スペイン1美しい村?モレージャ「ホテル・エル・シッド」は立地もグルメもすごい!

スペイン1美しい村?モレージャ「ホテル・エル・シッド」は立地もグルメもすごい!

更新日:2018/07/27 15:13

盛 千夏のプロフィール写真 盛 千夏 スペイン留学&スペイン・ワーキングホリデー(ワーホリ)エージェンシー代表
スペインで最も美しい村はどこ? という質問で必ず答えに上がる場所の一つが、バレンシア州カステジョン県のモレージャ(Morella)。村をぐるりと囲む城壁と歴史がたくさん詰まった城塞が印象的な中世の情緒にあふれる村です。
そんなモレージャのおススメホテルは「ホテル・エル・シッド」。お部屋からの景観と観光に便利な立地、2つ星ながら整った設備、地元の名物が食べられるコスパ良しのレストランが特徴です。

モレージャのおススメ「ホテル・エル・シッド」

モレージャのおススメ「ホテル・エル・シッド」

写真:盛 千夏

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スペインで最も美しい村10選の常連、モレージャ。
スペインの英雄エル・シッド(ホテル名の由来)、レコンキスタで有名なハイメ一世、ナポレオン軍なども到達したかつてはバレンシア地方第三の都市として栄華を誇った場所でした。
現在はその繁栄は中世そのままの城壁や城塞から感じるのみの小さな村です。歴史や見どころに溢れているにも関わらず、外国人観光客は少な目でどちらかと言うとスペイン人に人気のスポットと言えます。

モレージャのおススメホテル「ホテル・エル・シッド」は6つある村の入り口の一つ、サン・マテウ(Portal de San Mateu)からすぐで、細い道が入り組んだ村内ではとても分かりやすい場所にあります。
バスターミナルからは歩いて約10分(下り)の距離で、車の場合はホテルの目の前が駐車場と抜群の立地。うれしい事に駐車場は無料で予約の必要もありません。

バルコニーからの眺めが圧巻!「ホテル・エル・シッド」のお部屋

バルコニーからの眺めが圧巻!「ホテル・エル・シッド」のお部屋

写真:盛 千夏

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「ホテル・エル・シッド」は、2つ星のホテルですが設備は申し分なし!
シャワーのお湯の出もよく、暖房の入りもバッチリ。夏でも夜はぐっと気温が下がる土地ですので、エアコンの設備はありません。
無料Wi-Fi、テレビもあり、パソコンで十分に作業ができる大きさの机も完備されています。

ヘアドライヤーはお部屋に備え付けではないので、チェックインの時にレセプションで貸してもらいましょう。

バルコニーからの眺めが圧巻!「ホテル・エル・シッド」のお部屋

写真:盛 千夏

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ホテルのおススメポイントの一つが、お部屋のバルコニーからの景観。モレージャの見どころの一つ城壁がよく見えます。
また、城壁の向こうに広がるのどかな風景も見どころの一つ。村の周辺にはまだ伝統的な羊飼いが存在し、放牧されている羊につけたベルの音がかすかに聞こえてきます。

バルコニーからの眺めが圧巻!「ホテル・エル・シッド」のお部屋

写真:盛 千夏

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「ホテル・エル・シッド」は観光にも便利な立地で、左に行けばバスターミナルやツーリストインフォメーションが。
右に向かうとすぐにモレージャで一番大きな石畳の階段「クエスタ・デ・サン・ジョアン」(Cuesta de San Joan)があり、階段を上がれば村のメインストリートに出ることが出来ます。
村の中では城壁に一番近い(低い)場所にあるため、道に迷っても城壁沿いに歩けばホテルに着くことが出来ます。

これで10ユーロ??郷土料理が食べられるホテルのレストラン

これで10ユーロ??郷土料理が食べられるホテルのレストラン

写真:盛 千夏

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「ホテル・エル・シッド」のレストランには10ユーロで、前菜・メイン・デザート(パン込み、飲み物別)のコースメニューが用意されています。

ディナーでも10ユーロとコストパフォーマンスは最高で、前菜・メイン・デザートともにモレージャの郷土料理が食べられるようになっています。スペインで今はやりの創作系の要素は一切ない直球の郷土料理をお楽しみあれ!

これで10ユーロ??郷土料理が食べられるホテルのレストラン

写真:盛 千夏

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モレージャのグルメと言えば、肉や豆を使ったがっつり系。

前述のモレージャ風スープ(ソパ・モレジャーナ、Sopa Morellana)は、生ハムの骨を出汁に使ったスープで、小さなシューが浮いているのが特徴。
その他にはコディージョ(Codillo)と呼ばれる塊肉のオーブン焼き、豆とチョリソーの煮込み、手作りチョリソーとソーセージなどがあります。
豆とチョリソーの煮込みは前菜扱いですが、前菜+メインの代わりに、前菜から2品選ぶことも可能です。おなかに自信がない方は、前菜にはサラダや前述のスープ+前菜の豆料理をメインとして組み合わせて食べるといいかも。
デザートには羊の乳を凝固させたクワハーダ(Cuajada)がおススメ!

これで10ユーロ??郷土料理が食べられるホテルのレストラン

写真:盛 千夏

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内陸のそして寒さの厳しい土地らしく肉料理が多いモレージャ。お料理のお供は赤ワインで決まり! モレージャ周辺の赤ワインがハウスワインとして提供されますが、グラス1杯と頼んでも、ハラ(Jarra)と呼ばれるジョッキがドーンとサーブされます。
料理やワインのスケールが大きいのもスペインの田舎の特徴です!

城壁や自然を眺めながらの優雅な朝食タイム

城壁や自然を眺めながらの優雅な朝食タイム

写真:盛 千夏

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「ホテル・エル・シッド」の朝食は、席を選べるならば迷わず窓際をゲット! 村を取り囲む城壁やその向こうに広がる風景を楽しみながらの優雅な朝食タイムは格別です。

城壁や自然を眺めながらの優雅な朝食タイム

写真:盛 千夏

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まずはフレッシュオレンジジュース、トースト、特産の羊のチーズ、生ハム、すりおろしトマト、クワハーダやフルーツをどうぞ!

そういえば朝食には欠かせないコーヒーがないな...と思うなかれ。これだけで十分な朝食ですが、まだ続きがあるのです。

城壁や自然を眺めながらの優雅な朝食タイム

写真:盛 千夏

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先ほどのトーストや生ハムが塩系の朝食で、次ははビスコチョと呼ばれるスペインのパウンドケーキ、トーストにジャムと言った甘い系のプレートがコーヒーと一緒にサーブされます。

これでモレージャを1日歩き回るエネルギーチャージはバッチリ!

モレージャでぜひ1泊2日の観光を!

モレージャは小さい村なので、駆け足であれば村内を1日で見て回ることもできますが、名物グルメや歴史的価値のある建物、中世の街並みを堪能するには1泊2日がおススメです。城壁の外には12世紀の水道橋もあるので、外から見たモレージャも楽しめます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/01−2016/12/02 訪問

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