入場無料!台湾のお土産もみつかる台北「松山文化創意園区」

入場無料!台湾のお土産もみつかる台北「松山文化創意園区」

更新日:2018/07/23 15:32

台北の有名な観光地はほとんど行ってみたけれど、台北でちょっと違った旅をしてみたい、旅先でやすらぎの一時を過ごしたい方におススメなのが「松山文化創意園区」。日本時代のタバコ工場の跡を利用して造られた入場無料のカルチャーパークです。アート展示やカフェや雑貨屋などのほか休日には音楽のイベントや手作り市などが開催されることも!一日楽しめるスポットです。

アート&クリエイティブなカルチャーパーク

アート&クリエイティブなカルチャーパーク
地図を見る

「松山文化創意園区」は、1937年日本統治時代に建てられた「台湾総督府専売局松山煙草工場」。台湾で初めての紙巻き煙草専用の工場でした。ここは、2001年には、台北市によって99番目の市指定の古跡(史跡・文化財)とされました。その後、跡地の活性化を目的に2011年この場所を利用したアート&クリエイティブなカルチャーパーク「松山文化創意園区」がオープンしました。写真のように緑豊かな場所で、都会のオアシスのよう。旅先でやすらぎの一時を過ごすことができます。

タバコ工場

タバコ工場
地図を見る

入り口を入って右側にある建物は一番入り口に近い方から、オフィス棟、タバコ工場となっています。このオフィス棟前にはテントが張られ、手作り市が開催されることもあります。

オフィス棟やタバコ工場の建物にもご注目ください。オフィス棟は全て原木、壁面も石材も特別にオーダーされたものなんです。タバコ工場も同じく、レンガやガラスなどの建材はすべて特別にオーダーされたもの。当時の工場建築のモデルとなったというこの建物。その建物の凝った造りもじっくり観察してみてくださいね。

そして、タバコ工場の一階にあるのが「台湾デザイン館」。ここには台湾オリジナルのデザイン商品が展示されているほか販売もされているので、お土産にもなりそうなグッズも見つかります。デザイングッズはランプや家具などの大きなものだけでなく、Tシャツや文具、茶器などもあるので、日本にはないお気に入りのデザインを探してみてください!

タバコ工場の奥、インフォメーションセンターの隣にもショップがあり、こちらでも台湾のオリジナル雑貨がたくさん手に入ります。ここにはカフェもあり、台湾のビールやアイスキャンディーなども販売されています。

バロック式庭園

バロック式庭園
地図を見る

タバコ工場は左右に分かれていて、真ん中に庭園があります。ここがバロック式庭園。中央に噴水があり、その周りには女性の像が置かれています。これは女工をモデルに作られた彫刻なのだそうです。当時の庭園としては現存する台湾最大の建築とされています。ここでは庭園の一角に腰かけて絵を描いている人や一休みしている人などが見られます。緑に囲まれて癒される、まさに都会のオアシスです!

倉庫群はアートスペースに!

倉庫群はアートスペースに!
地図を見る

入り口を入って左側、屋根に1〜5までの番号が書かれている建物が倉庫群です。ここは様々な展示やイベントが行われるアートスペース。世界デザイン展など大規模な展示もここで行われます。入場無料で入ることができるものもあるので、是非立ち寄ってみてくださいね!

台北文創ビル〜誠品書店

台北文創ビル〜誠品書店
地図を見る

倉庫群の向かい側に立つ近代的な建物が台北文創ビルです。このビルの地上6階、地下5階は誠品書店。大規模な誠品書店の中にはフロア毎に書籍、音楽関連、クリエイティブ雑貨、レストラン街など異なるテーマとなっています。文化・創意・生活を理念とする誠品書店は、まさにカルチャークリエイティブのデパート!台湾茶が味わえる喫茶コーナーや茶葉販売店が5店舗以上入っているフロアもあり、歩きつかれたら台湾茶を片手に休憩もできます。お菓子などの食品などが置かれているコーナーもあり、ここでお土産選びも可能です。

入場無料で楽しめる!台湾のお土産もここ「松山文化創意園区」で!

タバコ工場をリノベーションしたアート&クリエイティブなカルチャーパーク「松山文化創意園区」。アート展示やカフェや雑貨屋巡りが一度に楽しめるこちらは、台北でちょっと違った旅をしてみたい、旅先でやすらぎの一時を過ごしたい方におススメのスポットです。

台北市地下鉄の板南線で「国父紀念館」駅で下車し、5番出口を出たら、光復南路に沿って歩いていくと到着します。徒歩10〜15分程です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/16 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -