写真:ザーカー 久美子
地図を見るカナダで最大級の規模を誇り、最も古いマーケットのひとつである「バイワードマーケット (ByWard Market) 」は、首都オタワ (Ottawa) の中心街にあります。
このマーケットは、2007年にユネスコの世界遺産に登録されたオワタ市内を流れる「リド―運河 (Rideau Canal) 」を建築したジョン・バイ中佐 (Lt-Col John By) により設立されました。彼の名字から名づけられた“バイ”ワードマーケットは、今年2016年に190年目を迎える歴史ある場所です。
マーケットはレンガ造りの趣ある建物群から成り立ち、100を超えるレストランやカフェ、パブで世界各国の食や酒を味わうことができます。甘党に必ず食べていただきたいのが「ビーバーテイルズ (BeaverTails) 」。昨年2015年に日本初上陸を果たしたカナダで大人気のスイーツです。ビーバーのしっぽのかたちに似た楕円形の薄いパイ生地を油で揚げ、そのうえにフルーツなどをトッピングしたもので、外はサクッ、口の中でとろけていく美味しさです。今ではカナダを代表するスイーツに成長したビーバーテイルズは、こちらの店舗で誕生しました。本場の味をぜひお召しあがりください。
このほか、100店舗以上あるブティックや雑貨店でショッピングを楽しむことも。例年、5月〜10月には地元の農家直売のメープルシロップや工芸品などの露店も立ち並びます。お土産探しに最適ですよ。
1日中楽しめるバイワードマーケットの一角にあるのが、今回ご紹介するホテル「バイワードブルーイン (ByWard Blue Inn) 」です。
写真:ザーカー 久美子
地図を見るバイワードマーケットにあるホテル「バイワードブルーイン」は、1989年にオープンしました。
オタワの国際空港「オタワ・マクドナルド・カルティエ国際空港 (Ottawa Macdonald - Cartier International Airport) 」からは車でおよそ25分、紅葉の名所・メープル街道沿いを走る人気の列車「カナダ大陸横断鉄道 (VIA Rail Canada) 」のオタワ駅からは、車で約10分の距離にあります。ちなみに、カナダを車で旅行される方は、ホテルの駐車場(無料 / 数に限りあり)またはホテルの並びにある立体駐車場(有料)を利用できます。
ホテルはマーケットの一角にあるため、食事も買い物もとっても便利。パブからほろ酔い気分で部屋にたどり着けるので、安心して地ビールやアイスワインを楽しめますよ。
館内には、カナダの芸術家ブルース・F・ウォレス (Bruce F. Wallace) の絵画があちらこちらに飾られており、まるでギャラリーのよう。こちらもどうぞお見逃しなく。
写真:ザーカー 久美子
地図を見る46ある客室のすべてにはバルコニーがあり、オワタのナンバー1観光スポット・国会議事堂 (Parliament Hill) などが見渡せます。見えるということは近いということ!国会議事堂のほか、ショッピングモール「リド―センター (Rideau Centre) 」など、ホテルから主な観光名所が徒歩圏内という充実ぶり。朝、バルコニーで清々しい空気を胸いっぱいに吸いこめば、ステキな旅の1日が始まります。
写真:ザーカー 久美子
地図を見る客室はシンプルで清潔、家にいるような居心地の良さです。冷蔵庫や電子レンジの完備されたミニキッチンつきなので、夜、部屋でリラックスしながら一杯やりたい、なんてときに◎。
レストランやパブで夜も賑わう「バイワードマーケット」ですが、ホテルは住宅の並ぶ通りにあるため、思いのほか静か。旅の疲れをゆったりと癒してください。
写真:ザーカー 久美子
地図を見る街を散策する前に、まずは朝食をどうぞ。キッシュやイングリッシュマフィン、フルーツなど種類は多くありませんが、無料でコンチネンタル・ブレックファーストをいただけます。朝のエナジー補給をしっかりしてから、街歩きをお楽しみください。
いかがでしたか?オタワの中心街にあり、19世紀の面影を今に伝える「バイワードマーケット」に位置するホテル「バイワードブルーイン」。街を象徴するリド―運河のように、緩やかに時間の流れる街を暮らすように旅してください。
〈一旅一首〉
ひとときの出会いと別れをくりかえすメープルシロップとパンケーキ
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(2024/4/20更新)
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