写真:旅人間
地図を見る真田幸村のゆかりの地として知られる和歌山県にある九度山の玄関口にある道の駅「柿の郷くどやま」は、NHK大河ドラマ「真田丸」での観光客に加え、地元で人気の農産物直売所「産直市場よってって」があり、大型駐車場は常に満車で大盛況となっています。
ここでは、紀伊山地?熊野古道?など無料で見られる世界遺産情報センターがあり、真田幸村に関する展示も充実しています。またパンフレットなども豊富で真田幸村ゆかりの地を巡る場合は立ち寄っておきたい。それでは幸村ファンにはたまらない道の駅「柿の郷くどやま」を紹介しましょう。
道の駅の館内には、無料で入れる展示資料館があり「真田信繁(幸村)公の甲冑 赤備え」が展示されています。これは是非に見ておきたい。
そもそも「赤備え」は戦場で最も目立つ姿であることから、特に武勇に秀でた精鋭部隊のみが許された強者の証と言われていたそうです。しかし、大阪の陣で赤備えを採用した真田隊は、実際にはお金で雇われた傭兵ばかりで精鋭部隊ではありませんでした。この赤備えは幸村が見せた決死の覚悟、気迫の塊と言えるでしょう。
この甲冑はレプリカですが、前に立つと、徳川本陣に一丸となって突撃した幸村の気迫が伝わって来そうで迫力は満点、必見の価値ありです。
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地図を見る道の駅「柿の郷くどやま」では大河ドラマ「真田丸」の影響もあり、真田幸村に関するものが沢山あります。例えば草刈正雄さんが自身のブログで紹介して話題になった「六文銭焼」や「紀州六文梅」と言った南高梅まで、とにかくお菓子から特産物まで幸村に関連付けられたものが数多く売られています。
特に注目を浴びているのが「真田紐」ですね。伸びにくく非常にかたくて丈夫と言われ、真田幸村が作り始めたとも言われていますが、実際には忍びの者がルーツと言った説もあります。いずれにせよ関ヶ原の後、真田親子が幽閉された九度山から「徳川を二度も破った真田が作った強い紐」として話題になったのは確かなようです。そんな真田紐をお土産として買って帰るのも面白いですね。
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地図を見るこの道の駅くどやまには焼きたてパンを販売するベーカリーがあり、喫茶コーナーも用意されています。もし時間に余裕があるなら、ここでゆっくり時間を過ごすのがおすすめ。
展示資料室には真田幸村に関するパンフレットが置かれているので、それをもらって、喫茶コーナーで六文銭をあしらえたクッションを背にし、パンフレットを読みながら時間を過ごすのは幸村ファンなら鉄板コースと言えるでしょう。
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地図を見るこの喫茶コーナーではコーヒーは300円と低価格で飲むことが出来ますが、レジ横で販売している「真田マシュ丸」と言う名のマシュマロを一緒に買ってみましょう。
このマシュマロは6個入りで350円。そのまま食べても良いが、コーヒーに浮かべて飲むのがおすすめ!中にはチョコが入っていて、マシュマロ自体は甘さ控えめでコーヒーとの相性は抜群。口の中に入るトロンと入りモチモチとした感じがクセになるかも…。
(価格は2016年12月現在のものです)
真田幸村が幽閉された九度山は、道の駅「柿の郷くどやま」の名前からも分かるように富有柿で知られた柿の名産地です。
道の駅の中にある「産直市場よってって」では、全国で約2割収穫を誇る柿とみかん、全国第2位のいちじく、第3位のキウイ、第4位の桃など、日本でも有数のフルーツ王国でもある和歌山の地産地消を推進する地場産品を直売するお店。和歌山県内に10店舗以上構え、和歌山県では知らない人のない人気店でもあります。ぜひ、立ち寄って見て下さいね。
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(2024/4/19更新)
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