河津町で味わえる「泣けるグルメ」。最初にご紹介したいのが、こちらの「あんバタわさこ」です。これは「泣けるグルメ」第1弾として発案された新開発のメニューで、発売まで実に2年もの歳月を費やした河津で生まれた自信満々の新グルメ。「辛い!泣ける!美味しい!こんなの初めて!!」がキャッチフレーズになっています。
パンには、わさびが練り込まれたバターと粒あんがサンドされていて、パンを外してみると、わさびバターがたっぷり! いかにも辛そうで、ちょっぴり心配になってしまうようですが、食べてみるととろけるようなバターに粒あんの甘さがマッチして、わさびの刺激がぴりり!とする、今まで味わったことがないような意外な美味しさ。わさび+粒あんという、日本ならではの食材を組み合わせた日本を代表するかのようなパンなので、海外の人にも是非食べてほしい代物です。
「あんバタわさこ」は、河津の地場産品やお土産などを扱う「河津桜観光交流館」などで扱っています。
【河津桜観光交流館】
静岡県賀茂郡河津町笹原72−12
河津は「わさび丼の聖地」としても知られています。わさび丼は、2015年の第一回「全国ふるさと甲子園」で、準グランプリを獲得しており、河津を訪れたら絶対に食べておきたいメニュー。
こちらは、河津七滝近くにあるお店「一休茶屋」の「わさび丼」です。一休茶屋は、昭和年間から河津でお店を構える老舗店。ここの「わさび丼」は、地元で採れた最上級のわさびを使用していて、丸ごと一本付いているので、わさびをとことん味わい尽くすことができるのでお勧めです。すりたてのわさびをおかかご飯に付けて食べると、おかかの香り高い匂いに、何とも言えないわさびの風味がたまりません。辛さだけでなくほんのりと甘く、一度食べると病みつきになる美味しさですが、わさびを付けすぎると刺激が強く大変な目に合うので注意が必要です。
わさび丼の他、みそ汁・漬物・小鉢・こんにゃくの刺身などのメニューが付いていてお得。ご飯のボリュームも満点で、食べ応えも充分です。お店は、自家栽培した野菜や、天城で採れた山菜を使うようにできるだけ心がけていて、美味しい野菜も味わえてしまいますよ。こんにゃくの刺身は手作りで、とろとっろの口どけ。どれも体に良い食材ばかりです! わさび丼は数量限定なので、お早めにどうぞ。
わさび丼は、一休茶屋の他、河津七滝周辺のお店で食べることができます。お店によってオリジナルのわさび丼が食べられるので、お気に入りのわさび丼を見つけても面白そうですね。
【伊豆河津七滝 一休茶屋】
静岡県賀茂郡河津町梨本380−5
営業時間:8時30分から17時
定休日:不定休
変わってこちらは、七滝観光センター「泣かせ隊食堂」の「わさびソフトクリーム」。河津の生わさびをクリームに練り込んだタイプのソフトクリームで、ソフトの甘さとわさびの刺激が楽しめる、わさびの本場で是非食べておきたいデザートです。ほんのりと香るわさびの風味も味わえ、辛さの中に繊細な味も見え隠れする魅惑のソフトですよ。
このソフトを販売する「泣かせ隊食堂」は、「泣けるグルメ」のメニュー開発を手掛ける本部隊がやっているお店。くるみとゴマ入りの五平餅に、甘みそとすったわさびをたっぷり塗った「泣きべそ餅」。河津名物の鮎とわさびが同時に食べられる「河津 鮎泣きそば」などなど、わさびを使った多彩なメニューが勢揃いしています。食事メニューの他、わさびを混ぜた「わさシェイク」など、ドリンクもご用意しているので、わさび好きの方は必見ポイントです。
ご紹介した「泣けるグルメ」は、「わさびを食べて出た涙が思い出になってほしい」との願いを込めて作られたのがきっかけ。なので、ここを訪れて、たくさん泣いて、是非思い出を増やしてみて下さいね。
【七滝観光センター 泣かせ隊食堂】
静岡県賀茂郡河津町梨本379−13
いかがでしたか? ご紹介したメニューは、ほんの一部。「泣けるグルメ」は、言い換えれば河津ならではの創作料理です。これまで、第一弾から第5弾まで続々開発し続けられ、毎年のように地元の人達が知恵を出し合って、新たなメニューが登場しています。
わさびを使った斬新なメニューを味わえるのは日本中探してもここだけなので、是非河津で体感してみてくださいね。
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