写真：渡部 洋一
地図を見る神奈川県中郡二宮町に位置する吾妻山（あづまやま）。「日本武尊が妃・弟橘媛（おとたちばなひめ）の笄(こうがい)を山頂に埋め、『吾妻はや』と嘆いた」という伝説がその名の由来とされる、標高136.2mの小高い山です。その山頂で1987年に開園したのが、今回ご紹介する菜の花の名所「吾妻山公園」。入場料は無料で、芝生広場や展望台が整備された町営の公園です。
吾妻山公園は、何と言ってもその抜群の眺望が大きな魅力。最寄りのJR二宮駅から徒歩30分程度の好立地でありながら、相模湾、箱根、丹沢山地、そして富士山さえもはっきりと望むことができます。360度の大パノラマは、神奈川県でも指折りの絶景スポットです。
写真：渡部 洋一
地図を見る神奈川県が誇る絶景スポット、吾妻山公園。菜の花、桜、コスモス等四季折々の植物も美しく、「かながわ花の名所100選」にも選定されています。
吾妻山公園の菜の花は早咲きで、見頃は例年1月から2月にかけて。園内の約6万株の菜の花が見頃を迎えると、鮮やかな黄色の絨毯を求めて集まる多くの観光客や写真愛好家で賑わいます。
開花時期には二宮町観光協会によるイベント「菜の花ウォッチング」も開催されるなど地域をあげて盛り上がる、神奈川県でも有数の菜の花の名所です。
写真：渡部 洋一
地図を見る神奈川県指折りの菜の花の名所、吾妻山公園。その魅力は何と言っても、絶景と菜の花を同時に眺めることのできる抜群のロケーションです。
写真は、吾妻山公園から見下ろす「相模湾」と「菜の花」。湘南の海と鮮やかな菜の花、青と黄色が織りなすコントラストが美しい、絶景スポット吾妻山公園ならではの風景です。
写真：渡部 洋一
地図を見る写真は、吾妻山公園から眺める「丹沢」と「菜の花」。神奈川県北西部に東西約40km、南北約20kmというスケールで広がる雄大な丹沢山地と、美しい菜の花の絨毯の見事な共演は、自然の魅力が凝縮した貴重な風景です。菜の花を求めて吾妻山公園を訪れたのなら、是非とも抑えておきたいポイントと言えます。
写真：渡部 洋一
地図を見る早春の吾妻山公園の最大の目玉がこちら！「富士山」と「菜の花」とのコラボレーションです。
もともと吾妻山公園は、国土交通省によって選ばれた「関東の富士見百景」の一つに数えられるほどの富士山眺望スポット。国のお墨付きを得た見事なまでに美しい富士山と、満開の菜の花を一望にするその風景は、圧巻の一言です。
富士山観賞の名所と、菜の花の名所。2つの顔の相乗効果が生み出す絶景は、まさしく早春の吾妻山公園観光のハイライトと言えるでしょう。
神奈川県中郡二宮町「吾妻山公園」の、「菜の花の名所」としての見所をご紹介しました。
吾妻山公園には、子供が楽しめる遊具も設けられており、家族で訪れるのにも最適です。自動販売機はありますがレストランや売店はないので、長時間滞在する場合は食べ物を持参しましょう。
吾妻山公園の菜の花の見頃は、例年1月から2月にかけて。富士山と菜の花、丹沢山地と菜の花、相模湾と菜の花など、絶景スポット吾妻山公園ならではの美しい菜の花風景が、あなたを待っています。
吾妻山公園へのアクセス、菜の花の開花状況等の情報は、記事下部にある「MEMO」よりご覧いただけます。
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(2024/4/19更新)
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