昭和感溢れる「ローマノ福の湯」「ローマノ泉」北海道帯広市

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昭和感溢れる「ローマノ福の湯」「ローマノ泉」北海道帯広市

昭和感溢れる「ローマノ福の湯」「ローマノ泉」北海道帯広市

更新日:2016/11/30 18:18

温泉ソムリエぐっちのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 温泉ソムリエぐっち 温泉ソムリエマスター、温泉ソムリエアンバサダー、温泉観光実践士

帯広駅界隈はモール泉と言われる温泉が湧き出しています。烏龍茶やコーヒーのような色をしています。さらに今回ご紹介する「ローマノ福の湯」「ローマノ泉」は、もちろんモール泉であり、ゆでたまごのような硫黄の香りが漂う温泉です。そして、このような二つの名前を持っているにもわけがあります。さらに懐かしすぎる食堂も併設されています。街の真ん中で極上の温泉とノスタルジックな昭和の時代を味わってみませんか。

温泉らしさを全く感じさせない外観

写真:温泉ソムリエぐっち

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帯広市内のとある交差点の角にひっそりと佇んでいます。お世辞にも綺麗、新しいとは言えません。誤解を恐れず簡潔に表現すると「ボロい」「古い」です。
また、看板は上がっていますが、外観から察すれば、ここがまさか素晴らしい温泉が湧き出している施設だとは思わないでしょう。

公衆浴場「ローマノ福の湯」

写真:温泉ソムリエぐっち

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まずは「ローマノ福の湯」と書かれた建物へ入ると、いきなり2階へ続く階段があります。2階へ上ると、男女別に分かれた入口があり、入ると番台におばちゃんが鎮座されています。そこで料金を支払うとそこは脱衣場。銭湯形式な温泉です。

浴室はいたってオーソドックスと言いますか、色気がないと言いますか、素っ気ない雰囲気。公衆浴場ですので、石鹸やシャンプーはもちろんございませんので、持参しましょう。

露天風呂はございません。浴室には浴槽がひとつだけ。
湯の色は薄い烏龍茶のような透明感のある茶色で、これはモール泉と呼ばれる腐植質を含んだ温泉です。
湯に浸かるとモール泉特有の藁のような香りとゆで卵のような硫黄の香りが感じられます。さらにお湯の中で肌をさすれば驚くようなツルツル感。そして温度は、程よくぬるめですので長湯するにはちょうど良いと思います。

また、正式な泉質は「アルカリ性単純温泉」になります。

次は個室?家族風呂?な「ローマノ泉」へ

写真:温泉ソムリエぐっち

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「ローマノ泉」は、1階にあります。こちらはいわゆる家族湯や貸切湯と言われる個室タイプの浴室になります。また、2種類あり、ひとつは温泉の浴槽のみの「ファミリーバス」。もうひとつは写真の温泉とサウナと水風呂がある「ファミリースパ」。
小さな浴槽ですが、蛇口をひねれば温泉がドバドバと勢いよく出てきますので、新鮮そのもののかけ流しの温泉を思う存分味わえます。もちろん湯は「ローマノ福の湯」と同じ湯です。

そして、こちらの「ローマノ泉」が元々の発祥で、当初は温泉ではなかったようです。そして昭和55年に掘削し、温泉が湧き出したようです。そしてその翌年の昭和56年に「ローマノ福の湯」が出来たそうです。

また、写真奥に見える女性像が物語るようにこちらの施設の名前の由来は古代ローマの公衆浴場(テルマエ)から取られたそうで、当初は「ローマ風」「ローマ式」などとつけた洋風風呂が数多くあったそうです。

シメは併設のおばちゃん手作りの食堂で

写真:温泉ソムリエぐっち

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1階には大衆食堂「ローマノ泉食堂」があります。忙しい時間帯以外は名物おばちゃんの「はるさん」が基本ひとりで切り盛りされています。

内部はまさに「ザ・昭和」。椅子やテーブル、その他どこを切り取っても今っぽいものは何もなく、40年程前のままの姿。メニューは大衆食堂らしくラーメンやカレーや丼ものがずらり。この界隈の名物の豚丼もあります。

温泉であたたまってからこの食堂で食事をすれば、体も心も満たされることでしょう。そして、間違いなく懐かしい昭和の時代へタイムスリップできます。

老朽化した温泉施設へはお早めに

全国的に老朽化した温泉施設は建て替えられるか閉業されるかのどちらかの道を辿られます。閉業されれば、あたりまえですが、もうそこの温泉に入ることは出来なくなってしまいます。また、建て替えられる場合だと、当然ながら新しくなりますので、浴室の風情等が大きく変わってしまう場合が多々見受けられます。

「ローマノ福の湯」「ローマノ泉」は人気温泉施設ですが、建物は老朽化しています。
なので、現在の昭和感を感じられたい方は、早めに行かれることをおすすめします。

そして、帯広でモール泉の湯巡りもされてみては如何でしょうか。

「ローマノ福の湯」「ローマノ泉」
【住所】北海道帯広市東9南12
【泉質】アルカリ性単純温泉
【湯の使い方】源泉かけ流し(加水なし・加温なし・消毒なし)

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/15 訪問

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