写真:瀧澤 信秋
地図を見るビジネスホテルといえばローコストなホテルというイメージですが、最近では贅沢な空間を利用したいという人も増加、ハイクラス型の施設が躍進し多様化しています。そんなハイクラス型にいま注目が集まっていますが、ローコスト型だったチェーンがハイクラスブランドを展開する例もみられるようになりました。
ローコスト型のビジネスホテルチェーンとして有名なスーパーホテルも、ハイクラスブランド「スーパーホテルLohas」を展開しています。今回紹介するスーパーホテルLohas池袋駅北口の他にも、都内では東京駅に近い「スーパーホテルlohas東京八重洲中央口」や「スーパーホテルLohas赤坂」など都心部で広がりを見せています。
スーパーホテルLohas池袋駅北口は、山手線をはじめ私鉄各線や地下鉄も乗り入れる池袋駅から徒歩5分。とはいえ飲食店や多彩なショップなどが多く、人々が街を行き交う賑やかな街を歩くのであっという間の感覚です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るハイクラス型で注目したいのが独自のサービスやコンセプトです。本来、独自のサービスやコンセプトの打ち出しは、全国へ多店舗展開するチェーンよりも、独立系・小規模チェーンに分がありました。全国展開するチェーンが、独自のサービスやコンセプトを貫くためには、多くの店舗で均等なクオリティであることが必要でハードルが高いのです。
一方、全国チェーンがハイクラスブランドを展開することで、新たなサービスやコンセプトを打ち出すことができるようになりました。ローコスト型というイメージだったスーパーホテルも、Lohasブランドにより、施設、設備、客室に至るまで、自然を意識し快適性を追求したハイグレードなホテルになりました。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るスーパーホテルLohas池袋駅北口は、2016年4月18日リニューアルオープンしました。客室や設備、インテリアなどへの気遣いが光ります。中でも注目したいのが高濃度炭酸泉「福来路 -ふくろう-の湯」です。
高濃度人工炭酸泉は気泡が肌に付くお湯です。疲労回復はもちろん、健康増進、血行・代謝促進、更には睡眠改善などが期待できると言われています。男湯は1F、女湯は2Fにあり、15時〜翌朝9時30分という利用時間も嬉しい点。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る客室も全室がリニューアルを完了。そもそもスーパーホテルは、大学と共同で眠りを研究するなど、快眠ビジネスホテルとして有名ですが、Lohasブランドの快眠追求は更に進化しています。まず注目したいのがデュベスタイルの導入。清潔感と共に空間の広がりも感じます。
フロント・ロビーから客室に至るアプローチは、次第に眠りモードに誘うよう照明・照度も計算されています。また、スーパーホテルがパイオニアともいえる選べる枕はもちろん、眠りを誘うBGMなども導入、快眠ホテルとしての価値が向上しました。全国チェーンにして新ブランドの展開を好機と捉え、ハイレベルなサービスへのトライが光ります。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るスーパーホテルLohas池袋駅北口の朝食は、他のスーパーホテル同様無料です。しかし、にわかに無料とは信じがたい内容には驚愕の一言。
サラダコーナーは産地に気遣った有機JAS認定の野菜が並び、無料朝食ではまず見かけない、オレンジやグレープフルーツといったフルーツ類も豊富です。バラエティーに富んだ温製料理に、焼き魚やベーコン、ソーセージにはロースターも設置されており熱々をおいしく食べられます。
また、パンのコーナーでは、食パンを投入すると回転して焼きあがるトースターなど見せ方も秀逸です。ご飯は白米・五穀米・おかゆと3種類揃っています。何より、明るいインテリア、導線も考えられた朝食会場は居心地抜群です。
スーパーホテルLohas池袋駅北口の新たなトライは、利用者の圧倒的な支持を受けています。特に、宿泊者全員に無料で提供する朝食は驚きの内容。進化するスーパーホテルには今後も注目です。
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(2024/3/29更新)
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