写真:大川原 明
地図を見るイギリス植民地時代に建てられたムンバイの中心にあるチャトラパティ・シヴァ−ジー・ターミナス鉄道駅。コロニアル(ヴィクトリアンゴシック)建築を代表する歴史的な建物として、2004年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
2008年のムンバイ同時多発テロでは、駅構内で爆弾テロがあり、多くの方々が亡くなりましたが、現在でも多くの人々が利用する駅です。ムンバイから多くの都市を結ぶ特急や夜行寝台電車の発着駅ともなっています。
旧名は、ヴィクトリア・タ−ミナス駅ですが、インド国内でイギリス植民地時代につけられた名称を変更しようという運動の下、1998年に現在の名前に変更されました。夜になると駅舎がライトアップされて綺麗ですので、昼だけでなく夜の建物も見学しましょう。
写真:大川原 明
地図を見るムンバイ市内の南にあるフォート地区にあるインド門。これは、イギリス植民地時代、1911年にイギリス国王ジョージ5世夫妻の来印を記念して建てられた門です。ムンバイの人気観光名所だけあり、国内外から数多くの観光客が訪れています。記念に、インド門を背景に写真を撮ってください。
インド門の前には、タタ財閥の創始者が建てたインドを代表する高級ホテルであるタージマハル・ホテルがありますので、インド門と併せて見学してみるとよいでしょう。フォート地区は植民地時代の名残が残っていますが、その雰囲気を感じ取ることが出来る地区ですのでお薦めです。
写真:大川原 明
地図を見るムンバイ市街地の西側にあるマリーンドライブ。ここは、地元の人々のデートスポットでもあり、朝夕の散歩の場となっている市民の憩いの場です。海岸沿いに遊歩道が整備されていますので、バックベイの景色を見ながらの散歩をお薦めします。西側に位置しているので、夕陽が綺麗です。
写真:大川原 明
地図を見る洗濯機が出来る前、人々は洗濯を手洗いでしていました。ドービーガートは未だに残るムンバイ市内最大の屋外洗濯場です。洗濯人という職業があり、その人達が仕事で洗濯をしています。天気の良い日には、写真のように洗濯物が屋外で干されています。ムンバイ最大だけあり、規模は大きく、色とりどりの洗濯物がはためいている姿は壮観です。
場所は、マハ−ラクシュミ−駅近くにありますが、電車かタクシーで行くとよいでしょう。作業場の中に入ると法外な額を請求される可能性があるので、駅南側に架かる橋の上から観察してください。作業場に入らなければ治安上問題ありませんが、橋上では、物売りの人々からの勧誘がありますので覚悟をしてください。
写真:大川原 明
地図を見る世界遺産に登録されているムンバイ湾に浮かぶエレファンタ島の石窟群。ムンバイ市内フォート地区のインド門近くの船着き場からボートを利用し、1時間程でいけます。エレファンタ島という命名の由来は、16世紀にポルトガル人が島に上陸した際に巨大な石彫りの象を発見したした事からです。
1987年に世界遺産に登録された石窟群は、6世紀〜8世紀にかけて出来たもので、全てヒンドゥー教の神であるシヴァ神を祀っています。ポルトガル人による破壊の跡も生々しく残っていますが、見るべき価値のある石窟群です。
島内は広く、お土産屋やレストランも多くあります。ボートで到着後に、船着き場の近くで、ガイドが勧誘してきますが、英語が出来る方であれば、料金交渉をしっかりとした上で、ガイドをつけ、案内してもらうのもよいでしょう。
首都のデリーと同じく、日本の成田空港から全日空の直行便が毎日運行しています。ゴアやコーチンなどの南インドを周遊する際、もしくはデリーに向けての北へ進む起点としても使える都市です。
今回は、ムンバイの5つの場所だけご紹介しましたが、まだまだ他にも多くの見所があります。成長著しいインド最大の都市ムンバイを是非とも訪れてください。
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(2024/3/29更新)
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