必見!スカイツリーを見る&撮るためのベストポイント5選

必見!スカイツリーを見る&撮るためのベストポイント5選

更新日:2016/11/21 14:22

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家
東京スカイツリーは2012年5月に完成した電波塔で、今まで東京タワーで担っていたほとんどの電波送信を、移管して運営されています。高さが634mもあるため、都心の様々な場所からその姿を見ることができることから、都心のランドマーク的存在! そんなスカイツリーをきれいに見ることができるオススメポイントを5つ紹介します。ビルが林立する都心において、スカイツリーを根元付近からじっくりと眺めてみよう!

夕焼け時に訪問したい!北十間川と都道453号線を跨ぐ歩道橋

夕焼け時に訪問したい!北十間川と都道453号線を跨ぐ歩道橋

写真:木村 優光

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まずはスカイツリーが建つ押上駅やスカイツリー駅から徒歩にて15分程のポイントの紹介です。スカイツリーの南側を流れる北十間川沿いをひたすら南東に向かって歩いていきましょう。途中、北十間川の川縁まで降りることができる箇所もありますので、周りの風景を楽しみながらゆっくりとアクセスするのも良し!

やがて北十間川が都道と並行する区間になりますが、さらに進むと都道と北十間川を跨ぐ歩道橋があるので、ここが最初に紹介するポイント!さっそく歩道橋に上がってみましょう。日没30分後のトワイライトタイムに訪問すると、写真のような眺めを見ることができます。

カラーグラデーションが美しい背景の中、北十間川に映り込むスカイツリーのライトアップが非常に綺麗で、それに付け加えるかのように、都道を走る車のライトが見える風景にアクセントを加えています。こんな光景を見ることができれば、しばし立ち止まってしまいますよね。なお、歩道橋は幅が狭いため、通行する人の妨げにならぬよう十分注意が必要です。

スカイツリーを撮るための聖地!「十間橋」

スカイツリーを撮るための聖地!「十間橋」

写真:木村 優光

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スカイツリーは高さからしてその存在感が大きいため、見るポイントはたくさん存在しますが、根元から最上部まで綺麗に見ることができ、なおかつ水辺に反射する様も見ることができるといった条件を付け加えると、ビューポイントはかなり限られてきます。

そこでオススメするポイントとして、スカイツリーからも近く、北十間川を跨ぐ「十間橋」!ここはスカイツリーを撮るためのポイントとしても、カメラマンに非常に人気のあるポイントです。橋自体はどこにでもあるような小さいものですが、見える風景は絶景!

いざ「十間橋」の橋上に立って西側を見てみましょう。すると地から生えた巨大な大木のようなスカイツリーが目の前にドカーンと!!これこそ東京下町の絶景!夕刻以降は綺麗な西空を背景にスカイツリーを見上げれば、誰もが橋上で立ち止まって見てしまうほどです!両岸の昭和風な建物とスカイツリーとの対比も見逃してはいけません。これこそ「Always三丁目の夕日」という映画の現代版かのようです。

スカイツリーから距離的に近い「西十間橋」

スカイツリーから距離的に近い「西十間橋」

写真:木村 優光

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スカイツリーから一番近い撮影地として、「西十間橋」があります。スカイツリーからは700m、徒歩6分程の距離です。ただ、スカイツリーまでの距離が少ないため、横十間川に映り込むスカイツリーのライトアップを入れ込むには縦構図にしてさらに超広角で撮る必要があります。

それでも他の橋と比べると、距離が近い分、迫力はハンパないほど!しかもソラマチのビル群も間近に見ることができるため、光量は多く感じるでしょう。このポイントでは写真を撮るよりも、生目で見る方が良いでしょう。一つ先の「十間橋」までアクセスできない場合は、「西十間橋」でも十分感動を味わうことができます。

尚、橋上はそれほど幅が広いとは言えないため、他の歩行者の通行の妨げにならないように十分注意しましょう。また車の通行も少ないとは言え、稀に通行しますので、スカイツリーに夢中になって注意散漫にならないように十分に注意しましょう。

押上駅前にある公開空地化された駐輪場屋上はスカイツリーの隠れビューポイント!

押上駅前にある公開空地化された駐輪場屋上はスカイツリーの隠れビューポイント!

写真:木村 優光

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お次は、スカイツリーや押上駅から一番近いビューポイントの紹介です。場所はスカイツリーが建つソラマチの北側!東武スカイツリーラインの線路脇に押上駅駐輪場があるのですが、その屋上が公開空地として解放されています。屋上といっても、レベル的には三階くらいの高さです。

屋上へはクランク状のスロープがありますか、エレベーターも併設されていますので、足腰が悪い場合でも問題なし!屋上に上がると解放的なウッドデッキ状の広場となっていて、あちこちにベンチも設置されています。したがって座ったままスカイツリーを含めたソラマチのライトアップ夜景を一望できます。

横には東武スカイツリーラインの線路がある関係で、決まった時間にゆっくりと列車が通過して行きます。写真を撮る方は広角にて列車を含めたソラマチ全体のライトアップを撮ると面白いかもしれませんね。(写真参考)ベストポイントとしてはエレベーターの横付近のデッキがオススメ!

周辺の昭和風町工場とスカイツリーのコラボを楽しむ!

周辺の昭和風町工場とスカイツリーのコラボを楽しむ!

写真:木村 優光

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スカイツリーが建つ押上、曳舟周辺は昭和色の濃い木造建築が揃うエリアとして、マニアには非常に生唾が出るエリアでもあります。そんな中には墨田区の元気の源である町工場も存在し、昭和中期を思い起こすことができる貴重なエリアです。

スカイツリーを見上げることができる場所にも、昭和色の濃い建築物が揃っていて、見方や構図を工夫すると、スカイツリーと昭和色の濃い建築物のコラボレーションを楽しむことができます。しかし、その関係は皮肉な構図となり、現代の日本を象徴しているかのよう!

特に夜間は昼間とは違い、ライトアップされたスカイツリーと薄暗い町工場の対比は非常に趣深い関係です。煌々たるスカイツリーのライトアップが、薄暗い町工場の建物の側面に反射する様子は、構図こそ「Always三丁目の夕日」と似ていますが、当時と現代との情勢差を考えると、どことなく寂しい雰囲気を醸し出しています。こんな風景からいろいろと考えさせられることもあります。

都内で目立ちたがり屋のスカイツリー!

スカイツリーは前説のように高さ634mの超高層タワーです。したがって都心のあらゆる場所から見ることができる関係で、今回紹介したポイント以外でも沢山のポイントが存在します。お気に入りの撮影地を探しに、旅に出るのもオススメです。

また、スカイツリーの周囲は下町色の濃いエリアが広がっていて、曳舟や京島など、未だ木造長屋が存在するエリアも!昭和の雰囲気を感じることができる貴重なエリアです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/28 訪問

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