和歌山の山奥の一軒家の美味しいパン屋がある!そんな噂を耳にした事はありませんか?タマ駅長で話題になった貴志駅から県道10号を山の中に車を走らせて約15分。みかんに囲まれた緑の中に佇むログハウス調の家こそが噂の「ドーシェル」と言うパン屋さん。
こんな山奥ならお客さんも少ないだろうと思いきや、平日であっても駐車場は満車で店内は満席と言うのが当たり前。この県道10号をさらに奥に進むと目の薬師様として知られる釜滝薬師金剛寺があるが、この道を走る多くの人の目的はやはりドーシェルのパン。この店は全国のパン好きが一度は行きたいと憧れる隠れた名店なのです。
写真:旅人間
地図を見るかつて宝塚で営業をしていたと言うドーシェルは、自分らしいパン作りのスタイルを求め、和歌山の紀美野町にて1998年にオープンしました。素材は出来るだけ地元のものを使い、自家製栽培の無農薬果物やハーブ類など強いこだわりを持ち約20年、この山奥で営業をしています。
派手な宣伝をするわけでもなく、「美味しいパン屋が山奥にあるぞ」と言った評判が人を呼び、口コミから今ではパン好きなら知らない人はいない憧れの名店として、全国のパンマニアから注目を集めるようになりました。本物は立地条件に関係なく人が集まりますね。
写真:旅人間
地図を見る店内に入ると山小屋らしい木の温もり、そしてパンの香りが充満し、窓の向こうに目を向けると、延々と続くみかん山が美しい。
窓際に用意された席に座り、ランチを吟味し注文したら席を立ち、テイクアウト用のパンを山のように盛ってレジに並ぶ。これがこの店で当然に見かける風景です。
写真:旅人間
地図を見る店内に並べられたパンはどれも美味しそうで、見ていると全て買って帰りたくなります。午前10時に開店ですが、11時頃に行くと既に売り切れているものもチラホラ。とても山奥にあるお店とは思えません…。
写真:旅人間
地図を見るパンの種類が豊富なドーシェルではランチのメニューも色々あります。例えば、パリッとした食感で口当たりの良い「ピザ」の各種、またクリームチーズとチキンと野菜マリネをサンドした「ベーグルサンド」など、全てが美味しそう。
一番人気は地元和歌山の素材をつかった野菜たっぷりなランチプレート、また季節限定のドリンクも魅力で「マロンラテ」など面白い。目の前のみかん畑を見ながら飲む「和歌山みかんジュース」は格別でパンとの相性も抜群です。
写真:旅人間
地図を見る季節の料理に数種のパンがセットになった「ランチプレート」は売切れ次第終了。とにかく人気ですのでご注意を。土日祝は11:00〜16:00、平日は11:30〜14:00に販売されています。ちなみに月曜と火曜はお休みとなります。
このランチプレートは日替わりで1250円。例えば写真はソパ・デ・アホ(スペイン風にんにくスープ)、金時豆とウィンナーのサラダ、きのこのクリーム煮、玉ねぎのタルティーヌ。テーブルに届いた瞬間から幸せな気分させてくれる充実したランチです。
写真:旅人間
地図を見るこのドーシェルの魅力は何と言ってもハード系のパン。食べてみるとサクッとした食感に加え、ズシッと重みの中にしっとり感が特徴。さらに言えば噛めば噛むほどにパンの香ばしさが口の中に広がり、次から次へと食べたくなる。この店のハード系のパンの味を知ってしまうと、遠く離れた山道も苦でなくなるのも納得できます。
このハード系のパンのテイクアウトは必須ですが、ランチプレートでも食べられます。ただし早くに売り切れてしまいますので、来店の際は早めの時間帯に行くようにしましょう。
写真:旅人間
地図を見る和歌山の山奥にある一軒のパン屋さん。「そんな所までわざわざパンを買いに行くなんてねぇ〜」と言う人ほど、この店に来るとハマるそうです。確かにパンは驚くほどに美味しい。
この店に足を運ぶ魅力としては、店内の雰囲気や窓の景色、そして何より地元和歌山の素材にこだわったランチメニューは観光客にとっても魅力いっぱいです。日本全国美味しいパン巡りをしている方が憧れるのも納得です。
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(2024/4/26更新)
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