自然と調和した癒しの湯治場 秋田・乳頭温泉郷の秘湯「黒湯温泉」

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自然と調和した癒しの湯治場 秋田・乳頭温泉郷の秘湯「黒湯温泉」

自然と調和した癒しの湯治場 秋田・乳頭温泉郷の秘湯「黒湯温泉」

更新日:2017/03/06 18:10

阿部 吾郎のプロフィール写真 阿部 吾郎 フリーカメラマン、ライター、日本旅のペンクラブ会員、日本旅行写真家協会会員

乳頭温泉郷の中でも最も奥にある源泉地帯に位置する秘湯「黒湯温泉」。冬季は雪で閉ざされてしまうため、営業は例年4月中旬から11月中旬のみである。
山中の谷合に忽然と姿を現す黒湯温泉は、まさに隠れ里のような様相である。江戸時代初期の延宝2年(1674年)頃に発見されたというこの温泉、当時は湯治に行くのも一苦労であっただろう。

丘の上から黒湯温泉を見下ろす

写真:阿部 吾郎

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車で黒湯温泉に行くには、田沢湖から山道を走り、有名な鶴の湯温泉の入口を通り越して、さらに山道を走る。最後は、本当に通り抜けられるのか不安になるような細道を抜け、黒湯温泉の駐車場に到着する。公共交通機関で行く場合も、田沢湖駅からバスで乳頭温泉入口まで行き、そこからは黒湯温泉の送迎車に乗ることになるので、同じ道を走ることになる。
黒湯温泉は先達川が流れる谷合に位置し、駐車場はその横の丘陵部分にある。駐車場から坂道を下って行くと、まるで隠れ里のように黒湯温泉の建物が現れる。

写真:阿部 吾郎

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旅館棟の渡り廊下に提灯が吊るされ、その向うには自炊棟の茅葺屋根が見えている。

写真:阿部 吾郎

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敷地内にある黒湯温泉内の案内図だ。これを見ると温泉内の様子が良くわかる。お風呂は混浴風呂と男女別風呂と2か所あり、それぞれ別の源泉からお湯が引かれている。混浴は単純硫黄温泉、男女別は単純温泉だ。建物は、管理棟、旅館棟、自炊棟と大きく3つのグループに分かれている。管理棟から男女別風呂に向かって下り坂になっている。

単純温泉の源泉

写真:阿部 吾郎

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黒湯温泉の中で坂を下った一番低い場所に単純温泉の源泉がある。

写真:阿部 吾郎

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旅館棟からこの源泉が見える。臭いはほとんどない。

写真:阿部 吾郎

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源泉を囲った柵の下からもグツグツとお湯が沸きだしていた。ここでも95°ある。

旅館棟の客室

写真:阿部 吾郎

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旅館棟の客室は、トイレなしの4畳半、4畳、トイレ付の和室2間、10畳、10畳角部屋と5つのカテゴリーがある。
写真は、和室10畳トイレ付のお部屋。飾り気のないシンプルなお部屋だが、ゆったりしておりくつろげる。ただし、テレビはない。

写真:阿部 吾郎

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こちらが洗面所で、右の扉がトイレ。トイレはウォシュレット付き。また、セフティーボックスも完備されている。

単純温泉の男女別風呂

写真:阿部 吾郎

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単純硫黄泉の源泉のすぐ横に男女別のお風呂がある。左の小さな建物は打たせ湯。お風呂は男女それぞれ、内風呂と露天風呂がある。

提供元:黒湯温泉

http://www.kuroyu.com/

こちらが露天風呂。内湯の方もちょうどこれと同じぐらいの大きさだ。天気がいい日の夜は、満天の星を眺めることができる。

写真:阿部 吾郎

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打たせ湯は、お風呂と建物が別なので少々使いにくいのが難点だ。こちらは男女共通。

単純硫黄泉の混浴風呂

提供元:黒湯温泉

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こちらが単純硫黄泉の混浴風呂。写真右側に見えているのが露天風呂。真ん中の窓がある部分が内湯、左側に打たせ湯が見えている。やはり、男女別のお風呂よりも、こちらの方がいかにも秘湯という風情だ。

提供元:黒湯温泉

http://www.kuroyu.com/

野趣あふれる露天風呂。その奥に源泉がある。

まさに湯治場

これといった娯楽施設もテレビもない宿だ。温泉に入る以外、周辺を散歩するぐらいしかやることがない。まさに、温泉に入るための宿、湯治場である。
一応、携帯電話はつながるが、ここに泊まったら携帯電話の電源も切って、ゆっくりと湯につかり、自然を感じ、家族や友人・恋人との会話を楽しんで、日ごろに疲れを癒したいものである。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/03−2016/10/04 訪問

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