童話の世界へ飛び込もう!宮沢賢治ゆかりの地をめぐる旅

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童話の世界へ飛び込もう!宮沢賢治ゆかりの地をめぐる旅

童話の世界へ飛び込もう!宮沢賢治ゆかりの地をめぐる旅

更新日:2013/11/11 09:54

「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」など、数々の童話作品を残した宮沢賢治。その宮沢賢治のふるさとでもあり、童話の舞台ともなった岩手県花巻市。作品や賢治にまつわるスポットが点在しています。そんなファンタジックな花巻を巡ってみましょう。

賢治先生の家、羅須地人協会

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宮沢賢治は、花巻で農業を学び教えながら、童話作品を残したと言われています。
こちらが、宮沢賢治宅として、また学びに来る生徒の塾として使われた家を一部復元したもので、この塾を羅須地人協会(らすちじんきょうかい)といいます。
この塾で、賢治は近隣の若い人たちや農村の人たちの教育の場とし、また多くの詩や物語を書き、農村のために捨て身で活動したといいます。

現在は県立花巻農業高校の敷地内に開放されています。
不思議なことに、何のめぐりあわせか、この地に高校を立てる建築中に、敷地内にある一部の建物が宮沢賢治宅であることがわかり、現在も保存されているのです。

宮沢賢治の童話のファンタジックな世界観を体感

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賢治は、花巻の自然を舞台に作品を残しました。宮沢賢治童話村は、賢治の童話に対する世界観を体感できる施設です。
モダンな構造のファンタジックな室内には、宇宙・大地・天空・水の4つのテーマに分かれた部屋があり、賢治の想像力の豊かさを感じることができます。自然を多角的に捉え、作品の中に描かれる場面を賢治はどのように感じ、読者にどのように感じてほしかったのか...。それが体感できる施設なのです。

作品を読んだことがある人、これから読む人も是非一度は訪れてみたい場所です。
最後には「セロ弾きのゴーシュ」、「注文の多い料理店」の二作品がパネルで説明されているので、読んだことのない人にもおすすめです。

賢治作品の研究者たちの本拠地

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賢治の童話作品を愛してやまない人や、専門に研究する人がいます。その人々が集う場所がこの本拠地・イーハトーブ館です。イーハトーブとは賢治による造語で、作品の中に描かれる理想郷を指す言葉、また岩手県の「いはて」をもじったという説があります。

この施設では、賢治に関する書籍や雑誌、論文などを一般公開しています。分かりやすくパネルで整理されており、誰でも自由に見たり学習するために利用することができます。
軽食をいただけるスペースや賢治の作品「猫の事務所」という名前がついた売店もあります。

賢治が力を注いだ日時計

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イーハトーブ館の横の散策路を歩いていくと、ポランの広場という、賢治の作品と同じ名前の広場があります。
ここは、賢治が力を注いで設計した日時計を忠実に再現した場所です。花巻温泉に勤めていた教え子のために作成したとも言われています。
時計の柱となる杭のまわりは、四季折々の花で埋め尽くされています。かつて、文字盤の数字を花で表したところからきているのでしょう。
現在、周辺には、賢治の作品にちなんだオブジェやタイル画なども点在しており、散策しながら賢治の世界を体験することができます。

童話から飛び出てきた、あの有名なお店

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散策路の最終地点、登りきったところにあるのは、山猫軒という売店兼レストラン。
山猫軒というと...、賢治ファンなら誰もが「あっ!」と思いつく名前。
「注文の多い料理店」の中に出てくる、山猫が人間を料理して食べようとするお店の名前が、この山猫軒なのです。
建物には猫のモチーフがあり、「どなたもどうかお入りください。決して遠慮はいりません。」という台詞が、私たちを不思議な世界へ誘おうとしているような...。

でも山猫に食べられることはないのでご安心を。
すいとんや白金豚の角煮などがセットになったイーハトーブ定食がおすすめ。

まだまだ魅力あふれるスポット、花巻

これで全部ご紹介できたわけではありません。記念館や自然の景観など、まだまだ宮沢賢治ゆかりのスポットはあります。
宮沢賢治記念館はイーハトーブ館や童話村にほど近い場所にあるので、是非寄ってみてください。景観は、賢治が名づけたイギリス海岸や「銀河鉄道の夜」のモチーフとなっためがね橋がありますが、こちらは車でまわるのがおすすめ。
花巻で宮沢賢治のゆかりの地を巡れば、誰もが童話を読みたくなってしまう、大人でも十分楽しめるスポットですよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/01−2013/11/04 訪問

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