真冬に外で焼き肉!?話題の珍イベント「北見厳寒の焼き肉まつり」

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真冬に外で焼き肉!?話題の珍イベント「北見厳寒の焼き肉まつり」

真冬に外で焼き肉!?話題の珍イベント「北見厳寒の焼き肉まつり」

更新日:2017/01/11 09:46

道産子 うまうまのプロフィール写真 道産子 うまうま 日本フードアナリスト、北海道フードマイスター、北見観光マスター

北海道の東。オホーツク海にほど近い場所にある北見市。人口約12万人の北見市は、その人口に対して、焼肉店の比率が高いことなどから「焼肉の街」と呼ばれています。そんな北見市で、ここ数年、メディアでも多く取り上げられ注目を集めているのが「北見厳寒の焼き肉まつり」。寒い時で氷点下20℃を下回る北海道の過酷な冬。その一番寒い真冬の2月に屋外で焼肉を食べるという、北見ならではのユニークなイベントを紹介します。

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「北見厳寒の焼き肉まつり」のはじまり

「北見厳寒の焼き肉まつり」のはじまり

写真:道産子 うまうま

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毎年2月上旬に開催される「北見厳寒の焼き肉まつり」。氷点下の中、七輪を並べ焼き肉を食べるという、想像を超えた日本でも珍しいイベントです。そのユニークさが注目を集め、テレビなどでも多く取り上げられたことから、ここ数年、さらに人気が高まっています。

しかし、その始まりは地元民ではなく、北見に来ていた転勤族のひと声でスタートしました。12万人の人口に対して、焼肉店が70軒という比率の高さから、“焼肉の街”と呼ばれている北見市。と畜場があり、新鮮な肉が手に入りやすい環境であったこと、古くからホルモンを食べる習慣があったことから、「焼肉」は北見市民のソウルフードとして根付いているご当地グルメです。

また、北見市は、年間を通して寒暖の差が大きく、北海道でも指折りの寒冷地として知られています。氷点下10℃は当たり前、寒い時で氷点下20℃を下回ることもある厳しい冬をむかえます。そんな地域の特徴を逆手にとり、2000年にスタートしたのが「北見厳寒の焼き肉まつり」です。

「北見厳寒の焼き肉まつり」とは?

「北見厳寒の焼き肉まつり」とは?

写真:道産子 うまうま

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年々注目度が高まり、全国各地から参加者が集まるほど人気の「北見厳寒の焼き肉まつり」。限定1700枚で販売される入場券も完売するほどです。

昼間からボランティア100名の方々により1700人前の肉・野菜の袋詰めや炭おこしなど、氷点下のなか準備がはじまり、陽が落ちる夕方5時半、北見焼き肉を象徴する巨大七輪への点火式でイベントがスタートします。

「北見厳寒の焼き肉まつり」とは?

写真:道産子 うまうま

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スタートと同時に入場券と肉の引き換えがはじまり、一斉に七輪で肉が焼かれます。その七輪の数、約400個。寒さと肉を焼く煙であっという間に会場は真っ白に。会場を埋め尽くすほどの七輪で肉を焼く風景はとにかく圧巻です。

こうなると会場内にいる1000人以上の焼肉ファンのテンションもMAX!圧巻の風景と、寒さと旨さで会場が一体となる瞬間。一度は体験してみる価値ありです。

「北見厳寒の焼き肉まつり」とは?

写真:道産子 うまうま

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会場に設置されたトラックステージでは、歌やお笑いなど、ゲストを迎えてのステージショーも開催されています。最後には豪華景品が当たる抽選会もありと、美味しい焼肉とお酒に舌鼓を打ちながら、イベント終了の夜8時まで、会場は終始楽しく盛り上がります。

「北見厳寒の焼き肉まつり」の楽しみ方(1)

「北見厳寒の焼き肉まつり」の楽しみ方(1)

写真:道産子 うまうま

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イベント参加には入場券(1枚2,000円、限定1,700枚)が必要ですのであらかじめ購入しておきましょう。
※詳しくは下記「北見観光協会」のホームページよりご確認ください。

イベントがスタートしたら、会場内にある「肉引換コーナー」で、入場券と肉を引き換えます。半券は、抽選券となりますので、イベント後半で行われる抽選会まで大切に保管しておきましょう。

「北見厳寒の焼き肉まつり」の楽しみ方(1)

