写真：天草野 黒猫
地図を見る滋賀県長浜に知る人ぞ知るご当地グルメがあります。それは「びわこ食堂」のとりみそ鍋！一度食べたらやみつきになること間違いなしのお鍋なんです。
まず、出てきて驚くのは白菜の盛り！運んでくるときに落とさないんだろうかというくらい白菜がてんこ盛りに盛られています。直径30cmのお鍋に、同じく30cmくらいに白菜が盛られ、上に彩りに人参の千切り。運ばれてきた段階ではほとんどお汁はありません。白菜の下にひそんでいる鶏肉、豚肉などもまったくみえない、白菜の山がはこばれてきます。
写真：天草野 黒猫
地図を見る鍋には最初お汁はほぼ入っていないのですが、時間と共に白菜の山が小さくなっていきます。それとは逆に鍋に野菜の水分が！この野菜とお肉のエキスが出会うとたまらないうまみが生まれるんです。そこに下に仕込まれた味噌が合わさって抜群のスープが出来上がります。
白菜の山が全て鍋の中に沈んだら食べごろです。一度箸を口に運べば、止まらない美味しさ。味噌味だから、飽きも来ず野菜がメインだからヘルシーなのに見事な満足感なんです。しめはうどん玉かラーメンをスープに投入。野菜とお肉の旨みが十分にしみた味噌スープに麺がからみ、お腹いっぱいなのにペロリと食べてしまうこと間違いなしです。
写真：天草野 黒猫
地図を見るこの「とりみそ鍋」の味を決めているのは、やはり味噌！味わい深い「とりやさいみそ」が決め手です。
この味噌は「びわこ食堂」のご主人が編み出した味。400年前の賤ヶ岳の戦いのおり、秀吉軍に里の人から献上された「味噌煮込み汁」が疲れた兵士の活力の源になったとか。それを再現できないかと20年をかけてご主人が作ったのが「とりやさいみそ」です。近江は木之本にも語り継がれる秘伝の味が元になったこのお味噌。
名前から鶏肉が入っていそうですが、身体にいい22種類の野菜、果物、スパイスから作られたお味噌です。「野菜をおいしく摂ってもらう」から「とりやさいみそ」。野菜のおいしさを引き出すお味なんです。自宅にお土産でもちかえって、自宅で「とりやさい鍋」はいかがですか？野菜をおいしく食べれば、家族の元気ももどるはず！
写真：天草野 黒猫
地図を見る「びわこ食堂」の味噌鍋の魅力。もうひとつはお値段です。とりやさい鍋１人前、700円（2016年10月のお値段）１人１人前で足りる？と思いそうですが、大丈夫。もう少し食べてもいいかな、という所でしめの麺をスープに投入すれば充分お腹いっぱいになります。お肉もとり、豚、牛、ホルモン、そして鴨まで用意されていてバリエーションも豊富。
元々焼肉屋から始まっているこのお店。焼肉もおすすめです。お腹がすいている方は鍋ができるまで、焼き肉を先にいただくという方法もありです。
場所は北陸線高月駅から徒歩19分。木之本インターから、国道8号線を長浜インターに4キロ程戻った左手。バイクや車の方には駐車場も広くて入りやすいです。ドラッグストアーなどの間にあるので「とりやさい」の看板を目印にさがしてみてくださいね
知る人ぞ知る滋賀県長浜市にある「びわこ食堂」、いかがでしたか？もはやご当地グルメの「とりみそ鍋」。このエベレストのような白菜は必見です！そして、この白菜の山から流れだすエキスを食べれば胃袋の活力がよみがえること間違いなしのお味。
インパクトもあって、持ち帰って自宅で再現できる楽しみもある。そんな「びわこ食堂」の「とりみそ鍋」！家族で、お友達でみんなでにぎやかに囲んでみませんか？
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(2024/4/26更新)
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