないという方でもこちらの橋は四万十の中心地から最も近い場所にあるので、訪問しやすいということも魅力の一つ。さらに、佐田沈下橋は四万十川に架かる沈下橋の中で最も長く、その長さは291.6mもあるのです。
写真:岡本 大樹
地図を見る生田斗真さんや桐谷健太さんなどの人気俳優が出演した2012年のテレビドラマ『遅咲きのヒマワリ』は舞台が四万十であり、オープニングの映像などにこの佐田沈下橋が使われています。
写真:岡本 大樹
地図を見る最後にオススメするのは第一三島沈下橋です。沈下橋自体はかなり小さいものですが、写真の通り、沈下橋のすぐそばにはJR予土線の線路が通っています。時間に余裕があれば沈下橋を楽しむだけでなく、ぜひ予土線の電車+沈下橋というここでしか見ることのできない珍しい組み合わせを目撃してみてください。
また予土線には、新幹線を模した「鉄道ホビートレイン」や四万十川の河童伝説になぞらえた「かっぱうようよ号」など、ユニークな車両が走っているので、電車好きさんにはこういったレアな車両を狙うというのもオススメです。
提供元:かっぱバックパッカーズ
http://kappa-bps.com/ただ、予土線を走る列車の数はとても少ないので、狙っていく時は予め時刻表を見ておいて訪問のタイミングを上手く調整するようにしましょう。特に見た目にもインパクトのある新幹線型の「鉄道ホビートレイン」に至っては、この橋を通るのは1日で4回しかないので、チャンスはかなり少ないのです。
「鉄道ホビートレイン」と、この橋に最も近い土佐昭和駅の時刻表は下記リンクに記載がありますので、旅程を考える際の参考にしてみてください。(この橋は土佐昭和駅と土佐大正駅の間に位置しています。)
※この画像はイベントでの特別運行時のものなので、通常の車両編成とは異なります。
今回は3つだけに絞ったご紹介となりましたが、他にも最古の沈下橋である一斗俵沈下橋や、釣りバカ日誌14のロケが行われた勝間沈下橋など、魅力ある橋は数えきれないほどあります。四万十川観光の際にはぜひ沈下橋巡りをしてみてください。
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(2024/4/26更新)
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