世界遺産の古都を見下ろす絶景スポット!スイス・ベルン「ローゼンガルテン」

世界遺産の古都を見下ろす絶景スポット!スイス・ベルン「ローゼンガルテン」

更新日:2016/12/07 17:19

ベルンはスイスの首都であり政治の中心部。連邦議事堂や大聖堂、ベルンで最も有名な天文時計塔などがある旧市街は、ユネスコ世界文化遺産に登録されるだけのことはあり、息をのむ美しさを誇ります。今回はこの完璧すぎる古都を上から見下ろせる絶景スポット「ローゼンガルテン(バラ公園)」を紹介します。小高い丘の上にあるこの公園は、バラの季節にはバラが、春には八重桜が咲き乱れ、穏やかな時間の流れる市民の憩いの場です。

ベルン旧市街の歴史をさっと知ってみよう

ベルン旧市街の歴史をさっと知ってみよう
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ベルンの元旧市街の歴史は遡ること1191年に始まります。ツェーリンゲン大公のベルトルト5世により、その地に流れるアーレ川の弧の字型をうまく利用し、その弧の中に収まるように街が建設されたのが始まりです。街は徐々に広がり、その成長は19世紀に至るまで続き現在の大きさになりました。この美しきスイスの誇る歴史あるベルン旧市街が、ユネスコ世界文化遺産に登録されたのは1983年のこと。この旧市街を人の少ない早朝時間に歩いてみると、まるで中世の時代に迷い込んだかのような不思議な気持ちを体験をすることでしょう。

赤い瓦の屋根が印象的な旧市街を一望の絶景を楽しむ!

赤い瓦の屋根が印象的な旧市街を一望の絶景を楽しむ!
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ベルン中央駅からバスに揺られること約8分、ローゼンガルテン/Rosengarten(バラ公園)に到着します。バスは絶景の見える真逆の位置に停まるので、公園の中に入ったら、手入れの行き届いた青々とした芝生の広がる公園をまっすぐに突き抜けてください。そこに広がるのは息を呑むほどに美しい旧市街の俯瞰図です。

アルプスの冷たい雪解け水が作り出すアーレ川の深いエメラルドグリーン色と、瓦屋根の赤茶色が織りなす色調がなんとも絵のように情緒的。これぞユネスコが選りすぐった世界文化遺産!と納得するでしょう。運が良ければ、その背景にベルナーオーバーランドの素晴らしいアルプス山脈が見えることも。

サンドイッチなどを買って芝生の上でピクニック!

サンドイッチなどを買って芝生の上でピクニック!
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旅行中はレストランでの外食がどうしても食事の中心になってしまいますよね。旅行始めはいいけれど、徐々に胃が疲れてくるのが正直なところではありませんか?そんな時、旧市街のパン屋さんやスーパー等でサンドイッチやサラダ、お惣菜などを買って、広々としたローゼンガルテンの芝のうえでピクニックをしませんか?ここはベルン市民たちが家族や友人、カップルでくる人が多く、ゴロゴロとおしゃべりをしながらご飯を食べたり、おやつを食べたり皆一様に楽しんでいます。バラの咲き誇る季節などとてもロマンチックですよ。

公園内の絶景を楽しめるカフェ・レストランもオススメ!

公園内の絶景を楽しめるカフェ・レストランもオススメ!
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ローゼンガルテン内には併設されたモダンなカフェ・レストランがあります。このテラス席からは旧市街を見下ろせる絶景を楽しめる席があるので、「絶対そのテーブルに座りたい」という方は予約をお勧めします(暖かい季節は特に!)。食事もスイス料理からイタリアン、インターナショナルな食事が楽しめます。お茶するだけでももちろん大丈夫!公園内には子供達が遊べる遊具があるので、子連れの方は子供を遊ばせておいて横でお茶をするなんてことも可能なので、とても嬉しい限りです。

終わりに

ベルンの旧市街の中を歩くのももちろん素敵ですが、この美しきベルンの宝石を遠くからのんびりと見下ろすのも大変素敵です。お天気の良い日など是非とも足を運んでいただきたい場所の一つです。皆、あの絶景を見たときには声を出してその感動を思わず表してしまうんですよ!

中央駅から旧市街をずっと東の方角へお散歩がてら歩いていけば、徒歩でも全く問題なくローゼンガルテンに辿り着けます。駅から直行したい人にはバスをお勧めします。

*バスでのアクセス:中央駅を出て正面の道路を渡った真正面にあるバス停から10番バスに乗り、ローゼンガルテン/Rosengartenで下車。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/18 訪問

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