オタワの巨大マーケットにあるホテル「バイワードブルーイン」で暮らすように旅する!

オタワの巨大マーケットにあるホテル「バイワードブルーイン」で暮らすように旅する!

更新日:2018/07/27 11:04

ザーカー 久美子のプロフィール写真 ザーカー 久美子 アメリカ在住ライター、歌人、フローリスト、馬愛好家
『旅行=観光名所』ですが、観光地めぐりより土地の空気感を味わいたい、という方もいるのでは?観光大好きさんもそうでない人も楽しめる場所といえばマーケット。そこに滞在したら買い物もグルメもローカル気分で満喫できますよね。

今回は、カナダの首都オタワの「バイワードマーケット」にあるホテル「バイワードブルーイン」をご紹介します。レンガ造りのチャーミングなホテルで美しい街を暮らすように旅してみませんか?

19世紀の街並みで買い物&グルメ「バイワードマーケット」

19世紀の街並みで買い物&グルメ「バイワードマーケット」

写真:ザーカー 久美子

地図を見る

カナダで最大級の規模を誇り、最も古いマーケットのひとつである「バイワードマーケット (ByWard Market) 」は、首都オタワ (Ottawa) の中心街にあります。

このマーケットは、2007年にユネスコの世界遺産に登録されたオワタ市内を流れる「リド―運河 (Rideau Canal) 」を建築したジョン・バイ中佐 (Lt-Col John By) により設立されました。彼の名字から名づけられた“バイ”ワードマーケットは、今年2016年に190年目を迎える歴史ある場所です。

マーケットはレンガ造りの趣ある建物群から成り立ち、100を超えるレストランやカフェ、パブで世界各国の食や酒を味わうことができます。甘党に必ず食べていただきたいのが「ビーバーテイルズ (BeaverTails) 」。昨年2015年に日本初上陸を果たしたカナダで大人気のスイーツです。ビーバーのしっぽのかたちに似た楕円形の薄いパイ生地を油で揚げ、そのうえにフルーツなどをトッピングしたもので、外はサクッ、口の中でとろけていく美味しさです。今ではカナダを代表するスイーツに成長したビーバーテイルズは、こちらの店舗で誕生しました。本場の味をぜひお召しあがりください。

このほか、100店舗以上あるブティックや雑貨店でショッピングを楽しむことも。例年、5月〜10月には地元の農家直売のメープルシロップや工芸品などの露店も立ち並びます。お土産探しに最適ですよ。

1日中楽しめるバイワードマーケットの一角にあるのが、今回ご紹介するホテル「バイワードブルーイン (ByWard Blue Inn) 」です。

レンガ造りのチャーミングなホテル「バイワードブルーイン」

レンガ造りのチャーミングなホテル「バイワードブルーイン」

写真:ザーカー 久美子

地図を見る

バイワードマーケットにあるホテル「バイワードブルーイン」は、1989年にオープンしました。

オタワの国際空港「オタワ・マクドナルド・カルティエ国際空港 (Ottawa Macdonald - Cartier International Airport) 」からは車でおよそ25分、紅葉の名所・メープル街道沿いを走る人気の列車「カナダ大陸横断鉄道 (VIA Rail Canada) 」のオタワ駅からは、車で約10分の距離にあります。ちなみに、カナダを車で旅行される方は、ホテルの駐車場(無料 / 数に限りあり)またはホテルの並びにある立体駐車場(有料)を利用できます。

ホテルはマーケットの一角にあるため、食事も買い物もとっても便利。パブからほろ酔い気分で部屋にたどり着けるので、安心して地ビールやアイスワインを楽しめますよ。

館内には、カナダの芸術家ブルース・F・ウォレス (Bruce F. Wallace) の絵画があちらこちらに飾られており、まるでギャラリーのよう。こちらもどうぞお見逃しなく。

バルコニーから眺める朝もやの国会議事堂

バルコニーから眺める朝もやの国会議事堂

写真:ザーカー 久美子

地図を見る

46ある客室のすべてにはバルコニーがあり、オワタのナンバー1観光スポット・国会議事堂 (Parliament Hill) などが見渡せます。見えるということは近いということ!国会議事堂のほか、ショッピングモール「リド―センター (Rideau Centre) 」など、ホテルから主な観光名所が徒歩圏内という充実ぶり。朝、バルコニーで清々しい空気を胸いっぱいに吸いこめば、ステキな旅の1日が始まります。

暮らすように旅できる居心地の良い部屋

暮らすように旅できる居心地の良い部屋

写真:ザーカー 久美子

地図を見る

客室はシンプルで清潔、家にいるような居心地の良さです。冷蔵庫や電子レンジの完備されたミニキッチンつきなので、夜、部屋でリラックスしながら一杯やりたい、なんてときに◎。

レストランやパブで夜も賑わう「バイワードマーケット」ですが、ホテルは住宅の並ぶ通りにあるため、思いのほか静か。旅の疲れをゆったりと癒してください。

コンチネンタル・ブレックファーストでエナジー補給完了!

コンチネンタル・ブレックファーストでエナジー補給完了!

写真:ザーカー 久美子

地図を見る

街を散策する前に、まずは朝食をどうぞ。キッシュやイングリッシュマフィン、フルーツなど種類は多くありませんが、無料でコンチネンタル・ブレックファーストをいただけます。朝のエナジー補給をしっかりしてから、街歩きをお楽しみください。

おわりに

いかがでしたか?オタワの中心街にあり、19世紀の面影を今に伝える「バイワードマーケット」に位置するホテル「バイワードブルーイン」。街を象徴するリド―運河のように、緩やかに時間の流れる街を暮らすように旅してください。

〈一旅一首〉
ひとときの出会いと別れをくりかえすメープルシロップとパンケーキ

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -