写真:結月 ここあ
地図を見る「ハロン湾」へはハノイから車で約4時間ほどかかるので、朝8時前後にハノイ市内を出発します。農村地帯や工業地帯を眺めながらハロン湾へと向かいます。ハロン湾は1994年に世界遺産に登録されたベトナムで人気の観光地。2011年には、世界七不思議自然版にも選出されました。1553ヘクタールという広大な湾の中には、長い年月をかけて侵食された3000余りもの石灰岩でできた奇岩が浮かんでいます。
ハロンのハは降りる、ロンは龍の意味で中国からの侵攻に悩まされていた時に、空から舞い降りてきた龍の親子が玉をはき出して撃退し、それが島になったという伝説に由来しています。
写真:結月 ここあ
地図を見るハロン湾日帰りクルーズのもう一つの楽しみは新鮮なシーフードランチ。獲れたての海老や蒸したアサリ・ジャガイモのスープ・揚げ春巻き・インスタント焼きそば・空芯菜のニンニク炒め・カニやスズキの揚げたものなど船内で料理されたものが次々運ばれてきます。どれもシンプルな味付けですが、新鮮なだけにそれがベスト!
船はお天気がよければ波は穏やかでほとんど揺れることもなく、心地よい風が頬を打って気持ちがいいんですよ。
2羽の闘鶏が向き合っているように見える闘鶏岩や、ゴリラの横顔に似ているゴリラ岩、20万ドン札に印刷されている香炉島などと、景色は次から次へと姿を変えて楽しいです。
写真:結月 ここあ
地図を見るクルーズの途中、ダウゴー島に上陸して鍾乳洞の見学もします。
1990年に発見された「ティエンクン鍾乳洞」は、海面から20メートルほどの切り立った岩の切れ目に入り口があった為、なかなか気づかれませんでした。近年になって漁師がたまたま見つけたそうです。クルーズ船から一旦下船して島に上陸、150段ほどの階段を上り鍾乳洞に入ります。内部は広がっていてカラフルな照明に照らされています。
ティエンクンとは天宮という意味で、洞窟の隙間から日が差しこんでいるのが見えると思いますが、この隙間(天窓)から差し込む太陽の光が天宮へと繋がっているといわれています。
写真:結月 ここあ
地図を見る洞窟の中にはいろいろな形に見える鍾乳石が林立しています。鍾乳石の中には象や龍やサンタクロースに見えたりもするので、探してみるのも楽しいですよ。
この写真の中央部にある白い突起のある鍾乳石は、この鍾乳洞のシンボルといわれるおっぱい石で、触ると子宝に恵まれるといわれています。
なお洞窟内は滑りやすく石段もありますので、スニーカーなどの歩きやすい靴でお越しください。
写真:結月 ここあ
地図を見る30分ほどの鍾乳洞見学が終わると、入り口と反対側の湾のところに先ほど乗ってきたクルーズ船がこのように待っていてくれます。出口から船着き場に行く途中には、ハロン湾をバックに写真を写せるポイントがあるので、ここでの記念写真もお忘れなく。
ここから再びクルーズ船に乗って、ハロン湾の港へと帰ります。
ハロン湾クルーズのベストシーズンは6〜11月。8〜9月は晴れることが多いのですが台風も時々きます。天候が悪いと船が出港しないこともあるので注意してくださいね。冬場は風が強く寒いので、防寒着を忘れずにお持ちください。
ハロン湾へはハノイから片道4時間、往復で8時間もかかりますが、行っただけの甲斐はあります。今までに見たことがないような幻想的な景色に感動すること間違いなし。
なお個人でバスで行くこともできますが、乗り合いバスは座れないこともあるので、日帰りツアーがお勧めです。なお途中は道路事情のよくないところもありますので、できれば大型バスを使うツアーが疲れません。
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(2024/3/29更新)
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