冬場は寒くて、足が遠のきがちの水族館。でも、神戸市立須磨海浜水族園の冬は、ちょっと違う。
エントランスホールの「波の大水槽」前に「こたつ」が出現。こたつに入ってポカポカしながら魚たちを眺められる温かい趣向があるのだ。2017年は12月7日から設置される。
写真:塚本 隆司
地図を見る16時になると、ほのぼのとした館内が一転する。「神戸須磨アクアイルミナージュ」の始まりだ。
エントランスホールで催されるのは「光の切り絵ファンタジックアクアリウム」。光の切り絵作家・酒井敦美がプロデュースした本物の魚たちと光の切り絵の魚たちが共演する幻想的な世界だ。視界に収まりきらない大迫力で幻想的な映像が天井に映し出される。どんな魚が登場するかは来てのお楽しみ。
和楽園展示室では「光の水族園」として空間いっぱいに投影される映像の中に入り込む新企画が登場。インスタ映えも間違いなしの色鮮やかな海底世界に、きっとワクワクするはずだ。
写真:塚本 隆司
地図を見る水族園の内外もイルミネーションで彩られる「神戸須磨アクアイルミナージュ」。屋外植栽エリアや通路やフードコートの天井もキラキラ。
写真は2016年に開催された時の様子だ。2017年は「輝く海底世界」をテーマに幻想的なイルミネーションで彩られる。
写真:塚本 隆司
地図を見る写真:塚本 隆司
地図を見る夜の幻想的な水族園を楽しむまたとない機会。カップルやファミリーが肩を寄せ合いながら歩く、絵になる場所でもある。もちろん、1人でゆっくりイルミネーションの世界を満喫するのもよい。
写真:塚本 隆司
地図を見る「神戸須磨アクアイルミナージュ」の期間中は屋外でも館内でも、さまざまなイベントが開催される。
オリジナルのLEDキャンドルが作れるコーナー(有料)や記念撮影ができるスポットもある。日中の入園料のままで楽しめるので、おみやげ作りもあわせて、1日中楽しむつもりで出かけるのも良い。
写真:塚本 隆司
地図を見るいつ見ても楽しいイルカライブ。これがナイトライブとなるとさらに楽しい。
「神戸須磨アクアイルミナージュ」では、プロジェクションマッピングとイルカの共演が見られる。イルカライブに迫力ある映像と音楽が加わり、楽しさも倍増。観客からも拍手喝采の楽しいライブだ。これは、見ないともったいない。
写真:塚本 隆司
地図を見るしかし、チャンスは1日に1度だけ。19時30分からのナイトライブを、見逃さないようにしよう。席には限りがあるので、満席で見られないなんてことにならないように、早めに席を確保することをオススメしておく。
席を取る前に、知っておいた方がいい情報がある。会場でも説明されるが、知らないと大変なことになるかも知れない。
イルカライブに慣れている人にとっては、当たり前のことだが、プールに近い席には水しぶきが飛んでくるのだ。しかも海水なので、カメラやスマートフォンなどには大敵。
実際にどの位置がぬれるのかというと、ステージ観客席の1階の青いシート席だ。特に前から4列目までは要注意。カッパやタオルを用意して、あえて座るのもいいが、ぬれるのはイヤという人は、他の席へ。
せっかく早く席についたのに、後で席を替わることにならないようにしよう。
写真:塚本 隆司
地図を見る「神戸須磨アクアイルミナージュ」が始まるのは16時から。まだ外は明るい。イルミネーションは暗くなってからの方がよいし、イルカナイトライブまでには時間がある。
日没後に来園するのもいいが、「神戸須磨アクアイルミナージュ」は通常の入園料のまま見られるので、まだ明るい時間帯に水族園を楽しんでおくのもよい。「光の切り絵・ファンタジックアクアリウム」は屋内なので、先にじっくり楽しむのがいいかもしれない。
写真:塚本 隆司
地図を見る日没時間になると海岸を眺められる場所へ移動することをオススメしたい。スマスイが面する須磨海岸は、海水浴場としても人気の美しい浜辺。少し高いところに上がれば、瀬戸内海の美しい風景が広がる。
日中のキラキラと輝く穏やかな瀬戸の海や、夕日が沈んでゆくところを楽しむのも魅力だ。
須磨海浜水族園はフードコートが充実しているのも魅力だ。いつでも小腹を満たせるので過ごしやすい。
1階のフードコートには、スマスイならではのメニューがある。その名も「スマイルカ焼き」だ。たい焼きならぬイルカ焼き。しっとり柔らかな生地は素朴で優しい。中身は、カスタード、つぶあん、チョコレート、チーズの4種類から選べる。1番人気はカスタード。しっぽは、たい焼きよりもサクサク感があるかも。子どもたちにも人気の商品だ。
写真:塚本 隆司
地図を見る写真:塚本 隆司
地図を見る本館3階のリクガメやウミガメがいるプール脇の「うみがめのお店」で売っているのが「かめパン」。カメの形をしたメロンパンだ。見た目もかわいいので、お土産にも喜ばれる。
ガッツリ食べたい人には、「カフェ&レストラン和楽園」がおすすめ。ハンバーグやパスタに、焼きたてパンが付いてくるセットや定番メニューのマグロのカツを挟んだ「スマスイバーガー」が人気だ。
写真:塚本 隆司
地図を見る日本での水族館発祥の地「神戸」に旧須磨水族館が開園してから60周年。須磨海浜水族園のリニューアルオープンから30年になる。「水族館」ではなく、公園に来た感覚で過ごしてもらえるように「水族園」と名付けられた。園内を一回りすればミニ遊園地もあり、今も受け継がれている思いが分かるだろう。
カップルやファミリーはもちろん、1人だって冬のロマンチックな思い出になる「神戸須磨アクアイルミナージュ」。入園料が日中と同じというのもうれしい。
<神戸市立須磨海浜水族園>
住所:神戸市須磨区若宮町1丁目3−5
電話番号:078-731-7301
開園時間:神戸須磨アクアイルミナージュ開催中 9時〜21時(最終入園は20時30分)、12月31日は25時まで
定休日:水曜日(但し、12月27日、1月3日は開園)
入園料:大人(18歳以上)1,300円、中人(15〜17歳)800円、小人(小・中学生)500円、幼児無料
アクセス:JR「須磨海浜公園」駅から徒歩5分・山陽電鉄「月見山」駅から徒歩10分
駐車場:なし(最寄り、須磨海浜公園駐車場1090台)
<神戸須磨アクアイルミナージュ>
開催期間:2017年12月2日(土)〜2018年2月12日(月・祝)、「光の水族園」は1月31日まで開催
イルミネーション点灯時間:16時〜21時(最終入場は20時30分)
イルカナイトライブ:19時30分から
入園料:昼夜共通
2017年11月現在の情報のため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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