来年の年賀状の撮影場所はココで決まり!日本でここだけの希少動物にも会える横浜・野毛山動物園

来年の年賀状の撮影場所はココで決まり!日本でここだけの希少動物にも会える横浜・野毛山動物園

更新日:2014/05/26 10:01

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 金沢出身の歴史探索家、B級グルメマニア、北陸の旅先案内人
一年を通して常に人気のある観光地、横浜。

日本にいながらにして異国の雰囲気を感じることができる横浜は、カップルやファミリー、ご友人同士のご旅行にいつも大人気! そんな人気の横浜市内に、いつでも無料でどなたでも入園できる動物園があるのをご存知ですか? 地元の人々にもおなじみの横浜市立野毛山動物園があります。

とても親しみのあるエントランス

とても親しみのあるエントランス

写真:Mayumi T

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横浜市立野毛山動物園は、1951年(昭和26年)4月1日、野毛山公園内に開園したとても歴史ある動物園です。

園内には、小さなお子様からご高齢の方までとても人気のあるキリンやトラの他、爬虫類や鳥類など様々な動物が展示。緑豊かで自然あふれる園内は、お散歩感覚でゆったりと周ることができます。

入り口では園内のマップもいただけます♪(勿論、無料)
園内で配布している「ふぉーしーずん」は、スタンプを押して集めると、集めた数によってオリジナルグッズと交換ができて、子供たちに人気です。
そして入り口を入ってすぐの「なかよしショップ」では名物の「のげやまソフト」(ソフトクリーム)や動物にちなんだ様々なグッズを購入することができます。

また日本では、ここ野毛山動物園でしか見ることのできない「カグー」や「ヘサキリクガメ」など希少な動物も展示されていますので必見! 現在、2種とも絶滅危惧種であることから飼育が難しく、野毛山動物園が先だって繁殖(種の保存)に取り組んでいるところです。

日本ではここ野毛山動物園でしか見ることのできないカグー!

日本ではここ野毛山動物園でしか見ることのできないカグー!

提供元:横浜市立野毛山動物園

http://www2.nogeyama-zoo.org/地図を見る

カグーという動物は、ニューカレドニアの方面に生息している鳥類です。
日本では野毛山動物園でしか見ることのできない絶滅危惧TB類の希少な動物で、高地の森林に生息しています。

主に動物食で、野生のかたつむり、みみず、昆虫、オキアミ、肉の細切り、コオロギなどを食べます。
鳥類ですが、ほとんど飛行する事はなく、地面を歩いて生活。野毛山動物園のカグーは、とてもかわいい走り方をするんですよ。

野毛山動物園で飼育されているカグーは、1989年に横浜市の市制100周年を記念して、ニューカレドニア南部領土政府より1ペアのカグーが横浜市繁殖センターに寄贈されました。その後に野毛山動物園に来園し、現在は両施設において繁殖に取り組んでいます。

※現在、横浜市繁殖センター(非公開施設)と野毛山動物園のみで飼育をしています。

めずらしいヘサキリクガメ!

めずらしいヘサキリクガメ!

提供元:横浜市立野毛山動物園

http://www2.nogeyama-zoo.org/地図を見る

ヘサキリクガメが主に生息している地域は、マダガスカル島の北西部です。

絶滅危惧TA類の希少な動物で、のどの下の方の甲羅部分の喉甲板という箇所が、船のヘサキに似ている事が、「ヘサキリクガメ」という名前の由来になっています。

世界の中で、最も絶滅の危機にあるリクガメです。

野毛山動物園のヘサキリクガメは、「種の保護法」違反により、警察署に摘発された個体を保護しました。
※野毛山動物園で飼育している爬虫類のうち、カメの5割は密輸などで摘発、保護された個体です。
野毛山動物園内の爬虫類館では、密輸保護された爬虫類を飼育展示するだけでなく、繁殖とそれに伴うデータの採取などを行って、希少爬虫類の種の保存をはかっています。

かわい〜い!小動物とふれ合うことができる、「なかよし広場」

かわい〜い!小動物とふれ合うことができる、「なかよし広場」

写真:Mayumi T

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このスポットは、時間帯によってモルモットやヒヨコなどのかわいい小動物とふれ合うことができます。
抱っこをしてそれぞれの小動物のぬくもりを感じたり、ちょっとなでてみてどんな反応をするのか、様子を見たり・・・♪

思い思いに、小動物とのふれ合いを体験することができる貴重なスポットになっています。

撮影スポットで人気の「入口花壇」♪

撮影スポットで人気の「入口花壇」♪

提供元:横浜市立野毛山動物園

http://www2.nogeyama-zoo.org/地図を見る

それぞれの四季やイベントを通して、様々な飾り付けが施される「入口花壇」です。
ハロウィンの際には、とても可愛い飾り付けがされたそうです。

2013年11月6日(水)〜2014年1月5日(日)までは、年賀状の撮影スポットとして2014年の干支、午(うま)の飾り付けが施されています。
野毛山動物園で年賀状の撮影はいかがでしょうか。

また11月12日(火)からはクリスマスツリーが設置され、点灯式は12月7日(土)に行われますので、園内はクリスマスムードが高まってきます。

一年を通して季節のうつろいを感じることもでき、多くの人が楽しめる動物園です。

のんびりそれぞれのペースで散策

こちらの野毛山動物園には、人間でいうと既に100歳を超えているという世界では最高齢の、フタコブラクダの「ツガルさん」がいます。
昭和57年に「ひとりぼっちのラクダ」と、とあるテレビ番組が紹介したことによって、神奈川県の会社員が「かわいそうだ」と、私財を投じて野毛山動物園に寄付をしたそうです。

そしてご紹介のように、日本国内では野毛山動物園だけでしか見ることのできない「カグー」や「ヘサキリクガメ」のような希少な動物を間近に見ることができます。

また一年を通して、とても多くのイベントが開催されています。
横浜市のみなとみらい地区からも程近く、観光、散策の折に訪れてみてはいかがでしょうか。


※2014年5月23日(金)、世界最高齢のフタコブラクダの「ツガルさん」が天国に旅立ちました。
推定年齢38歳、人間の年齢でいうと120歳位だそうです。
今まで長い間、多くの人々に感動と思い出をたくさんありがとう!!
どうぞ安らかに眠ってください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/01 訪問

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