写真:赤木 リン
地図を見る浅草花やしきは浅草一の観光名所、浅草寺から歩いてすぐ。最寄駅ではつくばエクスプレスの浅草駅が一番近く、徒歩3分ほど。東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、東武スカイツリーライン各線の浅草駅からは徒歩5分ほどの距離にはなりますが、近いルートは仲見世通りを通るので、人の多さによってはもう少しかかる可能性があります。
一般的な遊園地だと背の高いアトラクションがあり、周りに建物も少ないので遠くからも見えるはずですが…。周囲を建物に囲まれているため、だいぶ近づかないと遊園地がある気配すら感じさせないのが、花やしきのすごいところ。
写真は園内全体を映したものですが、右下に映る囲いはBeeタワーがあった場所です(2016年11月現在)。昔の花やしきを知る方には、ちょっと寂しい光景かもしれませんね。
写真:赤木 リン
地図を見る花やしきで一番有名なアトラクションといえば、日本に現存する最古の「ローラーコースター」。その時速は最高42km!他の遊園地では最高時速100kmを超すジェットコースターなんて当たり前という時代ではありますが、このローラーコースターは速さではなく古さを楽しむもの。建物スレスレを走るスリルと、壊れるんじゃないか!?というドキドキ感を満喫してください。
この写真は、ローラーコースターのコース内側を走る「ヘリコプター」という乗り物から撮影したもの。園内に架けられたレールを走るアトラクションで、自分でペダルを漕いで空中散歩を楽しむものですが、なかなかペダルが重いので結構体力を使います。隣をローラーコースターが通り過ぎていくので、乗る勇気はないけど雰囲気だけでも楽しみたい、という方におすすめです。
写真:赤木 リン
地図を見るBeeタワー引退後、花やしきで高所を楽しむアトラクションは「スペースショット」だけとなってしまいました。地上60mまで一気に上がり、急降下するフリーフォールです。浅草の街を一望するにはもってこいのアトラクションですが、眺める余裕があるかないかは個人差がありますので、高いところがへっちゃらな方はぜひ挑戦を!
こんな高いところから落ちるのはムリ!という方には、2歳以上から乗れる「ぴょんぴょん」というミニフリーフォールがありますのでご安心ください。それもムリという方は、スペースショット乗り口手前にある模型をどうぞ。ボタンを押すことで、小さなスペースショットを思うままに上昇・下降させることができますよ。
写真:赤木 リン
地図を見る江戸時代、嘉永6(1853)年に開園した花やしきですが、元々は牡丹と菊細工をメインにした花園「花屋敷」としてオープンしました。漢字にすると何だか印象が変わりますね。
その後は動物園として有名になったり、震災や戦禍により一時閉園したりと、波乱の歴史を経て今日に至っています。
園内には緑が多く、浅草門ゲートを入って正面にある池には赤い橋が架けられ、滝も流れています。園内を散策して「花屋敷」の名残りを探してみましょう。
写真:赤木 リン
地図を見るアトラクションに気を取られて見逃しがちですが、屋上芝生広場「スカイプラザ」もぜひ訪れてください!ベンチが設置されているので、園内や浅草の街を眺めながらのんびり休憩するのにぴったりの場所です。ここでお弁当を食べるのもいいですね。
広場の奥には結婚・良縁の神様「ブラ坊さん」も鎮座されているので、良縁祈願に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
カップルで来園した場合は、絶好のフォトスポットがあるのでぜひここで記念撮影を!ハート型のオブジェの下にある足あとマークの上に立つと…東京スカイツリーと浅草寺をバックに写真を撮ることができますよ。休日でもそれほど混み合うことのないおすすめスポットです。
歴史あるアトラクションを残しながら、新しい試みにも挑戦する花やしき。Beeタワーの跡地には劇場などの機能を備えたホールが建設される予定になっています。
ウィンターシーズンには、50万球のイルミネーションで園内を彩るイベント「ルミヤシキ」も開催。2016年8月に登場した、ウェアラブルデバイス“テレパシーウォーカー”を装着して園内を散歩する「花やしき歴史散歩」というアクティビティも好評です。
古いけど新しい、まだまだ進化を続ける「浅草花やしき」、ぜひ観光してみて下さいね。
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(2024/4/18更新)
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