神戸観光・デートの一番人気!1000万ドルの夜景に浮かぶ光のアート「六甲枝垂れ」

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神戸観光・デートの一番人気!1000万ドルの夜景に浮かぶ光のアート「六甲枝垂れ」

神戸観光・デートの一番人気!1000万ドルの夜景に浮かぶ光のアート「六甲枝垂れ」

更新日:2014/01/14 12:09

澤 慎一のプロフィール写真 澤 慎一 放送局ディレクター

1000万ドルの夜景を眺めることができる神戸・六甲山の山頂に、ヒノキの枝葉で覆われた巨大な展望台があるのをご存知でしょうか?“六甲枝垂(しだ)れ”と呼ばれるドーム型の展望台で、神戸観光に訪れるカップルたちに一番人気があります。展望台では「Lightscape in Rokko」というライトアップが期間限定で2014年1月13日まで行われ、澄んだ輝きが六甲山の夜空に。恋人たちの聖地に出かけませんか?

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ライトアップ前の夕暮れ時もおすすめ。恋人たちの聖地“六甲枝垂れ”

ライトアップ前の夕暮れ時もおすすめ。恋人たちの聖地“六甲枝垂れ”

写真:澤 慎一

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数ある神戸の夜景スポットの中で、“六甲枝垂れ”をおすすめする理由は、東京スカイツリーよりも高い標高888メートルから見渡す阪神間の夜景は抜群の眺めで、大阪湾を環状に取り巻く光の帯が見事だということ、そして何よりも自然の風を感じながら、眼下にひしめく星雲のような素敵な夜景を見ることができるからです。

また、夜景だけでなく、展望台から歩いて2、3分の「六甲ガーデンテラス」では英国調に統一された異国情緒のあふれる街並みに創作料理やスイーツなどが楽しめる4つの飲食店と、ガラス雑貨など5つのショップがあり、高い山の山頂とは思えないようなアート感覚にあふれる観光スポット。冬季は夜景が美しいですが、夜になると冷え込みが厳しいので、暖房の効いたレストランやショップで楽しい時間を過ごしながら夜景を楽しむことができますよ。

おすすめはライトアップが始まってからではなく、夕暮れ時に訪ねること。ご覧のように薄紅色に染まる美しい夕焼け空を、“六甲枝垂れ”から眺めることができ、とてもロマンチックに過ごせます。

写真の左下に建物が見えますが、こちらが「六甲ガーデンテラス」。“六甲枝垂れ”は当日であれば何度も再入場が可能なので、夕暮れを見て楽しんだ後はガーデンテラスで食事やお茶をして暖かく過ごしながら、ゆっくりと夜の帳が下りるのを待ちましょう。

丘に立つ『一本の大きな樹』がやがて光に包まれ、幻想的な雰囲気に

丘に立つ『一本の大きな樹』がやがて光に包まれ、幻想的な雰囲気に

写真:澤 慎一

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夕暮れの風が六甲山の稜線にそって流れ、夕闇がゆっくりと淡い夜に移り変わり、薄青い靄が漂い始めた東の空に幾つかの星が瞬き始めるころ、色鮮やかな光に包まれた“六甲枝垂れ”が目の前に。

瀬戸内海の島で採れた花崗岩を積み上げた石垣が棚田や氷棚のように連なる坂道を登りきったところに、“六甲枝垂れ”は一本の大きな樹のように優美に立っています。枝垂れをイメージさせるヒノキの枝葉がドームの表面を覆った展望台で、奈良県・吉野産のヒノキで作った幾つもの六角形のフレームを複雑に組み上げた仕組み。床や壁も、すべてヒノキで造られ、雨上がりにはヒノキの香りがいっそう匂い立ち、いい香りがしますよ。

六角形の形をしたフレームはまるで巨大な葉脈のよう。このドームの中に立つと、昼間は燦燦とした木漏れ日に包まれたようで、なんとも不思議な感覚。頂上部にいくほどフレームは密に組んであり、これは夏の強い陽射しを和らげたり、雨を防いだりする役割があります。

建物の周囲はらせん状のスロープが張り巡らされ、施設の地下にまで伸びています。地下の部屋からは、煙突を内部から見上げるように円形に切り取られた空がぽっかりと顔をのぞかせ、昼間だと空や雲の流れを見ることができるので、ゆったりとした気持ちで自然を体感できますよ。

枝葉(フレーム)越しに臨む1000万ドルの夜景。絶好の人気観光スポット

枝葉(フレーム)越しに臨む1000万ドルの夜景。絶好の人気観光スポット

写真:澤 慎一

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展望台からは、枝葉(フレーム)越しに夜景を楽しむことができます。写真は、“六甲枝垂れ”から眺めた大阪方面の街明かり。手前のクレーンのような建物は六甲山と温泉地・有馬を結ぶロープウェーです。ライトアップされたフレームの輝きと、眼下に広がる星雲のような街明かりが相まって、寒さも忘れて素晴らしい夜景に思わず見とれてしまいます。明石海峡大橋や神戸市街、大阪平野、遠く和歌山方面まで見渡すことができる絶好の夜景スポット。

