男前すぎる街キューバ・ハバナ!渋カッコいいアメ車の写真が簡単に撮れるイチオシスポット

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男前すぎる街キューバ・ハバナ!渋カッコいいアメ車の写真が簡単に撮れるイチオシスポット

男前すぎる街キューバ・ハバナ!渋カッコいいアメ車の写真が簡単に撮れるイチオシスポット

更新日:2017/01/12 12:32

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員、トラベルライター、キュレーター、ブロガー

アメリカとの国交回復、キューバ革命の立役者フィデルカストロの訃報と、2016年何かと注目を浴びたキューバ。大国アメリカに対して常に毅然とした態度で接し続けてきたカリブ海の島国キューバは、そのスタンスを象徴するかのような古き良き街並みにクラシックな車が走る、とびきり男前な姿を留めている。今回はそんなキューバの首都ハバナに走るアメ車の姿を、カッコよくカメラに収められるイチオシのスポットをご紹介しよう。

誰もが惚れるハバナの街

写真:藤井 麻未

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ラテンの国特有の熱気、陽気な人々と街に溢れるサルサの調べ、眠らない夜…キューバの首都ハバナはとにかく何もかもがカッコいい。

その1つに、アメリカと長く国交断絶状態にあったことからくる外国資本の無さが挙げられる。たいていどこの国に行っても見かけるファーストフードやカフェのチェーン店などは皆無、それに伴って外資系企業の広告や宣伝なども一切無い。キューバ純度100パーセントの街並みは、時代を何十年も遡った姿をしている。

写真:藤井 麻未

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そんな化石のような街並みで人々は葉巻をふかし、ラム酒を飲み、サルサを踊る。中でもハバナの風景の代名詞ともいえる古いアメ車は、60年代アメリカに亡命した富裕層たちが残していったもので、今なお現役で使われている。エコな電気自動車が登場する時代にあって、真っ黒な排気ガスを吐き出しながら重低音を響かせて走るアメ車は、痺れるほどにハンサムだ。意識的に管理保存された訳ではなく、これほど時代から取り残された姿を自然に留めている街は世界でも珍しい。ハバナを知れば知るほど誰もが惚れてしまうに違いない。

海沿いのマレコン通りとアメ車のコントラスト

写真:藤井 麻未

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ハバナの街は北部を海と接している。その先は大西洋だ。そんな海沿いを一本の道路が走っていて、「マレコン通り」という。旧市街〜新市街の方へと続くマレコン通りには車道とは別に海際に広い歩道があり、車道を挟んで反対側には古い建物が軒を連ねている。このマレコン通りはハバナの中心部を走る道路としては比較的広く真っすぐであるため車もスピードを上げて走ってくる。しばらく眺めていると多種多様なアメ車が目の前を通り過ぎ、さながらクラシックカーのショーを見ているようだ。

写真:藤井 麻未

よくキューバを紹介する雑誌などでも出てくるマレコン通りとアメ車の写真。実はとりたててハバナの海が綺麗な訳ではないのだが、堤防の上にたむろす地元民、灰色の海、朽ち果てた建物、そしてアメ車という組み合わせが何だかとてもマッチしていて、痺れる一枚を撮ることができる。

朝焼けに映えるプンタ要塞とアメ車のシルエット

写真:藤井 麻未

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マレコン通りを旧市街の方へひたすら進んでいくと、じきにプンタ要塞に辿り着く。プンタ要塞は対岸のモロ要塞と海の風景を眺められる絶好のスポットだ。反対側には旧市街中心部へと続く美しい広場があり、マレコンから続いた車道はこの辺りを起点にして大きくカーブを描いている。

ここは早朝、まだ人通りが少ない時間に訪れると非常に渋い写真を撮ることができる。プンタ要塞の方角はちょうど太陽が昇ってくる位置と重なり、朝焼けをバックにしたカッコいいアメ車のシルエットを拝むことができるのだ。カーブと信号があるためこの辺りでは車もスピードを落としているため写真も撮りやすい。朝焼けにアメ車のシルエット、吐き出す排気ガスの煙さえもが最高に男前だ。

徹底的に朽ち果てたセントロ・ハバナ地区とアメ車の風景

写真:藤井 麻未

ハバナの街は大雑把に分けて、東部の旧市街(ラ・ハバナ・ビエハ地区)、西部の新市街(ベダード地区)、そしてその間にあるセントロ・ハバナ地区、対岸のカサブランカ地区の4つに分けられる。旧市街は観光客が最も多く、街並みも比較的綺麗に整えられている。土産物屋やレストラン、ショップ、ホテルが多いのもこの地区だ。ただし歩行者天国が多いので旧市街の中心部ではあまり車を見かけない。対して、とにかくハバナらしい徹底的に朽ちた街並みと年代を感じさせるボロボロのアメ車を見たいのなら旧市街の西側、新市街に至るまで続くセントロ・ハバナ地区に張り巡らされた路地を歩くことをおススメしたい。

写真:藤井 麻未

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この辺りは地元民の生活そのものが残り、キューバで一般的な政府公認の民泊(カサ)も多い。果物などを売る露天商や道路の端で葉巻を吸いながら団欒する男たちの喧騒が漂い、未だに現地の人々の生活の足となっている生きたアメ車が我が物顔で通り過ぎる。その迫力とオンボロ具合には本当に驚かされるが、ハバナらしい渋い一枚を撮ることができる。

旧国会議事堂前に整列する模範的なアメ車たちと記念撮影

写真:藤井 麻未

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いかにもアメ車らしい立派なクラシックカーを眺めたいのなら、旧市街からセントロ・ハバナ近くに至るまでにある旧国会議事堂(カピトリオ)とセントラル公園との間にある通りへ行ってみよう。ここにズラリと並ぶのは、セントロ・ハバナ地区を駆け回るボロボロの姿とは違ってピカピカに手入れされた立派なアメ車たちだ。白や赤、ブルーなど派手なカラーも目をひく。

ここにあるアメ車は、運転手付きで1時間単位で貸切ることができる観光客向けのクラシックカータクシーだ。その辺りを走る乗り合いのクラシックカータクシーよりは値段が張るものの、当時のキューバで暮らす富裕層にでもなった気持ちでカッコいいアメ車に乗ってみのもまたひとつの想い出になるだろう。もちろん、頼めば写真だけでもOKだ。クラシックカー好きにはたまらないキラキラしたアメ車と一緒に、記念撮影などしても楽しい。

おわりに

さて、今回はキューバ・ハバナの代名詞ともいえるクラシックなアメ車のある風景、それを渋カッコよく写真に収めるのにおススメなスポットをご紹介した。雑誌の一ページを飾れそうな海沿いの風景、朝焼けに浮かぶシルエット、朽ちた建物、いかにもなアメ車…そのどれもがハバナという変わらない街の魅力を最大限に引き出し、訪れた人々を虜にする。

しかし、今キューバは新たな局面を迎えようとしている。カストロの死やアメリカ大統領の交代などがこの街に今後どのような影響をもたらすのだろうか。化石のような姿を留め原石のように光るハバナの街を見られるのも、もしかしたら今のうちなのかもしれない。

掲載内容は執筆時点のものです。

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