地元民に愛される京都の出汁香るカレーうどんを食べてみよう

地元民に愛される京都の出汁香るカレーうどんを食べてみよう

更新日:2016/11/29 16:54

日本の出汁文化は世界に誇るべきもので、京都は古くから上品な出汁を使った食事が多く、京都を訪れる観光客の舌を満足させてくれるものとなっています。その中でも京都民が、普段から馴染んできたB級グルメがあります。
和風出汁とスパイシーなカレーを合わせたカレーうどん。ほかの地域にはない美味しさを京都ならではの感性で仕上げ、まさに、京都のカレーうどんといえます。旨いカレーうどんやさん3軒をご紹介します。

讃岐仕込みのモチモチ太麺が旨い!出汁が効いたカレーうどん

讃岐仕込みのモチモチ太麺が旨い!出汁が効いたカレーうどん
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京都・左京区の平安神宮からほど近くにある山元麺蔵は、開店前からかなりの行列をなしているうどん屋です。讃岐で修行した大将が打つ、讃岐仕込みのモチモチ太麺のコシ、味、香りが共に良い。

出汁は、昆布をベースにウルメ、メジカ、鯖、鰹節などがブレンドされており、出汁の香りが強く感じられます。また、カレーも出汁の味や香りを損なわないように調整してあり、これぞ京都のカレー出汁うどんと云える逸品なのでしょう。

メニューも豊富で、甘く煮た大判のおあげも人気のある逸品です。山元麺蔵のモチモチ太麺に出汁香るカレーうどんはいかがでしょうか?おススメです。

とろみが旨い!15種類も使ったスパイシーなカレーうどんはいかが?

とろみが旨い!15種類も使ったスパイシーなカレーうどんはいかが?
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京都府・左京区に日の出うどんはあります。永観堂禅林寺からも近く多くの観光客で賑わっています。京都のカレーうどん人気はとても高く、どのお店も行列ができていますが、こちらのお店もかなりの行列で覚悟して並ばないといけません。

15種類ものスパイスを使い練り上げたカレールウは一晩寝かせ、出汁の香りがたまらないとろみが強い柔らかい細麺のカレーうどんとなっています。とろみがあることでうどんはいつまでも温かく、最後まで美味しく頂けるようになっています。

味は普通から激辛まで選ぶことができ、辛口ともなればスパイシーな香りや味も相まってカレー好きにはたまらない逸品です。とろみのある最後まで温かいカレーうどんを一度、食べてみてください。また、日の出うどんはお昼のみの営業となっています。

揚げたて野菜を豪快に乗せたモチモチ麺が絡み合うとろとろカレーうどん

揚げたて野菜を豪快に乗せたモチモチ麺が絡み合うとろとろカレーうどん
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京都府・伏見区の伏見稲荷大社より車で数分に位置する大河さんです。こちらも、人気のあるお店で行列覚悟となります。濃厚なカレーが特徴で、とろみがありスパイシーな仕上がりのカレーうどんです。

素揚げされたかぼちゃ、サツマイモ、なすは熱々の揚げたてをスパイシーなカレーうどんの上にトッピングされ、見た目にも美味しそうなカレーうどんとなっています。こちらも讃岐仕込みのモチモチした京都ならではの細麺で、とろみの効いたカレーととても相性が良いです。

昼と夜の部に分れており、開店前に並ぶのがおススメ。店内のスペースも広くとってあるので、ゆったりと頂くことができます。

カレーうどんとの相性抜群のサクサク食感のゴボウ天ぷら

カレーうどんとの相性抜群のサクサク食感のゴボウ天ぷら
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京都のどのお店にもカレーうどんに合う付け合わせメニューはありますよね。カレーうどんのみならず、必ず注文する人も多いはず。ここで紹介するのは、山元麺蔵さんのゴボウ天ぷらです。

甘辛く煮たゴボウは柔らかい新ゴボウを使い、かりっと揚げられたゴボウは、サクサクした食感と甘みのある味がしみこんだ美味しい逸品です。塩の代わりにカレー粉につけて頂くのも特徴で、とても相性抜群の味となります。

カレーうどんの付け合わせにおススメの逸品です。

まとめ

京都の地元民に愛されてきたカレーうどん。何度食べてもまた、行きたくなるような京都ならではの美味しさが詰まっています。県外や世界中からも訪れる観光客に人気があり、どのお店も行列覚悟が必要です。

今回、ご紹介したすべてのお店の接客は素晴らしく、どんなに忙しくても手を止めてお客さんに感謝する姿には頭が下がりますね。熱々のうどんを食べた後に、冷たいおしぼりを用意するなどホスピタリティあふれるサービスも良いです。

観光地としても有名な京都、どんなに忙しくても驕らない姿勢は、訪れる旅行者を受け入れる京都ならではのおもてなしが感じられますね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/26 訪問

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