六甲山から眺める夜景は以前、100万ドルの夜景と呼ばれていましたが、これは六甲山から見下ろした時に見える街明かりの電気代がおよそ100万ドルであったことにちなんだもの。今は何倍もの明かりが輝き、1000万ドルに昇格しました。

限りなく自然光に近い光でライトアップ。まるで未知の生命体のような“六甲枝垂れ”

限りなく自然光に近い光でライトアップ。まるで未知の生命体のような“六甲枝垂れ”

写真:澤 慎一

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ドームの中央に立ち、枝垂れをイメージさせるヒノキの枝葉を見あげたのが、この写真です。1000万色以上の色彩表現ができる最新のLED照明を使い、限りなく自然光に近い光で展望台を内部から照らし出すのですが、不思議な未知の生命体と向きあっているような不思議な感覚。

“六甲枝垂れ”のキーワードは『自然体感』と『エコ』で、六甲山頂の自然が体感できるというのがこの展望台の最大の特長です。
暑い夏には、展望台の中央にある風室で六甲山に吹く涼しい風と、冬の間に蓄えた氷を使って天然のクーラーを体験することが可能。
冬には枝葉に似せたヒノキのフレームに樹氷が着氷し、六甲山ならではの自然を体感することができるほか、“風穴(ふうけつ)”と呼ばれる部屋から、つららを見ながら冬枯れの山並みを楽しむこともできます。

また、展望台の南側には“陽室”と呼ばれる部屋があるので、ヒノキの香りをいっぱい胸に吸い込みながら冬の澄みきった夜景を眺めることができますよ。

艶やかなレッドが印象的。六甲山の紅葉をイメージしたライトアップ

艶やかなレッドが印象的。六甲山の紅葉をイメージしたライトアップ

写真:澤 慎一

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燃えるような赤のライトアップ。時が経つのも忘れて、いつまでも見あげてしまいます。刻々と移り変わる色彩。そのどれもが同じものではなく、繊細な自然の移り変わりを静かに感じ、胸が熱くなります。
今日、見た夕暮れも同じものはなく、移ろう光も流れる雲も、この世界のすべて、一瞬、一瞬がもう二度と巡りあうことのない風景。そんな自然への畏敬を、“六甲枝垂れ”から感じます。

ライトアップは、六甲山の四季の移ろいを表現。薄紫色は春を彩る山桜を表し、咲き始めから満開、はらはらと花びらが散ってゆく様子を再現しています。
爽やかなブルーと白は、夏の色。流れる白い雲や強い陽射し、鮮やかな夕日や黄昏、そして夜明けと続く夏の空をイメージしています。
燃えあがるような赤い色は六甲山の紅葉の色。
透き通った濃いブルーは月明かりに照らされた樹氷の美しさ。オーロラが降りそそぐ夢の一夜を見ることができます。

また、“六甲枝垂れ”の地下には風室と呼ばれる部屋があり、ここには氷室の氷が太陽エネルギーによって静かに溶けて流れ込む融氷水盤(ゆうひょうすいばん)が設けられ、水滴が落ちる音が部屋に響き、とても居心地のいい空間。部屋の上部に開いた穴から光や風が舞いこみ、水盤の水面にさまざまな風紋が刻まれていきます。風紋の模様は光によって壁に投影され、まるで瞑想室にでもこもっているかのよう。深い安らぎが得られるので、こちらの部屋で静かな時間をお過ごしください。

【自然体感展望台 六甲枝垂れ】
■住所:神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
■電話:078-894-2281(六甲ガーデンテラス)
■入館料::大人(中学生以上)300円/小人(4歳〜小学生)200円
■アクセス:阪神 御影・JR 六甲道・阪急 六甲各駅から市バス<16>乗車(15〜30分)<-六甲ケーブル下駅下車、六甲ケーブル乗車(約10分)<-六甲山上バス乗車(約11分)<-六甲ガーデンテラス下車
■営業時間:4月〜1月中旬…10:00〜21:00(最終受付20:30)
1月中旬〜3月…10:00〜17:00(最終受付16:30)
(※天候等により変更の場合あり)
■休館日:年中無休

おわりに

“六甲枝垂れ”は光や風といった自然を利用し、電気をほとんど使わない設計となっています。六甲山ならではの四季折々の自然が感じられる新感覚の展望台。葉脈のような枝葉の下で、流砂のように煌く光の渦を見上げると、宇宙と自分とが繋がっているのを感じます。自然の力が一つに合わさったようなパワーに満ちた場所。美しい夜景と光のアート、そして不思議な力が渦巻いているのが“六甲枝垂れ”です。クリスマス・イブには、ぜひとも大切な方とお出かけください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/03 訪問

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