写真:けいたろう
地図を見る2017年5月現在、日本では3か所の動物園で11頭のパンダが飼育されています。その中で飼育数ナンバー1を誇るのが、和歌山のアドベンチャーワールド。なんと1か所の動物園で8頭ものパンダが飼育されています。
ジャイアントパンダ8頭というのはとんでもない数で、そんなに多数のパンダを飼育している動物園は、世界にたった5か所で他の4か所は全て中国。つまり中国以外ではアドベンチャーワールドのみ。多数のパンダを飼育しているアドベンチャーワールド、他の動物園とちょっと様子が違います。
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地図を見るパンダを見たことがある人に感想を聞くと「じっとしている動物」という人多いかもしれません。しかし、和歌山のアドベンチャーワールドで出会えるパンダは、とにかく元気!お天気のいい日は外で遊んでいたり、まだまだ若い双子の桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)が、仲良くじゃれあったりしています。
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地図を見るこちらは屋外の飼育スペースで笹を美味しそうに食べる、2012年生まれの優浜(ゆうひん)。パンダは、小さい時に並んで一瞬だけ見たという方は、ぜひアドベンチャーワールドのパンダに会いに行ってみて下さい。
アドベンチャーワールドのパンダを語る上で、外せないのが繁殖実績。アドベンチャーワールドは、中国成都市の成都大熊猫繁育研究基地の日本支部として活動。開園以来16頭のパンダが生まれ、15頭の繁殖に成功、その中で8頭のパンダは中国へ帰国しています。
人工飼育下でのパンダの繁殖は非常に難しいことで有名で、出産頭数、成長した子供の数はともに中国以外では世界最多。しかも双子のジャイアントパンダを両方育てることに、成功した中国以外の初めての施設でもあります。
これまでパンダの繁殖実績を積み重ねたアドベンチャーワールドですが、2016年9月18日に新たな実績が加わりました。永明(えいめい)と良浜(らうひん)の間に、赤ちゃんパンダが誕生、早くも10月には一般公開が開始され、アドベンチャーワールドは幸せムード全開!
赤ちゃんパンダの名前は、5万通を超える一般公募の中から、結浜(ゆいひん)に決定!さまざまな価値観・文化・言語・種を超えた全てを結んでほしいという願いが込められているそうです。
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地図を見る結浜も誕生し、パンダが目玉の動物園として紹介されることの多いアドベンチャーワールドですが、パンダ以外にも、見どころがたくさん詰まっている動物園です。その中でも筆頭は、サファリワールド。
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地図を見る敷地面積約80万平方メートル、甲子園球場20個分という、広大なアドベンチャーワールドで、最大のスペースを締めるサファリワールドには、ゾウ・キリンを始めとした草食動物、ライオン・トラといった肉食動物まで、大小さまざまな動物がオリに入らず、広々としたスペースで自由に生活しています。
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地図を見る入園者は、その動物たちの居住ゾーンにお邪魔させてもらうといった感じで、サファリワールドを巡ります。その方法はさまざまで、バックヤード体験が可能な『スペシャルバスツアー』や、2階建てのオープンデッキバスで巡る『スカイバス』などのさまざまなオプションツアーが用意されています。
もちろん有料のオプションツアー以外に『ケニア号』という入園チケットだけで参加可能な無料のツアーも用意されています。また、サファリワールドの動物を間近に見ながら散歩できる、『ウォーキングサファリ』も無料で利用可能。普段近づけない動物たちを身近に感じながら、じっくり観察することができます。
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地図を見るパンダや様々な動物を身近に感じられるアドベンチャーワールドですが、他の動物園ではめったに味わえない貴重な体験の一つとして、象に乗ることができます!
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地図を見る一般的に動物園で、動物と触れ合うというと、エサをあげる、抱っこするというのが一般的。他には馬やポニーに乗ることもできる動物園は結構見かけますが、アドベンチャーワールドは規模がデカく、象に乗れる『エレファントライド』を毎日実施しています。
エレファントライドでは、象の背中に椅子を設置され、ゆっくりとしたスピードで歩いてくれます。象の背中は3m近くの高さになり、ユッサユッサと揺られる体験は貴重な体験。遊園地の乗り物や、馬の背中では出せない雰囲気があり、独特の優越感はまるで気分はアジアの王侯貴族。
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地図を見るアドベンチャーワールドを訪れたのなら、パンダに会うだけでなく、ぜひ象に乗ってみて下さい。一生の記念になるハズです。
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地図を見るこれまでに、アドベンチャーワールドに暮らす、動物としてパンダや象を紹介しましたが、まだまだ園内には、さまざまな種類、約1,400頭もの動物が暮らしています。
アドベンチャーワールドでは、動物園とサファリワールドに加え水族館も併設。さまざまな海の生き物が暮らしていて、クオリティの高いイルカ・クジラのショーの『マリンライブ』が毎日催されています。
また、アドベンチャーワールドの水辺の人気者と言えばペンギン。エンペラーペンギンやイワトビペンギンなど8種のペンギンが飼育されています。
さらにアドベンチャーワールドでは、毎日13時からケープペンギンによるペンギンパレードが行われます。ペンギンが隊列を成して、ペタペタと歩く様子はコミカル。なかなか触れ合う機会のないペンギンにグッと近づけちゃいます!
アドベンチャーワールドでは、公式Twitterアカウントで結浜の成長情報が毎日配信されていて、すでに幸せな雰囲気ムード。さらに今後も1歳のお誕生日など、ますますハッピーな予定が目白押しで楽しみがいっぱい。
パンダ以外にも大きな動物を間近で観察したり、象に乗ったり、ペンギンの行進と一緒に歩いたり、他の動物園では味わえないオンリーワンな体験が盛りだくさんの園内には、遊園地やレストランも併設されていて、まさに総合レジャースペース。
和歌山県へお出かけの際には、アドベンチャーワールドへ。というより、アドベンチャーワールドへ行くために和歌山へ行く。十分に楽しめる旅行になると思います。すぐ近くには、空港と電車の駅、高速バス乗り場があり、東京からは飛行機で、大阪からは、電車と直通バスも走っているので、アクセスも意外と楽ちんです。
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(2024/3/28更新)
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