異国感満載のイスラム横丁!東京・新大久保はコリアンタウンだけじゃなかった!

異国感満載のイスラム横丁!東京・新大久保はコリアンタウンだけじゃなかった!

更新日:2013/11/28 15:37

韓流ブームもあり、すっかりコリアンタウンというイメージが定着した東京・新大久保。しかし、一本わき道に入れば、異国感満載のイスラム横丁があります。
幾十にも重なるスパイスの香り、店や商品にある流れるようなアラビア文字、そしてアパートの一室にあるモスク。
コリアンタウンとは一風変わった、旅人心をくすぐる世界が形成されています。

今回は、韓流の街・新大久保の新たな楽しみ方、イスラム横丁を紹介します。

気分は異国のマーケット。

気分は異国のマーケット。
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新大久保から徒歩1分。駅前のドラッグストア・マツモトキヨシの脇を入ったところにイスラム横丁はあります。
食用品や日用品を販売している商店や、ハラールフードを扱うイスラム料理を扱うレストランが店を構えています。さらに、この一角には商用マンションの一室を利用したモスクも。礼拝の時間には靴を脱いで、聖地メッカに向けてお祈りをするイスラム教徒の姿が見られました。

イスラム横丁自体決して大きくはないのですが、多様な人々が集まり、聞き覚えのない言語が飛び交う様子は、異国のマーケットに迷い込んだ気分。旅人の感性を刺激すること間違いなしです。

料理好きにとってもたまらない。ここでしか買えないスパイスを新たな東京土産に!

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イスラム文化の中心のひとつトルコ料理は、フランス、中国と並んで世界三大料理のひとつ。さまざまなスパイスを使って独特の風味の料理を仕上げていくのが特徴です。このイスラム横丁には、そんなトルコ料理をはじめとするイスラム料理に欠かせないスパイスを取り揃えています。

見たことも聞いたこともないようなスパイスの香りに誘われ、どんな料理ができるのか想像する。値段も手頃なものばかりなので、料理好きの方にとってもたまらない場所となるでしょう。

健康食としてブームのきざし。「ハラール」食材に出会うならここ!

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「ハラール」とはイスラム法上で「食べてよいもの」という意味。例えば、豚肉やそれを原料とした調味料等を食べてはいけないなど、イスラム法では生産から調理方法、さらには品質管理に至るまで、食品に関するさまざまな戒律があり、それに則っている必要があります。

ケバブなどのトルコ料理や、ナシゴレンやミーゴレンなどのインドネシア料理をはじめとしたこの界隈にある料理のほとんどが「ハラール」フード。
さらに、商店に売っている香辛料や加工品にも認証済のマークが見られます。

その厳しい戒律から健康食品としても近年注目を集めている「ハラール」を楽しむことができるレストランや商店が多くあるイスラム横丁。異文化を感じながら、食べ歩きしてみるのもおすすめです。

肉がぎっしり入ったケバブはたったの350円!

肉がぎっしり入ったケバブはたったの350円!
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この界隈でとくにおすすめなのがケバブ。トルコ料理として日本でもおなじみですね。溢れんばかりの(いやもう溢れてるんですけど)肉をつめてくれて350円!(チキンは350円、ビーフとチキン&ビーフは400円)屋台のケバブの相場が500円程度することを考えるととってもお得です。もちろんこれもハラール。

ケバブサンド、ケバブライス、ケバブラップの三種類から選べ同一料金。
ソースも、甘口、中辛、辛口、ガーリックソースと四種から選べます。

増え続けるイスラーム文化に触れるきっかけに!

世界で20億人ともいわれるイスラーム人口。日本には5〜20万人が住んでいると言われています。
そしてそれは今後も増加する見込み。しかし、私たち日本人にとってはなかなか馴染みがない文化であることも事実です。
こうしたこうした場所で、その一端に触れることで、イスラーム社会への興味や理解が深まるかもしれません。

韓流グッズを求めて新大久保に立ち寄った際には、少しだけ寄り道してみてはいかがでしょうか?

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/09 訪問

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