ウルグアイの芸術の巨匠が創りあげた白亜の城「カサプエブロ」

ウルグアイの芸術の巨匠が創りあげた白亜の城「カサプエブロ」

更新日:2016/12/28 15:59

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
南米ウルグアイのリゾート地、プンタデルエステの中心街から車で30分ほどの場所に、ホテルと美術館を備えた「カサプエブロ 」があります。ウルグアイを代表する芸術家、カルロス・パエス・ビラロー氏が設計・建築したユニークな施設。斜面に建つこの曲線が美しい白亜の建物は、誰もが目を見張る圧倒的な存在感です。日没時はさらに美しく輝くこの場所は、宿泊者のみならず多くの訪問客が訪れる憩いの場でもあるんです。

ピカソの弟子による独創的なデザインと建築

ピカソの弟子による独創的なデザインと建築

写真:市川 芽久美

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ラプラタ川を望む丘の斜面に這うように建てられた大きな白いお城の様なホテル「クラブ・ホテル・カサプエブロ (Club Hotel Casapueblo)」。曲線を用いたフォルムがとてもユニークで、少し離れた場所からでも圧倒的な存在感です。離れたビーチから記念写真を撮る人々の姿もみられます。
そして、内部はまるで迷路のような設計で、一旦中にはいれば、大きなアリの巣に迷い込んだかの様な感覚に陥ります。

ピカソの弟子による独創的なデザインと建築

写真:市川 芽久美

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建物全体が、ウルグアイの有名な芸術家カルロス・パエス・ビラロー氏の美しい作品です。2014年、90歳で惜しまれながらもこの世を去りましたが、この建物と同様に彼の人生もとてもユニーク。アフロ・ウルグアイ文化に深い理解を示し、ウルグアイにある黒人居住地に白人として初めて移り住んだり、ルーツを求めてアフリカにも渡っています。そんな彼が晩年過ごした場所でもあるこのホテルには、ピカソの弟子でもあった彼の作品がみられる美術館やアトリエが併設されており、一般公開されています。

会員制リゾートとしてスタートしたホテル

会員制リゾートとしてスタートしたホテル

写真:市川 芽久美

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40室以上ある客室は、なんと同じデザインが1つとない全室異なるデザイン!白を基調にした清々しく広々とした部屋、そして、丘の斜面に建てられたこのホテルは、全室ウォーターフロント。ラプラタ川がまさに大西洋に合流しようとしている景色を全面に望むこのとできる贅沢な場所に建てられているんです。

会員制リゾートとしてスタートしたホテル

写真:市川 芽久美

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もともとは、会員制リゾートして運営されていただけあって、テラスやプールなど優雅な充実した施設も魅力。屋内プール、屋外プールのフィットネスセンター、スパなどの他、図書室も用意されています。
そして、これらの施設からも、広大なラプラタ川の景色を思う存分楽しめます。

魅力はテラス

魅力はテラス

写真:市川 芽久美

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このホテル内にあるカフェ「ラス・テラサス (Las Terazzas)」は、筆者お気に入りの場所でもあります。
宿泊者の朝食会場でもあるこちらのカフェ、テラス席に座って壮大な景色を眺めながらゆっくり朝食をとるのはいかがでしょうか。清々しく1日の始まりをスタートさせることができることでしょう。

魅力はテラス

写真:市川 芽久美

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そして昼間は、コヒーとスナックで優雅に一服。夕焼け時には、ウルグアイ産ワインを片手にロマンチックに....。

宿泊者以外の方は、フロントで入場チケットの購入が必要でが、このチケットをみせれば、「ラス・テラサス」カフェでちょっとしたスナックとコーヒーが無料で楽しめます。

入場料は、ほぼコーヒーとスナック代と同じくらいの料金なので、宿泊しなくても、ぜひこちらのカフェに日没時に訪れてみることをお勧めします!

優雅な南米のリゾート地にあるユニークなホテルへ是非

ウルグアイのプンタデルエステは、日本ではまだあまり知られていませんが、南米有数のリゾート地。国際色豊かで、外国からも多くの富裕層の方々がバーケーションに訪れます。
そんな南米のゆったりした優雅なリゾートとあわせて、もちらのホテルへも足をのばしてみてください。そして、カルロス・パエス・ビラロー氏のユニークな発想に触れ、ゆったりした美しい南米時間を過ごしてみてくださいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/10 訪問

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