フライブルクの中央駅から繁華街方向に進んで旧市街に入っていくと、まずドーンと目に飛び込んでくるのはフライブルク大聖堂でしょう。
1354年に着工、1513年に完成という長い歳月をかけてようやく完成された歴史の重みのある美しい建築物です。ロマネスク様式とゴシック様式が混在しており、高さ116メートルもの高さの尖塔が圧倒的!その塔にある赤とブルーの時計の文字盤は、赤レンガの本体の色にとても映え外観の象徴になっています。
内部の細工も大変見事で、芸術的価値が高い祭壇やステンドグラスは芸術的価値が大変高いそう。これらの細工を手がけたのは細やかな作業に長けたイタリア人職人たち。当時フライブルクでは銀が獲れたためにとても裕福だったそうです。そんなリッチなフライブルクは大聖堂の内装着工のためにイタリアからわざわざ職人を連れてきたのだそう。これは是非とも見てみたいと思いませんか?ドイツでも最も美しい大聖堂の一つと言われているぐらいですから。
*大聖堂の開場時間案内*
月曜日〜土曜日: 10.00 - 17.00、日曜日・祝: 13.00 - 19.30
大聖堂の朝市の開催場は、大聖堂の麓のかなり広い大聖堂広場にあります。
所狭しと新鮮な旬の野菜や果物、木の玩具や掃除道具、農家出作られたジャムや蜂蜜などが売られるテントが軒を連ねています。野菜や果物を売る農家の人たちは朝一番に近郊の農家からやってくるので採りたて新鮮野菜や果物が購入できます。
日本同様、ドイツの秋も一番食材が豊富と言えるかもしれません。きのこ、木の実、ベリー類、ジャムなどより豊富な品揃えです。加工肉もどれを買って良いやら、と迷うほどの種類の豊富さ。さすがはソーセージ天国ドイツ!また、農家のおばあちゃんが腕をふるって焼いたパンやクッキー、ケーキ、パイなども購入できて楽しい!プロのパン職人さんの屋台ももちろん出てますよ!ドイツのパンは本当に美味しい。
ホットドッグや焼きソーセージなどのドイツ風ファストフードも売られているので、地元の皆さんは食べ歩きしながら食材などの買い出しを堪能してますよ!
*朝市の営業時間*
月曜日〜金曜日:7:30 - 13:30、土曜日:7:30 - 14:00
食べ物が主だった朝市ですが、木工芸品や生花屋さんも多く出ています。
四季折々のフレッシュで色鮮やかな花々が並ぶ図はとても綺麗で絵になります。生花だけではなく、フローリストさんたちがその季節に合わせて花をアレンジして作るリースや部屋の装飾品などもとても魅力的です。日本人のテイストとは違い、ナチュラルなセンスが光り、とても楽しめること必至です!乾燥したリースなどの装飾品は自分への土産としても友人などへの贈り物としても良いでしょう。
また木工芸品はキッチン用具や手の混んだ玩具など、キュートでチャーミングなドイツらしい品揃え。こちらは女性や子供達へのお土産に良いでしょう。
外国旅行の際には、その国や土地の特徴や文化、風土が色濃く反映されている市場というのはとても楽しめる観光スポットの一つだと思います。意外と日本人は観光をしに行かないドイツのフライブルクですが、上述しましたが、とても魅力のある若々しい大学街です。旧市街見物や、数多くの素敵なカフェ、雑貨などのショッピングも十分に楽しめるこの魅力的な街へ出向いてください。そしてその際には必ず朝市にもぜひお立ち寄りすることをお勧めします!
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