写真:やま かづ
地図を見る「シドニー シティ ロッジ」は、シティと呼ばれるシドニーの政治・経済の中心地に位置しています。
あたりには現代的な高層のオフィスビルやショッピングセンターなどが建ち並んでいますが、時計塔が目印のタウンホールやショッピングセンターのクイーンビクトリア・マーケットなど、ビクトリア様式が美しい古くからの建物もところどころに残されています。
写真:やま かづ
地図を見るそんなシティにある「シドニー シティ ロッジ」は、古い建物をリノベーションした大変ユニークなロッジスタイルの宿泊施設です。
しかし、古い建物がゆえ、リノベーションするにはいろいろな規制があり、ホテルエントランスの間口を広げたり、エレベーターを設置することが許可されませんでした。そのため、建物は、昔ながらの雰囲気がそのまま残されています。
写真:やま かづ
地図を見る客室は至ってシンプルで、ベッドサイドには簡易テーブルが置かれているだけです。シドニーの街歩きを基本に考えるなら、部屋でゆっくりと過ごす時間も限られているので、これで十分でしょう。
しかし、長期滞在も可能なロッジという位置づけの割には、部屋にキッチンがなく、自炊ができません。これでは暮らしているように泊まり続けるのは不可能です。実は、それには理由が・・・。
写真:やま かづ
地図を見るこのホテルがロッジと呼ばれているゆえんは、広い共用スペースにあります。まず一つは、大きなソファが3つも並ぶリラックスエリアがあることです。ソファに腰かけて、ゆっくりとテレビを見ていてもいいし、読書をしてもいい、あるいは親しい仲間が集まって、旅行談議に花を咲かせても構いません。
確かに客室は広くはないけれど、このリラックスエリアをうまく使いこなせれば、シドニー滞在がより充実したものになりそうです。
写真:やま かづ
地図を見るさらに、もう一つ「シドニー シティ ロッジ」自慢の共用スペースがあります。それは、十分な広さを確保したキッチンエリアです。ガスコンロ、オーブンレンジ、トースター、ポットと、調理に必要な調理機器はもちろんのこと、当然プレートやカトラリー類も充実しています。
そんな広いキッチンエリアが自炊の「やる気スイッチ」を「ON」にしてくれるはずです。
写真:やま かづ
地図を見る「シドニー シティ ロッジ」の1ブロック内にはスーパーマーケットのウールワース(Wool Worths)があり、食料品から日用雑貨まで何でもそろっています。
さらにホテルのエントランスを出て、ウィンドウショッピングをしながらピットストリート(Pitt ST)を15分も北上すれば、目の前にシドニーハーバーが開けてきます。また、桟橋の向こうにはシドニーのシンボル、オペラハウスも見えています。
スーパーマーケットもオペラハウスも徒歩圏内、「シドニー シティ ロッジ」のその立地のよさがうかがえます。
シドニー空港からのアクセスは、大きな荷物があるのなら「シドニー シティ ロッジ」のエントランスまで送ってくれるエアポート・シャトルバスが便利です。
しかし、荷物が少ない場合、エアポート・リンクに乗ってウィンヤード(Wynyard)駅で下車すれば、徒歩5分で到着です。交通渋滞が激しい日中の移動なら、こちらのほうが早いでしょう。
シドニーの中心地で暮らしているように泊まれる「シドニー シティ ロッジ」、選択肢の一つとして考えてもいいんじゃないですか?
ただし、前述のとおり、建物にはエレベーターがありません。最上階の4階の部屋でも、自力でスーツケースを持って上がる必要がありますので、念のため。
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(2024/4/19更新)
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