フォトジェニック上海!食・買・撮が一度に楽しめる田子坊・思南公館・新天地をそぞろ歩き!

フォトジェニック上海!食・買・撮が一度に楽しめる田子坊・思南公館・新天地をそぞろ歩き!

更新日:2018/08/03 18:47

浮き草 ゆきんこのプロフィール写真 浮き草 ゆきんこ トラベルライター、プチプラ旅専門家、LCC弾丸トラベラー
上海は、1860年代に租界地(外国人居留地)が形成され「石庫門」と呼ばれるレンガ造りの古い長屋住宅が多く残されています。石庫門をリノベーションし、最先端おしゃれエリアに変身したのが新天地で、クリエイターの聖地となったのが田子坊、そして、フランス租界の住宅地をリノベーションしたのが思南公館です。
レトロおしゃれな3つのエリアはすべて徒歩圏内!カメラ片手に散歩したら上海にいることを忘れてしまいそう!

上海のSOHOとも呼ばれるおしゃれエリア「田子坊」

上海のSOHOとも呼ばれるおしゃれエリア「田子坊」

写真:浮き草 ゆきんこ

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上海おしゃれリノベーションスポットめぐりのスタートは「田子坊」から。最寄駅打浦駅から徒歩5分。泰康路沿いに3つの石造りの正門があり、そこをくぐると古い石造りやレンガ造りの住宅をリノベーションしたエリアになります。

上海のSOHOとも呼ばれるおしゃれエリア「田子坊」

写真:浮き草 ゆきんこ

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入口は田子坊210号・248号・274号と分かれており、どの入口から入ってもレトロおしゃれ空間満載。おすすめの入口は田子坊210号で、スタイリッシュな空間に生まれ変わった石造りの住宅街の頭上には、グリーンガーデンが!

季節により、カラフルな傘や花などがディスプレイされるので、いく度にいろんな表情に出会える入口です。

上海のSOHOとも呼ばれるおしゃれエリア「田子坊」

写真:浮き草 ゆきんこ

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スタイリッシュな空間もあれば下町情緒漂う空間にも出会えるのが田子坊の魅力。迷路のように入り組んだ細い路地には、若手デザイナーが手掛けたおしゃれなアトリエやギャラリーがあったりと芸術的な雰囲気が味わえます。

そうかと思えば、古きよき上海の下町情緒漂う場所も。ショップの2階には現在も住んでいる住民の洗濯物が干してあったりとさまざまな風景に出会えます。

ショップだけでなく、おしゃれカフェや多国籍レストラン、バーなどもあるので、1日楽しめるスポットです。

上海人にも人気のウォーキングストリート「思南路」

上海人にも人気のウォーキングストリート「思南路」

写真:浮き草 ゆきんこ

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田子坊からおしゃれショッピングモールなどが軒を連ねる准海中路までをつなぐ道が「思南路」です。
プラタナスの並木道が続く「思南路」は暑い夏の日に歩いても、緑の葉が日陰を作ってくれる散歩に最適の道。高い塀に囲まれている道の両側にはフランス租界時代の住宅が連なり、ところどころ見え隠れするおしゃれな住宅が目を楽しませてくれます。

途中広大な敷地を誇る復興公園もあり、ドリンク片手に一休みもできます。

ヨーロッパ風の洋館が立ち並ぶ思南公館

ヨーロッパ風の洋館が立ち並ぶ思南公館

写真:浮き草 ゆきんこ

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思南路を歩いていくと見えてくるのが思南公館と書かれた看板。ここは旧フランス租界の高級住宅地をリノベーションし、高級ホテルやサービスマンション、カフェやレストランなどの商業施設に生まれ変わったエリアです。

この入り口は、ホテルやマンションエリアへの入口ですが、住民、宿泊客でなくても途中までは歩いていくことができます。

ヨーロッパ風の洋館が立ち並ぶ思南公館

写真:浮き草 ゆきんこ

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同じリノベーションエリアでも「田子坊」とは違いここは上質な雰囲気が漂う大人のエリア。気品あふれる街並みに重厚感ある建物が続く道は、まるでヨーロッパの住宅街を歩いているかのよう。建物にはカフェやレストランが入店しており、入口には黒服をきたスタッフがお客様をお出迎え。春〜秋にかけては緑あふれる庭でアフタヌーンティーを楽しむ人たちでにぎわいます。

どこを切り取っても絵になる思南公館は基本的に写真撮影OKですが、マンションやホテルエリアは入ることができず、また外からも撮影禁止なのでご注意ください。

多国籍レストランと最先端のファッションがあふれる「新天地」

多国籍レストランと最先端のファッションがあふれる「新天地」

写真:浮き草 ゆきんこ

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思南公館から徒歩10分ほどの場所にあるのが、「田子坊」と同じく石庫門をリノベーションした「新天地」です。「田子坊」が若手クリエイターの聖地ならば、「新天地」は人気ファッションデザイナーなどがショップを構える最先端ブランドショップの聖地。スタイリッシュな雑貨や洋服、バッグなど買い物好き女子にはたまらないエリア。

「新天地」は昼にショッピングで訪れてももちろん楽しいですが、一番盛り上がるのは夜。ショップも22時ころまでオープンしている店が多いので、夕方以降に訪れるのがおすすめです。

多国籍レストランと最先端のファッションがあふれる「新天地」

写真:浮き草 ゆきんこ

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落ち着いた雰囲気を醸し出すライトアップは幻想的。中国とフランスを融合したフュージョン料理の店やオールド上海ムードたっぷりのレストラン、生のジャズを聴きながらワインを楽しめるライブスポットなど夜遅くまで遊びたい人にぴったりのエリアです。

アートなショッピングモール

アートなショッピングモール

写真:浮き草 ゆきんこ

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新天地を歩いているとK11と書かれたきらびやかな高層ビルが見えるはず。地下鉄1号線「黄陂南路」駅直結で、新天地からも徒歩5分で行くことができます。正式名称は、K11購物芸術中心でその名の通り、アートとショッピングを融合したショッピングモール。入口にはアートなオブジェが点在し、吹き抜けから上を見上げると宝石が降ってくるかのような美しいライトアップを見ることができます。アートスペースのほか、高級ブランドショップなどが入り、入りにくいかなと思いきや、レストランフロアにはリーズナブルなレストランが入り、気軽に食事をとることができます。

注目したいのはトイレ!上海のこういったショッピングモールのレストランはトイレに力を入れており、清潔かつ広々空間!トイレ利用だけでも使い勝手抜群のモールです。

カメラ片手に上海のリノベーションスポットを散策!

「田子坊」は細い路地に若手クリエイターがさまざまなショップを構え、さらに食べ歩きも楽しい町で、「新天地」は最先端ショッピングやバーなど大人の上海を楽しめる町、そして、思南公館はこれらリノベーションスポットのハイエンド版です。

古い住宅のリノベーションといっても、エリアによって全く違う表情を見せてくれる上海のリノベスポットはカメラ片手にのんびり散策したい場所。観光客であふれる、豫園や外灘、南京東路にちょっと疲れたなと思ったら、リノベスポットめぐりはいかがですか。

掲載内容は執筆時点のものです。

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