写真:木村 優光
地図を見るJR山手線の田町駅から東へ歩くこと数分、住所が「芝浦」と名のつくエリアになります。昭和のバブル崩壊の時代に、ジュリアナ東京と呼ばれたディスコが存在したあのエリアがまさにここなのです!当時は倉庫街が大半であった「芝浦」も、現在ではきれいに整備されて、高層マンションや綺麗な公園などが多いエリアに生まれ変わりました。
といっても、現在でも「芝浦」の街の中にはたくさんの運河が蜘蛛の糸のように張り巡らされているため、運河が通る地形を上手いこと利用して、水都らしい街並みが出来上がったと言っても過言ではないでしょう。運河に並行するかのように東京モノレールが走っており、運河沿いの公園から見上げると、東京モノレールが夜空へ飛び立つ銀河鉄道777のように見ることもできます!(写真)
写真に写る高層マンションのエリアは、周囲を運河によって囲まれたエリアのため、「芝浦アイランド」と呼ばれるようになりました。当時は「モノが置かれる」倉庫街でしたが、一昔前の「芝浦」とは打って変わって、現在では「人が住む」住宅街として生まれ変わり、おしゃれな街へと変貌を遂げたことがわかります。
写真:木村 優光
地図を見る上で紹介した「芝浦アイランド」から、さらに東京湾側へアクセスしてみましょう。すると、目の前にドカーンとレインボーブリッジの欄干が見えてきます。レインボーブリッジは、中央部の綺麗なアーチ形状の部分が有名ですが、当然のごとく、両端は普通の高架道路です。特に芝浦側はらせん形状で高さを稼ぐ構造となっており、上空から見ると片側だけが円を描いたような形になっています。
そんな、らせん形状を真横から見ることができるポイントがあります。超広角レンズにてらせん形状を真横から収めることができることから(写真参照)、カメラマンには人気のスポットとなっています。位置的には住所が「海岸通り」と名のつく場所で、迫力満点のらせん道路を見ることができます。
なお、ビューポイントは、夜間は車がほとんど通らない道路沿いですが、あくまでも車道沿いですので、車の通行には十分に注意してください。道路沿いには堤防もあり、階段を使用すれば水辺沿いまで降りることが可能ですが、基本的に関係者以外立ち入り禁止ですので、水辺エリアまで降りないようにしましょう。
写真:木村 優光
地図を見る上で紹介したらせん形状ですが、真横のほかにもビューポイントが存在します。らせん形状を真正面で見るというわけにはいきませんが、らせん形状の道路に一番近づくことができるポイントとして、欄干方面へアクセスしてみましょう!すると?!
らせん形状の高架道路が徐々に高低差を繰り返している全貌を見ることができます。道路の真下は水辺で、水面へ写り込む橋上の外灯が非常に美しく、これぞ水都の夜景!と唸ってしまうほど美しい夜景が広がります。背景には品川方面の高層マンション群がアクセントを加えていて、地平から見る夜景としてはかなり上級です。
また、背後には高架道路が数本交差する箇所があり、ジャンクションマニアの方は必見!都心で有名な箱崎や有明ジャンクションほどではありませんが、お手軽に高架道路の交差部を下から見上げることができるスポットとして、一見の価値アリ!
写真:木村 優光
地図を見るお次は「芝浦ふ頭南公園」の紹介です。こちらは、レインボーブリッジの芝浦側の真下に位置し、グラウンドなどを併設した総合公園です。園内の水際までアクセスすると、東京湾を一望できる視界のよさは素晴らしいの一言!
特に頭上を貫くレインボーブリッジの巨大さと、ライトアップされた綺麗さが融合し、迫力満点!そして対岸にはお台場の夜景を望むことができるため、どことなくアメリカはニューヨークの夜景を縮小した雰囲気に似ています。夜風の気持ち良い季節に訪問すると良いでしょう。
なお、「芝浦ふ頭南公園」は開園時間がありますので、深夜の訪問では入場することができません。開園時間:9:00〜21時。駐車場も併設されていますが、開園時間内のみ利用可能。
東京タワーや新橋などの都心と、お台場などの副都心のちょうど間に位置する「芝浦」は、観光スポットが多い両社からのアクセスも容易です。特に車訪問の場合はアクセスが良いことに気が付くでしょう。しかし電車でのアクセスの場合は、「芝浦」自体に最寄駅があまりないため、あまりオススメできません。
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(2024/3/29更新)
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