栗が主役の京土産「京都くりや」の黄金色に輝く・金の実栗納豆!

栗が主役の京土産「京都くりや」の黄金色に輝く・金の実栗納豆!

更新日:2016/12/27 10:26

田中 六花のプロフィール写真 田中 六花 台湾的ライター、台湾おいしいもの探求家、台湾ドリンクマニア、台湾おみやげハンター
京都で出会うおいしい和菓子が、旅の楽しみという方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、商品のほとんどが栗を使ったものという栗菓子本舗「京都くりや」です。代名詞でもある黄金色に輝く元祖栗納豆・金の実は、丹波産の栗本来のおいしさがそのまま味わえる逸品で、おみやげとしても喜ばれること間違いなし。くり・栗・クリのたまらないオンパレード、栗好きさん必見です!

変わらぬ伝統の銘菓「京都くりや」

変わらぬ伝統の銘菓「京都くりや」

写真:田中 六花

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二条城近くに店を構える栗菓子本舗「京都くりや」は、安政2年創業の歴史を持つ「元祖栗納豆本家くりや」の分家。京都府のれん百年表彰された老舗の味を、ていねいに作り続けています。店内の9割近くが栗を使った商品で、旬のおいしさを味わえる限定商品も大人気。たくさんの栗菓子の中から、自分好みの味を見つけましょう。

堀川丸太町の交差点を東に入りしばらく歩くと、"金の実"と書かれた大きな看板が目に入ります。二条城からは徒歩約10分、散歩気分で足を延ばしてみてくださいね。

まるで和風マロングラッセ・金の実栗納豆

まるで和風マロングラッセ・金の実栗納豆

写真:田中 六花

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金の実栗納豆は、厳選された大粒の国産栗を丸ごと1粒使用した栗納豆。昭和3年には皇室御用命の栄を賜りました。厳選された大粒の栗は、渋皮を取り何度も白砂糖の蜜につけて乾燥させ仕上げられます。やわらかい口当たりで、栗の風味がそのまま包み込まれたようなおいしさ。和風マロングラッセのような黄金色に輝く特別な1粒は、日本茶にはもちろん、少し苦めのコーヒーにもよく合います。

箱詰めや10個入り袋詰めがありますが、バラでも購入が可能。その場合は1個ずつの量り売りになります。またご自宅用にオススメなのが、金の実ワレ。その名の通り、金の実栗納豆が割れてしまったものを集めたお徳用です。人気なので、運よく店頭に並んでいたら迷わず手に取りたいもの。どちらも賞味期間は約1週間となっています。

秋限定!名物・栗のおはぎ

秋限定!名物・栗のおはぎ

写真:田中 六花

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毎年9月半ば〜11月末に登場するのが、秋限定・栗のおはぎ。季節のお楽しみとして、たくさんの方が首を長くして待っているというほどで、金の実栗納豆と並ぶ「京都くりや」の人気商品です。

めずらしい栗のおはぎは、もともとは丹波地方でおやつとして食べられていたもの。もち米を、小豆あんの代わりに新栗を蒸して渋皮ごと裏ごしした栗あんで包んでいます。栗の自然な甘みを堪能できる素朴なおいしさ。サイズは小ぶりで、ペロッといただくことができます。

午前中には売り切れてしまうこともあるほどファンが多い限定商品です。賞味期限は当日限り、秋の実りをぜひ京都でどうぞ!

ころんとかわいい栗せんべい

ころんとかわいい栗せんべい

写真:田中 六花

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ころんとした栗の形がなんともかわいいフォトジェニックなおせんべい・栗あわせ。
栗ペーストと白あんを混ぜて焼き上げています。味わうほどに、栗の風味が口いっぱいに広がります。2枚ずつの個別包装で20個入り、日持ちがするのでばらまき土産にぴったり。

「もっと栗!」という方は、栗1粒と丹波大納言小豆が入った栗のどら焼き・栗どらを。食べ応え十分で、どこか懐かしさも感じる老若男女に喜ばれる味わいです。

一度では食べきれないほどの栗三昧で、至福のひと時をかみしめてくださいね。

栗と和菓子のおいしい出会い「京都くりや」

一年中、その時一番おいしい栗菓子が並ぶ「京都くりや」。ていねいに手作りされる一つ一つに、伝統の誇りや素材への自信が込められています。
紹介しきれなかった栗菓子も、まだまだあります。京都を訪れるたびに制覇していくのも、旅の楽しみになりそう。栗本来のおいしさに気付く「京都くりや」で、ぜひマイベスト栗を探してみてくださいね!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/15 訪問

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