写真:野口 まさゆき
地図を見る高速・館山道の富津金谷ICから国道127号線に出て館山方面に南下。金谷港、鋸山ロープウェー乗り場を過ぎると、明鐘(みょうがね)トンネルの手前右側に小さな看板「岬」が見てきます。ここを右折して海に向かうと数台分の駐車場があり、少し歩くと明鐘岬です。
岬の先端にぽつんとある小さな建物が「音楽と珈琲のお店 岬」。小説「虹の岬の喫茶店」、2014年の映画「不思議な岬の物語」の舞台になり、最近特に人気のお店なんですよ。
お店を切り盛りする女性は40年近く前からこの店を始め、鋸山の湧水で入れるコーヒーと店内に流れる音楽で、訪れる人々の心を癒してきました。2011年1月に火事で焼失しましたが、多くのファンの後押しで再建作業が進められ、その年の12月に復活!以降も、若いグループやカップル、家族連れ、老夫婦など幅広いお客様が訪れています。芸能人やミュージシャンなどの有名人も来るそうですよ!
メニューはコーヒーやジュースなどの飲み物にケーキやピザトースト。年中無休で営業しています。
写真:野口 まさゆき
地図を見るJAZZが流れる店内はカウンター席が中心で、屋外にはテラス席もあります。そして岬の崖の間際に木製のベンチとテーブル、この席がおススメです。目の前に東京湾の青い海と行きかう船、遠くには三浦半島、視界の良い日は富士山まで望めます。眼下の岩場ではのんびりと釣りを楽しむ人々が見えます。
房総は一年を通して暖かい日差しが降り注ぎます。日向ぼっこをしながら、波の音を聞きながら、そして遠くの船を眺めながら…、時が止まったような気分になります。西に面したこの岬、夕日が美しいのはもちろんです!
JR内房線の浜金谷駅からでも約1.5kmの距離です。観光名所の鋸山を散策してから海沿いの道を歩いて訪れるのもよいですね。
写真:野口 まさゆき
地図を見る国道127号線を車でさらに5分くらい南下して県道34号を鴨川方面に左折、JRの踏切を渡ると保田小学校に到着です。館山道の鋸南保田ICが目の前です。創立126年の歴史を誇るこの小学校は、過疎化による生徒の減少で2014年に廃校となりました。町の活性化のためにと、学校の雰囲気を残しながら都市交流施設として再生されました。今では町の新名所となり、大勢のお客様が訪れています。
教室を改修したインフォメーション「街のコンシェルジュ」、五つのレストラン、宿泊施設「学びの宿」、展示スペース「まちのギャラリー」、そして体育館を活用した里山市場「きょなん楽市」、さらには元は職員棟だったという温浴施設「里の小湯」まで!「こどもひろば」もあるので家族連れでも一日楽しめますよ。
写真:野口 まさゆき
地図を見るレストランは、和食、中華、イタリアンなどが揃っていますが、おススメはおふくろの味を提供する「里山食堂」。鋸南町の新鮮な食材を使った里海里山定食を何種類も提供しています。写真は「アジフライ定食」。サクサクしたフライの感触がたまりません!
どの定食にも、お好みの一品を2種類プラスできるのでとってもお得感ありです。
写真:野口 まさゆき
地図を見る元体育館を改修したのがこの直売所です。天井の高い広々とした空間に地元の鋸南町や南房総の特産品、食品が並びます。海産物、農産物だけでなく、酒蔵の多い千葉県らしく地酒も豊富に揃っていますよ。
一年中温暖な房総ならではの綺麗なお花も季節に応じて並びます。たくさんのお土産を買って地域にも貢献しましょう!
写真:野口 まさゆき
地図を見る簡易宿泊施設の「学びの宿」は、黒板やランドセル入れが残る教室に畳ベッドが置かれています。4人部屋×10室、大部屋(15人程度)×2室で、予約は専用電話からとなります。
その他、温浴施設は11:30〜15:30の営業です。汗を流してから家路につくのもいいですね。
越前、淡路と並び、日本三大水仙群生地に挙げられるのがここ鋸南町です。毎年12月から2月にかけて白と黄色の可憐なスイセンが町中に咲き誇ります。主なポイントは「江月」と「をくずれ水仙郷」です。
平安時代、源頼朝が伊豆の石橋山での戦いに敗れた後に流れ着いたのもこの鋸南町と言われています。2月から3月になると河津桜の「頼朝桜」が満開となります。白い水仙とピンクの頼朝桜のコラボレーションは必見です!
また、富津市との境にある鋸山や日本寺は県内でも有数の観光スポットですね。
晴れた日には明るい海とのどかな里山を巡るドライブ旅。美味しいコーヒーや里海里山の食事で心を癒してみませんか!?
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(2024/3/29更新)
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