写真:大宮 つる
地図を見る「昇仙峡ロープウェイ」や「昇仙峡ほうとう会館」など観光地として賑わっている場所に鎮座する「夫婦木(めおとぎ)神社姫の宮」。ここから2キロほど離れた場所に「夫婦木神社」がありますが、“男宮”となり、こちらの神社は“女宮”にあたります。夫婦木神社姫の宮は、自然豊かな山を背景に、白い鳥居が美しい神社です。
では以下より、神社にお祀りされている神さま及びご利益、見どころなどをご紹介します。
写真:大宮 つる
地図を見る“夫婦木(めおとぎ)”という名前が付いているとおり、男宮・女宮ともにご神体は、木。「夫婦木神社姫の宮」の奥殿にお祀りされているご神体は、樹齢800年以上のヒノキの大木となり、“女性のシンボル”をあらわしています。「夫婦木神社」には“男性のシンボル”がお祀りされていますので、対となる存在のご霊木ですね。
また、ご霊木の隣には、大きな木の切り株が鎮座。空洞となっており、中に入ることができます。中には彫刻物の“男性のシンボル”があり、それを握ると、子宝のご利益等があるとか……! これらのご霊木のご利益にあずかるには拝観料300円が必要ですが、ご利益を篤く頂きたい方は奥殿も参詣してみてくださいね(※写真撮影不可)。
奥殿にお祀りされているご祭神は、神功皇后、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、天宇受売命(あめのうずめのみこと)の3柱の女の神さまです。
ご霊木・ご祭神のご利益は、“男女が参詣して祈れば必ず結ばれる”という縁結び、“子宝の欲しい夫婦がそろって祈願すれば必ず授かる”という子授けのほか、安産、家内安全、和合繁栄、商売繁盛、交通安全、学業成就、病気平癒などなどです。
写真:大宮 つる
地図を見る奥殿を出た場所に鎮座している「夫婦石」も必見です。
右側にあるのが“男根石”となり、1976(昭和51)年に神社を建立する際に社殿の下から出土されたもの。左側にあるのが“女陰石”です。八ヶ岳南麓に分布する遺跡から1980(昭和55)年に発見されたもので、縄文時代に古代の人々が祈願していた神の石とのこと!
歴史的にも大変貴重な石と言えますね。夫婦石からも、和合繁栄、子宝のご利益を頂いてみてください。
写真:大宮 つる
地図を見る社殿の下にある石垣部分のところには、安産の神・柿本人麻呂がお祀りされている石の祠があります。石段を上る手前、右側にあります。スルーしがちですので、見逃さないようにしましょう。
写真:大宮 つる
地図を見る石祠のなかに入ることもできます。柿本人麻呂は飛鳥時代の歌人ですが、人麻呂という名前から“人生る”となり、安産の神様として信仰されています。
写真:大宮 つる
地図を見る姫の宮から約2キロ上がっていったところに、男宮の「夫婦木神社」もあります。こちらにもあわせて参詣されると、より篤いご利益が頂けるはずですよ! 関連MEMOにガイド記事があります。
以上、山梨県甲府市にある「夫婦木神社姫の宮」について紹介しました。こちらの神社は、子宝を願うご夫婦が日本人のみならず、中国や韓国など他の国の方も参詣される子宝スポット。その確かなご利益をあずかりに、カップル、ご夫婦で足を運んでみませんか?
住所:山梨県甲府市猪狩町300
電話番号:055-287-2222
アクセス:JR中央線「甲府駅」からバスで45分。昇仙峡滝上バス停から徒歩約5分。
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(2024/5/8更新)
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