写真:大宮 つる
地図を見るJR熱海駅を降り立つと目の前に広がるのが、熱海駅向かいに立ち並ぶビル。熱海らしさを感じる景観の一つです。
無料の足湯施設「家康の湯」は、向かいにあるビルと駅の間にある広場内にあります。駅を出たら左側にすぐにあるので、電車やバスの出発までの待ち時間に気軽に足湯に入る……なんてことができちゃうのが嬉しいポイントです。
写真:大宮 つる
地図を見るこちらの足湯、「家康の湯」と名付けられていますが、「家康公とはどういう関係があるの?」と思いませんか?
歴史を振り返ってみれば、徳川家康公は天下をとる前の1597年、天下をとった後の1604年の2回、熱海の地で湯治を行ったという記録が残っています。熱海温泉の効能を家康公はとても気に入っていたとのこと。
現在の「家康の湯」は熱海市によって2014年12月にリニューアルオープンされたものですが、以前の足湯は2003年に熱海温泉組合が“徳川家康来熱400年記念事業”として設計・施行(熱海市に寄贈)したものだったのです。そんな関係で、この足湯が「家康の湯」と親しまれているわけですね。
写真:大宮 つる
地図を見る「家康の湯」の源泉名は、“熱海389号泉”。源泉の温度は74.2℃となっており、温度調節のために加水がされていますが、基本的には源泉かけ流しとなっています。湯の温度は、42.0℃前後です。人によっては、足を入れた瞬間、ちょっと熱く感じる方もいらっしゃるかも……。でも、足を入れているうちに、お湯の温度が“いい湯”に変わってくるはず!
写真:大宮 つる
地図を見る泉質は、ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉。体を温める効果が高く、血流を良くし、筋肉も和らげてくれる効果もあります。
塩化物温泉は“温まりの湯”とも言われており、冷え性改善にも効果的。冷えた足先をこの湯でしっかり温めてくださいね。湯冷めがしにくいので、お湯から出た後も、体のポカポカを実感できることでしょう。
写真:大宮 つる
地図を見る無料の足湯というと、基本的にはタオル・手ぬぐいを持参しないとなりませんが、「家康の湯」の良いところは、足湯のそばに“タオル自販機”があること! これなら、タオルを持っていなくてもOK。本当にフラっと気軽に足湯に入れちゃいます。
写真:大宮 つる
地図を見るタオルは1枚百円。色は、緑、赤、青、オレンジの4種類あります。熱海のちょっとした思い出にもなります。
写真:大宮 つる
地図を見る足湯であったまったら、「ラスカ熱海」へ足を運んでみては? ラスカ熱海とは、2016年11月25日にJR熱海駅にオープンしたばかりの商業施設です。「熱海観光案内所」が入っているほか、熱海・伊豆に拠点をおく企業のお土産店・飲食店などが36店も集結しています。いま話題のスポットなので、立ち寄ってみましょう!
写真:大宮 つる
地図を見るラスカ熱海で、ここでしか味わえない地元グルメを味わうのもおすすめです。2・3階には、前述のとおり、熱海・伊豆に拠点をおく企業の飲食店が数店舗入っています。
3階には、伊豆の新鮮な海鮮物が食べられる「伊豆太郎」、「伊豆中 ばんばん食堂」以外に、「中華ファミリーレストラン 五味八珍」、「パスタ屋一丁目」がありますが、いずれも熱海初出店なんですよ。
以上、熱海駅前にある無料の足湯施設「家康の湯」を中心に、「ラスカ熱海」についてもご紹介しましたが、いかがでしたか?
熱海駅だけでも、熱海を満喫できるポイントがあるのが嬉しいですよね。家康公もお気に入りだった“熱海温泉”。その足湯にぜひ気軽に入ってみてください!
住所:静岡県熱海市田原本町11-1(熱海駅前)
電話番号:0557-86-6218(熱海市公園緑地課)
営業日時:年中無休(9:00〜16:00)
駐車場:なし
アクセス:JR熱海駅より徒歩1分
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(2024/3/19更新)
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