写真:道産子 うまうま

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入場券と引き換えられるのは、豚ホルモン・牛サガリ・豚肩ロースが各100gずつと、北見産玉ねぎ。北見流焼肉の定番は「サガリ(横隔膜)」と「ホルモン」、そして野菜は、全国収穫量日本一の玉ねぎです。どれも地元産のものばかりで新鮮です。

取り皿や箸、タレも用意されているので、入場券のみあれば、手ぶらで北見焼肉を楽しむことができます。

「北見厳寒の焼き肉まつり」の楽しみ方(1)

写真:道産子 うまうま

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引き換えたあとは、空いている席に座り、思い思いに肉を焼きましょう。
お肉は会場に用意されているタレを付けも美味しいですが、塩コショウをかけて食べるのも北見流。特にホルモンは、噛むほどにジューシーな旨みが広がります。

北見産玉ねぎも忘れてはいけません。北見産の玉ねぎは火を通すことで甘みが増しますので、じっくり焼いて食べましょう。寒い中で食べる焼き肉は、また格別です。

また入場券には、「焼酎・ソフトドリンク飲み放題」も付いています。氷点下の中、特に人気なのは、焼酎のお湯割り。冷えた身体にしみわたるその温かさは、この上ない極上の美酒となるでしょう。ただし、数分で冷めてしまいますので、ご注意を!

「北見厳寒の焼き肉まつり」の楽しみ方(2)

「北見厳寒の焼き肉まつり」の楽しみ方(2)

写真:道産子 うまうま

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会場には、入場券で引き換えられる肉のほかにも、さまざまなご当地グルメ屋台が並んでいます(料金別途)。

なかでも注目は、地元オホーツクビールで提供されるホットビール。日本初の地ビール製造内免許取得をしたオホーツクビールのホットが飲めるのはここだけ。ご当地ならではの旨さを堪能してみましょう。

「北見厳寒の焼き肉まつり」の楽しみ方(2)

写真:道産子 うまうま

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ほかにも、ジンギスカンやもつ鍋、カニ汁など、北海道や北見を代表するご当地グルメや、うどん・そばにおにぎりなど焼肉との相性抜群のメニューも充実しています。ぜひ焼き肉セットと合わせていただきましょう。

イベントのあとは北見繁華街へ

イベントのあとは北見繁華街へ

写真:道産子 うまうま

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北見市の繁華街は「小さな札幌ススキノ」と呼ぶ人がいるほど、バラエティに富みかつクオリティの高いバーや居酒屋など多くの飲食店が軒を連ねています。

駅から600mのところにある「北見じまん村」は、8軒ほどのこぢんまりとしたお店が集まっている気軽に立ち寄れる場所。北見厳寒の焼き肉まつりに合わせ、イベントを開催していることもあるので、行く際はホームページをチェックしてみましょう。

イベントのあとは北見繁華街へ

写真:道産子 うまうま

また北見は、バーテンダーの全国・全道大会で毎年入賞するほどのレベルの高さから「カクテルの街」としても知られています。バーオリジナルのカクテルから、ご当地カクテルまで、リーズナブルな価格で楽しむことができます。個性あるバーが数多くあるので、お気に入りを見つけてみるのも楽しいです。

イベントのあとは北見繁華街へ

写真:道産子 うまうま

駅裏のイベント会場から数百メートルのところが繁華街なので、イベント終了後にそのまま直行も可能。海あり山ありの食材の宝庫と言われるオホーツク北見市。オホーツク海でとれた新鮮な魚介類をはじめ、空腹具合と気分に合わせたお店で、2次会3次会も楽しんじゃいましょう。

ちなみに、北見市民の中には、焼き肉まつりのあとに焼き肉店で焼き肉を楽しむ人もいます。北見市内に宿泊される方には「北見焼肉ミートクーポン」というお得なクーポンもありますので、そちらを利用して、焼き肉のハシゴをするのもオススメです。

おわりに

北海道屈指の寒冷地である北見市で、もっとも寒い時期に開催される「北見厳寒の焼き肉まつり」は、北見ならではの寒さとグルメを一度に楽しめるイベントです。
当日の気温は一桁台から氷点下10℃以下になることもあるので、参加する際はしっかりとした防寒対策が必須です。

「どうしてそんな寒いところで焼き肉?!」と驚く方も多いと思いますが、寒さの中、みんなで食べる焼き肉は格別です。そんな楽しく美味しいひと時にロマンを感じ、何度も参加するリピーターも多いほど。
ぜひ怖いもの見たさで一度参加してみてはいかがでしょうか。

翌日には「北見冬まつり」も同会場にて開催されますので、ご家族みなさんで足を運んでみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/05 訪問

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