結婚式という大切な1日。せっかくなら日常から離れて、素敵な場所で挙式をあげたい…。女性なら、誰しもそんな夢を一度は描いたことがあるのではないでしょうか。
「氷の教会」は、まさに女性の夢を叶えてくれる場所。冬の北海道トマムが一番寒いシーズン(2017年1月14日〜2月19日)だけその姿を現す、特別な教会なのです。
教会の場所は、北海道新千歳空港から約90分。北海道を代表するスノーリゾート 星野リゾート トマムのアイスヴィレッジ内に現れます。アイスヴィレッジは、夕方から夜にかけてオープンする氷の街。昼間はやっておらず、午後5時から午後10時まで開催しています。
挙式が行われるのは1日2回。(午後5時・午後7時)。多いときだと1日3回(午後2時・午後5時・午後7時)行われます。一般公開は午後8時〜午後10時まで。挙式がない日は、午後5時から見学できます。
写真:安藤 美紀
地図を見る写真:安藤 美紀
地図を見る「氷の教会」は、その名の通りすべて雪と氷で作られています。
教会へ続く通路も、すべて氷!足元には十字架の形にLEDが埋め込まれ、ブルーの輝きを放っています。
※「氷の教会」は毎年少しずつデザインが変わります。写真のデザインは昨シーズンのものになります。
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらは、挙式が行われる直径15mのスノードーム。
バージンロードも祭壇も、参列者の椅子もすべて氷で出来ています。
「氷の教会」は一枚氷で出来た教会で、「2人の純粋な気持ちが途切れなく続きますように」という願いが込められているのです。そのため派手派手しいデザインではなく、自然に溶け込むようなデザインが採用されています。
氷でできたスノードームは、透明度が高く幻想的!さらにライトアップされるため、美しさがいっそう増します。こんなに美しい場所で挙式ができるなんて…。ぼんやり眺めているだけで、ため息が出てしまいます。
こんなに素敵な場所ですが、「寒そう…」と思われるかもしれません。確かにトマムは夜になると、マイナス30℃に達することもある極寒の地。外はものすごく冷えますが、ドーム内の気温は−3℃くらいで安定しています。カマクラと同じ原理で、中は意外と快適なのです。
写真:安藤 美紀
地図を見る「氷の教会」の挙式が終わると、花火を打ち上げるセレモニーがスタートします。花火が上がるのは1分程度ですが、あらゆる色の光が夜空を染め上げ、とっても華やか!新郎新婦の幸せを祈るよう美しい花火が輝きます。
挙式がないときでも花火のセレモニーは行われるため、「氷の教会」がオープンしている期間中、毎日花火を見ることができます。大迫力の花火も、ぜひお楽しみください。
提供元:星野リゾート
地図を見る「氷の教会」から歩いて5分の場所には「水の教会」とよばれる教会があります。ここは、フルシーズン挙式ができたり見学出来る場所。
「水の教会」を手掛けたのは、世界的に有名な建築家 安藤忠雄氏です。春〜秋にかけて水辺には大きな十字架が建っていますが、冬になると美しい雪景色と十字架が見られます。こちらは「氷の教会」とはまた違った神聖な空気が漂う場所。「氷の教会」が見られる期間に合わせて訪れれば、一度に両方見学することができますよ。
「水の教会」の見学時間は、毎日午後8時30分〜午後9時30分まで。教会内では特別映像や音楽も流れています。また冬になると暖房がつき、暖かい室内でゆっくり見学できます。
「氷の教会」は世界で唯一、雪と氷だけでできた特別な教会です。外は寒くても、教会の中は幸せオーラでいっぱい。ぜひ「氷の教会」を訪れて、冬の温かい思い出を作ってください。
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(2024/3/29更新)
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