パリを食べ尽くす!定番フレンチから庶民グルメを4店厳選

パリを食べ尽くす!定番フレンチから庶民グルメを4店厳選

更新日:2018/06/20 16:51

盛 千夏のプロフィール写真 盛 千夏 スペイン留学&スペイン・ワーキングホリデー(ワーホリ)エージェンシー代表
世界中に知れ渡るグルメの都、フランスはパリ。
カフェ・ブラッスリー・ビストロ・高級レストランまで星の数ほどの飲食店があり、正直旅行者にはどこが地元民に人気なのか、何が美味しいのか迷うところ。

ここでは、パリ生まれの夫と毎年パリを訪れる筆者が、スフレ専門店、カジュアルなフレンチ・バスクレストラン、移民が多いパリならではの激安アジアン、シャトーブリアンや鴨などの定番フレンチのお店を紹介します!

スフレ専門店「La Cuisine de Philippe」(ラ・キュイジーヌ・ド・フィリップ)

スフレ専門店「La Cuisine de Philippe」(ラ・キュイジーヌ・ド・フィリップ)

写真:盛 千夏

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「La Cuisine de Philippe」(ラ・キュイジーヌ・ド・フィリップ)は、スフレ好きに捧げるビストロ。

チーズや魚介を使った塩系のスフレもあり、前菜で塩系スフレ+メイン(肉料理や魚料理)+デザートに甘いスフレとスフレ尽くしを楽しめるお店です。
スフレ専門店だけあって味は絶品。大人のこぶしほどのスフレですが、軽い口どけでいくらでも食べられそう。

ホールを切り盛りする優しいマダムは英語もOKで、外国人には馴染みがないであろう変わったメイン料理などはきちんと説明してくれるので安心。ランチもディナーもコースメニューがありますが、値段的にはランチがお得です。
たくさん食べられない...と言う方は前菜+メインorデザートのコースがおススメ!
リュクサンブール公園近くという土地柄、客層は観光客と地元民半々と言ったところですが、地元民は常連客が多めです。

カジュアルな雰囲気でフレンチ・バスクを楽しめる「Chez Gladines」(シェ・グラディーヌ)

カジュアルな雰囲気でフレンチ・バスクを楽しめる「Chez Gladines」(シェ・グラディーヌ)

写真:盛 千夏

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「Chez Gladines」(シェ・グラディーヌ)は、フランス・バスク地方の料理を提供するカジュアルなビストロです。

スペイン・フランスの両国にまたがるバスク地方は世界が認める美食の地ですが、「Chez Gladines」(シェ・グラディーヌ)ではミシュランやヌーベル・キュイジューヌのような料理ではなく、安い・旨い・量が多いというコストパフォーマンスの良い料理を提供しています。

画像は「Chez Gladines」(シェ・グラディーヌ)の名物サラダ。サラダはいくつか種類がありますが洗面器ほどの大きさの金属製のたらいにレタスだけではなく、目玉焼き、揚げたジャガイモ、臓物の煮込み、ハム、パン、チーズなどのパンチの効いた具材が山盛りになっています。
もちろんこの大きさなので前菜+メイン+デザートと食べる必要はなく、サラダだけの注文でOK。煮込み料理カスレなども美味しくおススメです。

安い&旨いで地元民にも人気のお店で、相席になることもあります。ボリューム満点のお店なのでぜひおなかを空かしてトライ!

パリならではのアジアンを楽しむなら「Lao Douang Chan」(ラオ・ドゥアン・チャン)

パリならではのアジアンを楽しむなら「Lao Douang Chan」(ラオ・ドゥアン・チャン)

写真:盛 千夏

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パリまで来てアジアン...と思うなかれ。

毎日本格派フレンチを食べると正直日本人は飽きるし胃もたれします。そんな時は是非パリでベトナム・ラオス・カンボジアのアジア料理にトライ!
メトロ駅「Place d’Italie」から「Porte de Choisy」一帯はアジア食材店やアジア料理店が軒を連ねる移民街で、ここは本当にパリ? と言った趣。パリ・リピーターやアジア好きには面白い地区です。

この地区でおススメなのは「Lao Douang Chan」(ラオ・ドゥアン・チャン)。お店の看板に「月亮」と書いてあり日本人にはわかりやすい。
日本では珍しいラオス・カンボジア料理が食べられるお店で、スペイン在住の筆者がパリ生まれの夫とパリ訪問時には必ず訪れるお店です。移民の多いパリではアジアンフードも身近な存在で、客層はアジア系移民とアジア料理好きフランス人が殆ど。観光客はほぼゼロです!

メニューは写真付きで麺だけ頼んでも嫌な顔をされず、サイズも小・大とあるので空腹具合に合わせて食べられるのもうれしく、ほぼどのプレートも物価の高いパリにしては安い10ユーロ以下。
日本人は絶対に好きな、プリプリの海老ワンタンが入ったあっさり麺(画像下のスープあり)がおススメです!

シャトーブリアンや鴨をガッツリ食べるなら「Chez Trassoudaine」(シェ・トラスデン)

シャトーブリアンや鴨をガッツリ食べるなら「Chez Trassoudaine」(シェ・トラスデン)

写真:盛 千夏

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観光地からは少し離れた場所にある「Chez Trassoudaine」(シェ・トラスデン)の客層は、ほぼ地元民!

陽気で語学に堪能なオーナー(英語&スペイン語もOK)が親切に対応してくれるレストランです。こちらのレストランのおススメはなんと言っても肉料理。シャトーブリアンをはじめ牛肉系だけではなく、鴨料理などもそろっています。

肉の火入れとソースが命のフレンチの肉料理、日本ではありえないボリュームをお楽しみ下さい!

パリで食べる美味しいもの

上記では、座って食べるレストランやビストロを紹介しましたが、観光のついでにさっと食べる、あるいは持ち帰りやファーストフード的に利用するならば、こんな食べ物がおススメです!

ボリュームがあって安いケバブ:
モロッコ、アルジェリアなど北アフリカからの移民が多いフランスでは、美味しいケバブを食べられるお店がたくさんあります。店内でファーストフードのように食べても、テイクアウトしてもOK。お肉が苦手であれば、ひよこ豆の揚げ物ファラフェル入りのピタパンもあります。

バゲットを使ったサンドイッチ:
有名なブーランジェリー(パン屋)がお昼時に出す美味しいバゲットのサンドイッチは行列ができることも。また、道端にはバゲットサンドのスタンドもあります。
アジア移民街では、ベトナム風のバゲットサンド(焼き豚やパクチー入り)に是非トライ!

フランスの「食」が見えるスーパー:
フランスのスーパーはチーズの匂いがすると言われ、乳製品の売り場面積は本当に広く圧倒されるばかり。ヨーグルト、チーズなどを是非お試し下さい。
その他に、サラダ(クスクスサラダがおススメ!)、ハム、ワインなどを買ってホテルでゆっくりのディナーも良いものです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/09/24−2015/09/27 訪問

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