マツコの知らない世界で紹介した「東横イン品川駅港南口天王洲」を深掘りする

マツコの知らない世界で紹介した「東横イン品川駅港南口天王洲」を深掘りする

更新日:2017/01/17 16:51

瀧澤 信秋のプロフィール写真 瀧澤 信秋 ホテル評論家、旅行作家
TBSの人気番組「マツコの知らない世界」の2016年11月1日放送分「マツコの知らないビジネスホテルの世界」では様々なビジネスホテルを紹介しました。最高視聴率も17.9%とTBS週間第1位の大人気企画となりました。その中で取りあげたホテルのひとつが東横インで「東横イン品川駅港南口天王洲」を紹介しました。番組でフォローできなかった情報も含めレポートします。

全国チェーンの安心感

全国チェーンの安心感

写真:瀧澤 信秋

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東横インといえばビジネスホテルの代名詞ともいえるホテルチェーン。日本最大規模のビジネスホテルチェーンでもあります。全国で約260店舗展開、最近では海外への進出にも積極的。知名度抜群な東横インの特徴としてまず挙げられるのが安定した料金帯です。

ホテルの料金設定は“レベニューマネジメント”が一般的。繁忙期は高く閑散期は安い料金という、航空会社で見られるような手法がホテルにも取り入れられたもの。訪日外国人が激増しホテル活況が叫ばれて久しいですが、特に都市部のホテルの稼働率の上昇や料金の高騰に驚いたことがある方も多いのでは?

料金の高騰はビジネスホテルにも及び、閑散期5000円程度のホテルが繁忙期日には3万円などという極端な例も見られました。一方、東横インチェーンでは、 立地等店舗によって異なりますが、料金は基本的に4千円〜8千円程度の幅で設定されており、過度な料金変動とは無縁なのです。多くのチェーンが料金変動に走る中で、貴重なホテルとして存在感は際だっています。

東横インの特徴としては立地の良さも挙げられます。基本的に駅前や繁華街というロケーションです。 同じ駅に2店舗あるケースもあり、予約の取りやすさなどから、地方を回るコンサートファンなどにも支持されています。また、連泊すると2日目が安くなるプランやレンタカーが安く借りられるプランなど多彩なセレクトが可能です。

品川駅からも好アクセス

品川駅からも好アクセス

写真:瀧澤 信秋

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羽田空港からアクセスが良いホテルエリアとしては、品川駅周辺などが注目されますが、穴場とも言えるのが「天王洲アイル」。羽田空港から東京モノレールで直通できることはもちろん、お台場や国際展示場などへ行くのにも非常に便利なりんかい線を利用できます。りんかい線は渋谷や新宿、池袋へもスピーディーに直通しますので、東京をまるごと楽しめる拠点にもなりそうです。

東横イン品川駅港南口天王洲へは天王洲アイル駅から徒歩5分です。お台場や国際展示場、ディズニーランドほか東京観光の際などへのアクセスも便利なりんかい線は、天王洲アイル駅まで大井町駅より5分、大崎駅より8分と便利。東京モノレールならば浜松町から5分、羽田空港から17分と都心はもちろんですが、やはり羽田空港アクセス時の利用価値が高いホテルと言えます。

駅から徒歩5分と少し距離はありますが、品川駅港南口より無料シャトルバスが運行されているので大変便利です。朝便・午後便共に15分間隔で運行されています。車でのアクセスも便利。駐車場は129台収容でき1泊1000円と安めの設定です。平面駐車場は8台ありますが別途予約が必要です。

至る所に秀逸な利用者目線

至る所に秀逸な利用者目線

写真:瀧澤 信秋

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東横インチェーンの安心感は、全国各地で均一クオリティ展開をしている点でしょう。機能性の高さや利用者目線のサービスが光ります。無料で利用できるミネラルウォーターサーバーや、ロビーのパソコン・プリンターといったサービスにも注目です。

ナイトウェアはロビーに設置されているラックからピックアップします。客室では、チェアに座りながら備品に手が届くデスク回りが秀逸。ベッド下の収納スペースなど、広く使える気遣いも。コンビニより安い自動販売機の設定料金も嬉しい限り。客室には空の冷蔵庫がありますが、初めて導入したのが東横インチェーンと言われています。

広々会場で朝食

広々会場で朝食

写真:瀧澤 信秋

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東横インチェーンといえば、今やブームともいえる「ビジネスホテル無料朝食」を導入したと言われるパイオニア的存在です。主婦たちが手がけるお母さんの味をモットーにした工夫光るメニューです。各地でご当地メニューや食材などバリエーションも豊富。

東横イン品川駅港南口天王洲の朝食会場は、広々した明るいスペースです。朝食時間は6時〜9時30分(6時〜7時はパン・コーヒーのみ)と、早い時間から利用できるのも嬉しいところ。

東横インでは希有な夕食!?

東横インでは希有な夕食!?

写真:瀧澤 信秋

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東横インチェーンで朝食の提供は知られていますが、品川駅港南口天王洲店では何と夕食が提供されています。朝食会場にある「シャブシャブダリ(ShabuShabuDali)」という、しゃぶしゃぶBARをコンセプトにした店舗です。

「お一人様からOKのしゃぶしゃぶ専門店」として、肉・野菜とも1人前ずつの提供が可能。シングルユースにも嬉しい限りです。牛肩ロース・野菜盛り合わせの「牛しゃぶセット」、豚ロース・野菜盛り合わせの豚しゃぶセット共に980円でごはん食べ放題です。そして何より驚くのが、ヱビスビールがなんと200円で提供されています。

おわりに

宿泊地として意外な穴場ともいえる天王洲。羽田空港からのアクセスはもちろん、都内各所へのアクセスも良くますます注目されていくことでしょう。東横イン品川駅港南口天王洲は注目エリアの使えるビジネスホテルと言えそうです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/07−2016/10/08 訪問

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